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読書日記~「ロック画報 22」

 昨夜、いつものように水道橋博士のYouTube配信を見ていたら、若松プロの話題でガイラという名前が出てきたんですよ。
部屋の整理をしていて、確か「ロック画報 22」にガイラさんのインタビュー載ってたと思い出してすぐ引っ張り出しましたね。
それによると、ガイラさんの名前は小水一男さんで、映画監督としてはビートたけしさん主演の「ほしをつぐもの」が挙げられています。
じゃ、行ってみよー。

・「ロック画報 22」(ブルース・インターアクションズ)

 そのインタビューによると、若松プロの作品の音楽をジャックスやフードブレインが担当したきっかけを作ったのか、小水一男さんだったという事実を再認識しました。
映画「腹貸し女」の音楽をジャックスが担当したきっかけは、新宿にあったジャズ喫茶「びざーる」に小水さんが入り浸っていたそうなんです。
そこに遊びにで来ていたのがビートたけしさんにジャックスの早川義夫さんや木田高介さんだったというエピソードには胸が熱くなりますね。
他にもこのインタビューにはすごいエピソードがあるのが素晴らしいとしか言えないですね。

 ちなみに「ロック画報 22」の特集は「ロック×映画」というものでして、三上寛さんのインタビュー(インタビュアーは杉作J太郎さん)も超強力です。
ピラニア軍団や「大都会Ⅱ」にゲスト出演した際のエピソードは杉作さんならではのやり取りがこれまた素晴らしいです。

 あがた森魚さんインタビューもかなり貴重な話が多いのですが、ここを読んでくださる方々には、多分映画「ぼくは天使ぢゃないよ」に大瀧詠一さんが出演する事情が語られているのが興味深いと予想しちゃいます。
あがたさんと森達也さんの関係なども頭に置いて読むと更に深いことになるはずです。

 水道橋博士が影響を受けたという長谷川和彦さんのインタビューもまた素晴らしいです(インタビュアーは小野島大さん)。
井上尭之さんへの思い入れやゴダイゴとのエピソードはとにかく圧巻です。

 石井聰亙さんインタビューも必読ですね。
ザ・ルースターズやザ・モッズに関する内容はこれまた胸熱です。

 この本のインタビューについて具体的に触れないのは、私がまとめたものより、とにかく掲載された形で読んでほしいからですね。
勿論、ピックアップしていない記事も充実してます。
実はこの本、CDが欠品しているということでワンコインで入手したんですよね。
人生に深く影響を与えた本がワンコインで入手したことは我ながら面白いということです。

 ではまたー。

 

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