これも買い忘れていたのか？と入手してから思った一冊でした。
割とRCサクセション関係の雑誌は家にあるので、どれを持っているか時々わからなくなるんですよ。
これはきっと加齢のせいですね、多分。
忌野清志郎さんの追悼関係のアンソロジーものも割とあるのですが、喪失感が強くてそれは混同することはないのですが。

・「レコード・コレクターズ 2021年1月号」(ミュージック・マガジン)

　この号を買い忘れた理由を考えてみると、多分長い間生活していたアパートを引き払った時期の発売でそれどころではなかったのかな？と。
大貫妙子さんの特集号もこの時期だったはずで、それも最近手に入れたり記憶がありますわ。ダメじゃん。

　「レコード・コレクターズ」の特集記事で読み応えがある内容になってますね。
彼らの歴史をフォローした上で、エレクトリック期への突入期に多大な役割をし、実質的最終形態時にも参加した春日博文さんインタビューが素晴らしい。
大学に入って、初めて国立駅近くのお店、レコード・プラントに入った時のことを思い出してしまいましたよ。
『シングル・マン』の再発運動したお店であり、RCの活動がなかなか上手くいかなかった時間を過ごした場所なんだなーとか思いながら入った私。
松本明子さんがアルバイトしていたスーパーの上の階だったはず。
何度かは買い物したけど、私が大学に通っていた時期に閉店してしまって、ゲームセンターになってしまったんだよね。。
RCサクセションのみならず、忌野さんや仲井戸麗市さんの作品についてのレビューがあるのもありがたいですね。

　そして、連載の大滝詠一さん『A LONG VACATION』についてのインタビューには忌野さんとバンド、ラフィータフィーをやっていた上原裕さんが登場するのも嬉しいですね。
村八分〜ごまのはえ〜ココナツバンク〜シュガー・ベイブ〜バイバイセッションバンド〜エキゾティックスに参加していた名ドラマーで、山下達郎さんや大滝詠一さんのセッションにもレギュラー参加していましたからね。
アルバムのどの曲に参加しているのか、大滝さんとのエピソードにも興奮してしまいましたよ。
上原さんのインタビュー本も読んでみたいです。
関係者の皆さま、ひとつよろしくお願いしますね。
しかし、買い逃したのは仕方ないにしても、なんで今の今まで放置しておいたのかなー。メチャクチャ反省中です。
とりあえず明日でこの数日に届いたRCサクセションと忌野清志郎さん関連本の報告は一区切りになります。

　ではまたー。