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1月読書 『1日誰とも話さなくても大丈夫』 著:鹿目将至

“精神科医がやっている猫みたいに生きる5つのステップ”

伝え方が柔らかくて人間味があって、やってみようかなぁ、という気持ちになった。

最後のオチ?といっていいのか著者の精神科医さんも根っからの人間で、無意識のその本能や性質に飲まれてしまう日々に向き合いながら生きているんだと感心した。

分かっていても、そのコントロールが難しいのである。

私は、瞑想とか難しくて苦手なんですけど役者のWSで“空間と一体化する”というのがあって、それは割と好きで。

最近猫カフェに二回ほど行ったのですが、あそこはいいですよ~
時間の流れ方が現実と異なっているような感覚があります。

自分も低い体勢になって猫を真似てみるんです。

普段、自意識が強くて人間みたいに思考、知恵があるものと同じ空間にいるとどう思われているんだろうとか考えないことができないんです。
ところがどっこい、この空間を共有しているのは猫ですから。
私に興味がないことがハッキリしていて、とことん居やすいです。

自分の居場所ないなぁって感じたら、この本を手に取って猫カフェに行ってみてください。
疲れたら一旦本は閉じていいし、自分のペースでゆっくり自由に。

本が溜まっているから早く読み切らなきゃとか、こんな少しずつしか読めないなんて無能だなぁとか考えなくていいです。

言葉はチリツモ。
人生もチリツモ。
本の栞はいつもあなたに寄り添ってくれますよ。

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