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Farmnote Member's Notes

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ファームノートで働く人々のマガジンです。 「世界の農業の頭脳を創る」ことを目指して日々奮闘している僕らの日常や学びなどを発信しています。
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2018年10月の記事一覧

#021 『おもてなし幻想』で考えるUXデザイナーの使命

ファームノートでUXデザイナーをやっている秋山ウテです。 邦題が刺激的すぎる、話題の『おもてなし幻想』。 今回は、この本から、UXデザイナーとしての使命はなんだろうかと考える機会があったので、話していきます。 使っていて不自由ない、がロイヤリティにつながる本の中身をざっくりいうと、こんな感じ。 よくある間違い = 「顧客の満足を上げればロイヤリティが上がる」 データでわかった事実 = 「顧客の不満足を減らせばロイヤリティが上がる」 「顧客を感動させればきっとまた買っ

#022 ”罫線”も一つの情報

ファームノートでUXデザイナーをやっている秋山ウテです。 顧客や上司から「情報量が多いなぁ…」と言われたことがある方、いらっしゃるのではないでしょうか。 Figmaでスマートフォン用のある画面を設計していたところ、”罫線”も一つの情報であることに今更ながら気づきました。 そんでもって、削るといいことがあることにも気づきました。 資料作りを仕事にしている方などに、共有できればと思って、今日はその話を。 罫線の有無でこんなに違う特にスマートフォンなどのスペースの限られた画

技術書を書くためのひながたを作った & 技術書典 5 宣伝

めでたく技術書典 5 に行くのですが、今回で割と本の書き方が固まってきたので Github に雛形の repository を作りました。 Re:View 記法ではなく Markdown で書いていくとよしなに出力されるようにしています。手慣れたフォーマットで書けると内容に集中しやすいですね。Re:View および md2review 作者の方、ありがとうございます。 README を見ながら操作してもらえれば PDF と ePub で出力するようになっています。 前提

#023 僕の先輩がhowを教えない理由

ファームノートでUXデザイナーをやっている秋山ウテです。 上司や先輩にフィードバックをもらう機会ってありますよね。 人それぞれスタイルはあるかと思いますが、みなさんの先輩はどんな感じで受け答えしていますか? 今日は、フィードバックをする側の人に向けて、こんな方法もいいよということを偉そうに”される側”からお話しようと思います。 いいサービスを作るにはやりがいのある環境が必要今、こんな本を読んでいます。 いいサービスを出し続けるためには、『現代における優秀な人(本書では

#024 心の最終ライン、持ってますか?

ファームノートでUXデザイナーをやっている秋山ウテです。 4月から働き始めた新卒の方とかは、社会人生活半年が経った感じでしょうか。 6年前にエンジニアの先輩から言われた一言を思い返すことがあったので、毎日頑張っているビジネスパーソンに届けばと思って、その話を。 「人生はマラソン」の意味がわからなかった19歳の冬僕が働きはじめたのは、19歳の冬。 その時は目の前のことを無我夢中で頑張りまくっていました。 ただ、一点問題があって、めちゃめちゃ頑張る時期と急にガスが抜けたような

#025 ラーニング・アニマルじゃない人はどうすればいいのか?

ファームノートでUXデザイナーをやっている秋山ウテです。 本を読んでいて、ラーニング・アニマルという言葉にひっかかりました。 インプット不足に危機感がある方とかの励ましになればと思って、その話を。 Googleが重視するラーニング・アニマルとはこの本によると、ラーニング・アニマルとは、新しいことを学び続ける人のことを言うそうです。 ここで大事なのは、頭が良いだけではだめということ。 変化を恐れず楽しめることも重要なんだとか。 特にIT系の業界にいるとわかりますが、入

#026 データを味方にすればデザインの納得度が高まる

ファームノートでUXデザイナーをやっている秋山ウテです。 駆け出しデザイナーとして、いろいろお仕事をやらせてもらって気づいたことがあったので、その話を。 「イケてるデザインなのに、なんで納得してくれないんだ!」と依頼者から成果物を跳ね返されて、しょんぼりしている方とかに届くとうれしいです。 他社を参照するのもいいけど…デザイン一つ一つには、”理由”が必要です。 というのも、成果物を依頼者に納得してもらう必要があるから。 主義主張だけだと、宗教戦争になりかねません。爆

大切にしていること-me we now理論【me編】

写真は先日、千葉での仕事の途中で発見して、引き戻ってまで撮った写真です笑。※決して、遊んでる訳ではありませんw。 今回は僕が常日頃から大切にしていることである、me we now理論について書きたいと思います。 聞いたことがある人もいるかもしれませんが、オバマ元大統領が選挙の時によく使った話法として知られており、僕は2015年に堀江貴文さんがしくじり先生で話されていたのを見て知りました。そこでとても共感を得て、それからこの3つを意識的に使おうと心がけております。 他にこ

#028 "MUST"だけで家事分担しちゃダメ!

ファームノートでUXデザイナーをやっている秋山ウテです。 みなさんのパートナーは、家事、やってくれますか?? 「彼が家のこと何もやってくれない!」っていう相談をよくもらいます。 そこで、奥さんや旦那さんなどパートナーがいる方に向けて、秋山家の家事分担の考え方について話そうと思います。 家事分担のよく聞く2つのパターン家事はそのパートナーといる限り、ずっと続くものです。 ここで、必ずといっていいほどでてくるのが、家事分担の話。 相談をもらっている中で、何曜日は何々担当っ

#027 疑うより信じて動いた方が楽しく働ける

ファームノートでUXデザイナーをやっている秋山ウテです。 こんな本を読んでいます。 市場はなぜ回るのかを解説していて、普段の仕事で言えるなーと思ったので、その話を。 市場が機能するのは、人が利己的だから?アダム・スミスっていう昔の経済学者がそんなことを言っていたそうです。 たしかに、各々が自分の利益を求めて動いている感はありますよね。 で、共産主義が失敗したのは、人間が私利私欲がない前提で経済を回していたからだそう。 必ずしもそうとは限らない本書では、利己心だけがモチ

#029 『お金2.0』で考えるパチンコにハマっていた理由

ファームノートでUXデザイナーをやっている秋山ウテです。 同僚の西野さんからの勧めで、『お金2.0』を昨日から読み始めました。 実務家から見た、これからの経済のあり方をやさしくわかりやすく解説してくれているこの本。 まだ、1章も読み終わってない笑ですが、僕自身の過去の遺産を振り返られるいいきっかけになったので、その話を。 ”経済”って何?著者のメタップス社長佐藤さんいわく、 「人間が関わる活動をうまく回すための仕組み」(佐藤, 2017, p.48) というのが、

Daily UI #001 Sign Upにチャレンジ!

ファームノートでUXデザイナーをやっている秋山ウテです。 Daily UIにチャレンジして力つけるぞ!Daily UIっていう、UI力を100日間鍛えるプログラムに参加しました〜 いろんなお題が毎日メールできて、それをやる感じ。 UI力もつけて、表現力鍛えるっす〜 どんなサービスをイメージしているか?co-inっていうサービスを考えてます。 僕は小銭が大嫌いなので、万が一手元にあったら銀行にあずけてます。 ただ、銀行が遠い&平日の限られた時間しか受け付けてくれない…

Daily UI #002 Credit Card Checkoutにチャレンジ!

ファームノートでUXデザイナーをやっている秋山ウテです。 2日目に突入です。 クレジットカードの入力フォームにチャレンジ今回は、クレジットカード(デビットカードも可)の入力フォーム。 ECとかが普及して、みなさんも入力することが多いのではないでしょうか。 フォームのめんどいポイントかくいう僕もEC使うので、クレジットカードの情報を入力します。 でも、多くの場合入力がめんどいです。 ①カード番号、②名義人の名前、③有効期限、④セキュリティコードを入れる必要があります。

#032 おすすめ本の紹介方法をミスって猛省

ファームノートでUXデザイナーをやっている秋山ウテです。 ゴール設定をミスってその解決策もミスっていたので、反省もこめてその話を。 「これマジいいよ、おすすめ。読んでみて!」ある本や記事を読んで、感動。 誰からにこのことを伝えてその本を読んでほしい… Facebookのメッセや社内のチャットを使って、「これマジでよかったすよ!ぜひ読んでみてください!」(大量に送られてきた関係各位のみなさま申し訳ないですm(_ _)m)と、送りまくっておりました。 ①純粋にいいものがあ