見出し画像

意識と関心の方向


意識を他者に向けている時,
自分のことが見えなくなる。


他者が気になり、
合わせたり、我慢したり、気遣ったり、
自分を抑えてしまうことがある。

他者が、自分の予想していたことと
違うことがあると、
自分が意識していなかったものや
抑えていたものが流れ出す。

怒り、不安、不快……


意識が他者に向かっている時、
自分が見えていない。

他者が軸となっていることに

気がついていない。


意識を自分に向けている時、
自分がどうしたいか、
自分がどうするかがわかる。


刺激されたとしても,
揺さぶられたとしても,

自分を、出来事を、
眺め見つめることができる。


意識を自分に向けていると、
自分を抱えることができる。

他者を過剰に気にならない。
自分の感情にのまれない。

自分がどうしたいか、
自分がどうするかがわかる。


自分が軸になる。



時々、すり替わることがある。

相手に刺激された自分が
同じように、相手を刺激する。

あたかも、自分であるような振る舞いで、
自分が感じているものが、

相手に乗っかったら、
それは相手と同調してしまっているだけ。

自分の軸ではなくて、
他人の軸で動いている自分になる。


人から見られ、
恥ずかしい、劣っている、
馬鹿にされている、笑われている、

それらは自分が感じていて、
自分に関心を向けていること。

そして、どれも他者の目を通して見たもので、
他者に意識が向いている。
他人軸なのだ。


優しさは相手に合わせることと
勘違いをしている人も多いが、

優しさは合わせることではない。

相手の状態を理解すること!
自分が状態を理解すること!

受け入れるのでなく、受け留める✨

ということだ。


意識は自分へ、
関心は他者へ、
優しさ(理解)は、他者と自分へ、


相手を想像し読み取ることはできるだろう。

理解することは、
自分を持たねば、簡単に刺激される。

自分が揺さぶられ、引っ張られる。


自分を持つとは、
自分に意識を向け続けていけること。

自己中心や自分勝手と違う。

自分が自分を認知できる!


ということだ。


そうすることで、
相手を眺めることができる。
相手を受け留めることができる。

自分を眺めることができる。
自分を受け留めることができる。


相手を受け留められないのは、
自分の軸が安定していないから。


自分の価値を、
相手の価値で見い出しているから。


自分の価値は、自分の内側にあるのだから……



2018.08.17記録のリライト




・・お読みいただきありがとうございます・・





気に入っていただけましたら、よかったらサポートをよろしくお願いいたします!✨あなたと気持ちを共有できたら嬉しいです💕