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キネマの夜

 久々に夜の映画鑑賞。
森達也監督の(エッセイなど分筆面も含む)作品のファンだけにドキドキしながら拝見しましたね。
そのキャスティングがとにかく印象に残りましたし、鈴木慶一さんの音楽もこういう形で使うのか!と唸ってしまいましたね。

・福田村事件のポスターと色紙


 実は明日の昼の回を見る予定だったのですが、明日の昼の回はほぼ売り切れていて、確認したら明日以降は一回のみの上映になるということだったんですねー。
終了時間を考えた上で、それなら無理やり今日の夜の回に参加したというわけです。

 14時過ぎに今日の夜の回に参加を決めて、15時過ぎの列車に乗った段階では夜の回はまだまだ席に余裕があったのですが、17時近くに某大手新古書店の捜索を終えて映画館に到着したのが17時半近くだったんですが満席間近の状態になってました。
やべー、堂島孝平さんの「25才」状態になるところでしたね。
ちなみに通路側の席でしたが、かなり見やすい感じでラッキーと。

 映画はまだまだ公開されたばかりなので、ネタバレしないように大まかな感想だけ。
森達也さんを追いかけていた人にはかなり響く内容だと思いました。

 あとPANTAさんがこの作品を見たら、どう言った(&思った)のかな?と。
1987年のアルバム『クリスタル・ナハト』はドイツを主な場所として描かれていますが、そのコンセプトには日本が第二次世界大戦のみならず、関東大震災も含まれていると当時のインタビューで語っていたので。

 しかも音楽担当が鈴木慶一さんですよ。
最初のソロ・アルバム『SUZUKI白書』の録音の際、白井良明さんと台湾を訪れて、第二次大戦の傷跡を感じたこともあるわけですからね。。
こりゃちょっと違う気もするけど、このエピソード聞いてかなり悲しくなってしまった私。

 それに森監督の作品とのつながりもあるわけですから、ある方向の方々が見たくない、知らなかった、関係ないとしたいことを描いているわけですから。
アニメや音楽作品を体験した私にとって、この映画の衝撃的なシーンでの観客の一体感は特別なものになりました。真面目な話。
 
 もう少し冷静になったら、この作品についてまた語りたいですね。

 ではまたー。



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