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もし今日の走りがミスだったと仮定するならば

まえがき

本日は、駅伝大会に参加し、数多くまた貴重な経験をする事ができました。

 今回は終始向かい風が強かった中、なおかつ初めの方の区間だったので集団で中継所に来るだろうと予想してました。
それで今回は焦って力まないこと、前と離れてもストライドでカバーしようとせずピッチを落とさないこと時計に惑わされず自分の感覚に従って走ることを意識していました。

結果としては平均ペース3'10程度でしたが、体感的には前半は3'05〜10、ラスト3キロは3'00くらいで行っている感覚でしたので
そう考えれば今日の走りは妥当、むしろベストだったという見方もできます。

しかしそれでは面白くないので今回は、あえて本日の走りはミスだったと仮定してその反省点を考えていきたいと思います。


もしミスだったとするならば

今回もっとも反省、今後への課題とする点は
オーバーペースを恐れすぎたこと。これに尽きると思います。
予定通り落ち着いて入れた、とも取れるが見方を変えれば流れが重要な区間であったのに突っ込む。速い選手についていく度胸がなかったとも取れます。

オーバーペースになって潰れる事だけは避けたかった上での判断でしたが、自分の引き出しとしてある程度速いペースでも付いていき維持する。耐える。という経験をもっていれば少しは違ったかと思い、その経験があまりにも少なかったことが露呈した結果だと思いました。

つまり今後の課題としては、自分の中でどこからがオーバーペースでどこまでがセーフティゾーンなのかという閾値または、走り方をもっと探して自分の中のグレーなゾーンを少しでも少なくしていく必要があると思いました。

 これはペースとかタイムでは簡単に測れなく、何故なら風や起伏など微妙な要素によってタイムなんか大きく変わってしまうからで、
実際どのくらいのロスかなんて計算できないからです。
この部分を克服するためには、苦しいレース失敗できる時に経験すること。
つまり、潰れる覚悟でハイペースについていく経験をする必要があると感じました。

戦い方が限定される

普段はトレーニングでもネガティブスプリット(後半にかけ上げて行くこと)を心がけていますが、それは運動生理学上その方がより効果的にトレーニングが積めるからと思っているからで、しかしレースは生理学的な要素だけで済む話ではなく、メンタル面も大きなファクターだと感じました。

時にはセオリーだけじゃなく、あえて正攻法ではない奇策にも挑戦していかないと自分の中の幅が狭いままで狭い幅では応用が効かない、戦い方が限定されると感じました。
つまりそこが弱点になってしまうからです。


6キロ過ぎから切り替えて前を追う計画でしたが、体感の割にペースが上がらず、それでも前との距離は確実に詰まっていて後半の3キロは自分の方が速かったわけなので、
たらればになってしまうが自分の50m前で同じペースで落ち着くならもう50mついて集団で粘っていければより良い走りだったのかなと今になっては思います。

まとめ

もしミスだと仮定したらと言いましたが、本当にミスだったかもしれませんし、逆に絶対にミスだとも言い切れないので、今回はあえてミスだったと仮定して考えてみました。

今回の駅伝を通して薄々感じてた自分自身の弱さ、危うさが明らかになってとても良かったと思います。

その他のトレーニング計画などは自己ベストもコンスタントに更新できているので、方向性は概ね合っているはず、なので今後はそういった自分の幅を広げて選択肢を増やすような取り組みも含めて、チームのためにもより強いランナーに近づけるよう努力していければと思います。

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