「無視された」と思うことがあった。
「ないがしろにされた」と思った。

事実、起こったことは
仕事における私の提案について、
返事がないままに
その人が他の提案をしたというだけだ。

私の提案を無視したのかは、
分からない。
内容を見て、別の方が良いと思ったのか
もともと別の提案を考えていたのか。

いずれにせよ、無視したという
エビデンスはない。

さらに、「ないがしろに」したかは
もっと分からない。
そもそも、ないがしろって何だ？

ないがしろ
【蔑ろ】
《ダナ》人や物事を、あっても無いかのように軽んずること。 

少なくとも、その後のやりとりがある以上
私を”あっても無いかのように”はしていない。
その提案については、分からない。

分からない。
なぜなら、
私が聴いていないからだ。

大事なことなら、自分で確かめればよい。
それを怠っているのは自分。
聴く手段は、いくらでもある。

自分はただ待っているだけで、
「〜された」や、「〜してくれない」と
ヤキモキしていること、あるなあと思う。

自分から、働きかける。
つくりたい状態を自分でつくる。

やり慣れていないから、
ちょっと勇気はいるけれど
ただ、それだけなのだ。

photo by 写ルンです│
左のフラミンゴちゃんは、「仲間に入れて」と言っているのか。「ごめんね」と謝っているのか。「ただいま」と帰ってきたのか。