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主夫な八百屋の子育て日記

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家族の引越をきっかけに主夫になった男の子育て日記。八百屋ならではの視点の子育て論もあったりなかったり。過去の書き溜めたものから始めてみたいと思います。
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2019年11月の記事一覧

本日娘が中学入試。そして、受験といえば思い出す、”棚からぼたもち”のこと。

本日娘が中学入試。そして、受験といえば思い出す、”棚からぼたもち”のこと。

本日、長女(12)が中学入試です。午前の試験が終わって、午後からは作文の試験と面接でしょうか。面接は女房に任せて、私は店の営業です。

”受験”というと、いつも思い出すことがあります。

高校入学直後、保護者向けの入部説明会で顧問の先生が言った第一声。

「高校生活は4年間だと思ってください。3年間は部活漬けになるため、勉強はどうしても二の次になります。しかし、一浪すればみんなちゃんと進学していき

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何でも受け止める、やさしい長男です。

何でも受け止める、やさしい長男です。

何かとやさしい長男(5)。

姉や弟が怒られていると、「おこんないで」と言い。

すねている姿を見つけると、「ぎゅーってしてほしいんだよ」と言う。

自分でできるくせに、「ちちとー!」と騒ぐ弟に対しては、「おれがやってやるよ」と手伝ってやる。

そんな長男、「誰と結婚するの?」と聞くと「だれでもいいよ」との回答。

それが先日。「〇ちゃんと」と女の子の名前が!

理由を聞くと、「○ちゃんがおれの

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かわいい子には旅をさせよ。

長女(7)だけ、スイミングの大会が江別(札幌の隣)であり、スクールの子らと1泊2日のバス旅行へ。

親御さんの中には、江別へ応援に行かれる方もいたのですが、ここはあえて1人で送り出すことに。

予想通り、直前になって不安になったのか、「(上のコースの)知らない子がいっぱいいるからヤダ。もういかない!」と言い出す始末。

戻ってきて「何が一番おもしろかった?」と聞くと、「みんなでのおとまり!」。

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溶連菌、ときどき腎炎。

溶連菌、ときどき腎炎。

昨年春、次男が小学校の入学前に急きょ入院しました。

朝、なんか人相変わってるコイツ?、と思ったものの、熱もなく元気なので、まぁいっか、と登園したところ、ベテランの先生に、「顔変だよー!保健師の先生に後で見せるね」と言われ、なんかあれば後で連絡来るかな、と車に戻る。

しかし、ふと心配になり、「子ども 顔 むくみ」とスマホで検索。

調べてみると、「腎臓」という言葉が。

「えっ、これはやばい!?

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期間限定のやさしさ

期間限定のやさしさ

長男が5歳の誕生日を迎えた日のこと。

大きくなったなぁ、と感慨もひとしお。

誕生日当日、朝から「たんじょう日おめでとう」と声をかける長女(7)。

昼間DVDを借りに行くと、「たんじょう日だから、○◇にえらばせてあげようね」と次男(3)を諭す長女。

さらに、誕生日ケーキを食べる時には、「さいしょに一ばん大きいのを〇◇にあげてね」とこれまた大人な対応。

いやー、娘も成長したなぁ、と感心しまし

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一度のケンカで別れるなんて…

一度のケンカで別れるなんて…

大学生の頃、久々に地元の駅前で会った中学時代の同窓生の女の子と話をしていて、びっくりしたことがありました。

「こないだ付き合ってた彼氏と1回のケンカで別れてん。」

たった1度のケンカで別れる人を初めて目の前にした瞬間でした。

付き合い始めはお互いに様子見で、夢見ている部分もありますし、外面よく付き合うのでケンカもないのでしょうが、赤の他人ががっつり付き合いだしたら衝突しないもおかしいと思いま

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みんなちがって、みんないい。

みんなちがって、みんないい。

4/2は、国連が定めた“世界自閉症啓発デー”です。世界中で自閉症について知り考える日です。

自閉症含めた発達障害の人は、脳内の働き方が大多数の方と比べ異なり、”脳のタイプ”が違うと言われています。

ただし、脳というはた目にはわからない器官の働き方が異なるため、外見からはわかりづらく“ちょっと変わった人”と認識されてしまうという問題が起きてしまいます。

例えば、発達障害の一つ、アスペルガーの人

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子の成長に気づくとき②

子の成長に気づくとき②

毎週土曜、下2人はスイミングの授業があり、朝ドタバタと準備。

「着替えなさい」
「歯磨きしなさい」
「靴下はいて」
「プールの準備入れて」
とせかす父。

さて、出発という段になり、妻の一言から夫婦で家事の仕方で大激論。

(早くいかないといけないのに!、と心では思いつつ…)、一通りお互い意見を吐いて、ふと見ると準備完了して靴を履き玄関で待つ子が2人。

次男(3歳なりたて)「ちち、もうおおごえ

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個人商店は、店主が顔を出してこそ信頼される?

個人商店は、店主が顔を出してこそ信頼される?

昨日、常連さんから店主の顔が見えないと、個人店はなかなか入りにくいよ、と言われまして。

本当は周りのお店に顔を売れ、という話でもあったのですが、まずはここ数年で撮った写真を連ねてみます。

いつもは野菜の話や写真ばかり(子育てネタも)ですが、店主はこんな奴です。

一枚だけ慣れない自撮り写真が混じってます。
どれかわかりますか?(バレバレ(^^;)

そして今日、いい写真見つけました。

以前取

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子の成長に気づくとき。

子の成長に気づくとき。

まもなく小学2年生の長女。

入学当初は朝なかなか起きず、どうなることやらと思っていました。

2学期途中から徐々に自分で起きて準備ができるように。

この春休み、母親と弟と一緒に東京の祖母のところへ行くに当たり、「学校行くときと同じ時間には出るからね」と前夜に言うと、

翌朝自分で起き、さらに弟を起こして準備をせかしてました。

ちゃんと育っていくもんですね。

あまりガミガミせず、子どもの成長

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イヤイヤ期を経て、3歳にして立つ!

イヤイヤ期を経て、3歳にして立つ!

末っ子で甘えん坊の次男。

朝起きれば父にだっこをせがみ、自分でやるように言われると、母や姉、兄に「いっしょにやろ」と言い(実際はほとんどやらせる)。

姉大好きで一時は「けっこんする」とも言っていた、そんな次男がついに3歳になりました。

そして迎えた保育園の面談。

「3歳になって急にトイレがスムーズに行けるようになりましたし、給食でも野菜を少しずつ食べるようになりました」とのこと。

“3歳

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【ホームパーティの効用】ものぐささんにも、ホームパーティはいいものです。

【ホームパーティの効用】ものぐささんにも、ホームパーティはいいものです。

函館(正確には隣の北斗市)に来て以来、毎年12月の20日過ぎに自宅でクリスマスパーティを催します。女房が学生を呼んで、子どもらは友達を呼んでのパーティです。

ホームパーティといえば、20代後半、女房が一時期アメリカに単身赴任だしていたので、当時飼っていた愛猫の名を借り、“居酒屋ゆきのすけ”と称し、毎月1回、家に友人を呼び、ホームパーティを開催しておりました。

ホームパーティ、めんどくさい部分も

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こども食堂、やっています。

こども食堂、やっています。

3年前の5月から、店の隣にある(函館)本通町会館にて、毎月第3木曜日に「はこだてこども食堂」をボランティアの人たちとやっています。

テーマは「つくってたべよ いっしょにたべよ」。毎月、子どもらと一緒に料理をして、温かい食事をみんなで楽しんでいます。

「こども食堂」というと、世間的には「孤食や貧困」との関連で報道されがちです。問題の根っこは、地域の大人が地域の子どもの成長を見守りづらくなっている

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うれしい娘からのことば。

うれしい娘からのことば。

先週5日ほど、女房が出張で不在でした。

そんな中、事あるごとに抱っこをせがむ次男(まもなく3歳)。

お風呂に入って、就寝する前、長女(7)が「父、これあとでよんでね。てんてんがないからね」と、DS(ゲーム機。手書きの文字を認識するワープロ機能あり)を手渡されました。

開けてみると、
「ちち、たっこはかりでおつかれさま。わたしもてつたいかんはるからね。」。

思わず長女を呼び、ぎゅーと抱きしめ

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