若い人へ


自分がオッサンになって伝えたい、ヤングに向けた教訓だ。
自分は基本的に子供の頃から人と比べなかった。
そのせいで何かと遠回りをしている。
社会に於いては自分に軸を持つとおそらく不利だ。
主体性を持てば違和感だらけの世界に放り出される。
劣等感、孤独感、不安に責め苛まれる。
親その他、誰かのサポートが無ければそこかしこで弾圧される。
他人に差別され、排除され執着されて地獄を見るかもしれない。

多くの人は自分より劣る人間を見つけながら自信にする。
自分じゃなく人を観る、誰かの真似をして保険をかける。
誰かが地雷原を突破するのを待ち、追い抜いては横取りする。
誰かを否定し見下しながら、相対的に自信を持つと。
それがある種、「普通の人」らしい。
しかし彼等は思考力を持たない、独創性が無い。
同様に同じ事を言う事で共感を得、安心を買って生きている。
誰かのトレスで生きている。
彼等の心の安らぎが同調圧力の群に紛れ込む事なのだ。
一体これをカルトと言わずして何と言うのか?

この生き方を選ぶなら、永久に騙され続ける事になる。
ルールを作ったのは他人であり、自分と同じ人間でしかない。
自分同様に不安を抱え、確信が無い、間違いを犯すに決まってる。
そんな他人が作ったルールに絶対性がある訳が無いと。
仮に誰かにとっての正解だとしても、自分に適合するとは限らない。
更に状況次第で枷となり、まるで意味が無くなったりもするのに。

主体は不安を生む、疑念の渦中で正解を探す、暗中模索だ。
しかし異常を正常と錯覚して甘受する恐怖と比べればマシなのだ。
恐怖が無いというのは危機を察知できないという事だ。
異常も正常も自分で判断しない人達は何故かいつも堂々としている。
最近理解したが、彼等は何故か全く先を読まずに生きていたと。
ただ隣人がいれば最初にやられるのは二分の一、三人なら三分の一。
隣人を観てから動こうと、そんな保険をかけている。

そしてエサが来ることだけをモチベーションに生きている。
トレスとルーチンワークの繰り返し、こうしてればいいと、
パブロフの犬のように論理も無く、条件反射でエサを待つ。
本来なら肩書だけで報酬は発生しないのにも関わらず、何故か。
それじゃぁまるで金魚鉢の金魚、優雅なワケだ。
だが社会システムは金魚鉢であり、その外にいれば生きられない。
自信満々の傲慢な愚者が賢者をひたすら弾圧する、差別する。
何者かの都合で論理の無い逆さルールを強いられる、シロとクロの反転。
この絶望。

金魚鉢の中にいなければ〇ぬが、鉢の中にいてもいずれ〇ぬ。
エサをくれる金魚鉢の持ち主の気分次第であっけなく〇ぬ。
そしてその金魚鉢はおそらく外からでは壊せない。
中から壊す以外にないと。

自分にはもう気力が無い。
どこに行っても叩かれる、BANされる、排除される。
変わりたくない人間が、逆にこちらを変えようとひっきりなしだ。
何一つ論理が無く、いくら説明しても通用しない、理解できない。
こちらが彼等に同化した瞬間、その利の全てを失うのが理解できない。
他者に求める事で破壊する、この矛盾にまるで気付く気配が無い。
なのにこちらに期待する、依存する、責任を押し付ける。
駆け引きにリソースを使い、情だの暴力だの疎外だので枷を付けてくる。

彼等がいればこちらは浮上できないというのに。
彼等も同時に変化しない限り、誰一人と浮上できない。
全員が丸暗記を辞めて、ロジックを構築して道理を身に付ける以外にない。
全員が主体性を持つ事でしか解決しない。

全員が他人のトレスをやめて、自分で考えるしかない。
同時多発で考え始めれば、金魚鉢から全員出る事が出来る気がする。
考えなければ不安からは逃れられる、しかしただそれだけだ。
周りは考えない事を強いてくるが、彼等が責任を負える訳じゃない。
目を赤くして威圧してくるのは相対的アイディンティティが消えるからだ。
詭弁を盾に異分子を貶めないと、ファッションを失ってしまうからだ。
自分が被害者であるかのように「お前が悪い」と依存する、執着する。
考えない人間は考えないからダブスタも平気なのだ。

因果の逆転、逆柱によって年寄りほど心が幼い、幼児が上にいる。
幼児に育てる事は出来ないから、奪い、どんどん下降する、萎縮する。
弱者がさらに弱者を求め、依存し、作り出す。
内弁慶が更なる内弁慶を生み、最後はブラックホールが誕生してしまう。
退化を向上と錯覚し、恥を自慢げに見せびらかす。
それを指さして外国人が笑う、パックンや厚切りが笑っている。
その笑みを友情と信じ、つられてバカも笑う。

日本だけじゃなく隣国も同じ事をされ、アジア全体を弱体化している。
愚者優遇政策により洗脳された老人にこれを変えるのは無理だ。
バカじゃないと地位を得られない、権力を得られないのだ。

同時多発でこの価値観を変えないと終わる。

そういう話。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?