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摂食指導の第一人者 大山牧子先生ってどんな人?

前回のnoteでは、「手強い 偏食・食べない子にお悩みのご家族・支援者のためのオンラインセミナー」を共催するmog株式会社代表の小浦ゆきえさんに、モグモグに込められた想いについて、話を伺いました。

その際、「手強い 偏食・食べない子にお悩みのご家族・支援者のためのオンラインセミナー」に講演していただく大山牧子先生についてもお聞きしました。今回はその内容についてお伝えします!


大山牧子先生との出会い

私(mog株式会社代表小浦ゆきえ)と大山先生との出会いは、5年以上前、mogを発売して間もないころにさかのぼります。
当時、製品を開発して出したはいいものの、食べられない子のご家族に製品のことを知っていただく方法が全くわからない状況でした。そんな中、インターネットで食べない子について検索していると、大山先生のことが出てきたのです。
「神奈川県立こども医療センターには偏食外来をやっている大山先生という先生がいらっしゃる」…それが、大山先生を知った最初でした。
その後、小児科系の学会にブース出展していた際に先生からお声かけいただき、ご縁をいただきました。

偏食外来設立の契機

大山先生は、元々新生児科のドクターとして小さく生まれた子や、色々な障害・病気をもって生まれてきた赤ちゃんを治療してきた先生です。その先生がどうして偏食外来をしているのか疑問をもちました。
それは、色々な理由で哺乳が上手くいかない子・そして食事が上手くいかない子を見てきたことや、ご自身が脳出血で嚥下障害の当事者になった経験からだそうです。
そこから、日本でも食べることが上手くいっていない子をサポートできる場所を作ろうと、偏食外来をスタートされたのでした。その後、【特別に食べない子の支援のために開発されたSOSアプローチ】というプログラムの存在を知り、アメリカまで受講しに行かれたそうです。

食べられない子をみんなで支えていくために

大山先生は、ご様子や発言からクールでシャープな印象を与えますが、食べられずに困っているお子さんとご家族のためにとても熱い思いを持っていらっしゃいます。また、日本でも食べられない子の支援を根付かせたいというお考えもお持ちでいます。そこで、私は、オンラインセミナーと福岡の支援者が集いつながれる場所を企画したいと強く感じました。

くしくも、今年は、保育施設での窒息事故が続けておこり、食事支援の在り方が問われている気がしています。
「食べることの練習をしている小さな子どもたちと、どのように関わるのが良いのか?」を改めて多くの方に知っていただきたいと思っています。
そんな気持ちを、ソーシャルワーク福岡豊福さんにお話ししたところ、二つ返事で「やりましょう!」と言ってくださいました。保育ソーシャルワークで活動する中でも、保育士さんや保護者さんから偏食に対する相談は多いようです。
それからの豊福さんの行動と意思決定の速さ&的確さが素晴らしかった。「こんなサポーターがいたら、保育園や幼稚園の先生は安心して仕事に専念できるはず!」と改めて感心させられました。

食べることにも練習は必要

「食べることはできてあたりまえ」と思われがちですが、自転車に乗ったり、逆上がりができるようになるのと同じように、「食べることは練習してできるようになること」です。どのようなことが危険なのか、どのようにサポートしてあげるのが良いか、周りの大人が知ることから始めていただきたいと思っています。
多くのご家族・支援者の皆さまのご参加をお待ちしております。

手強い 偏食・食べない子にお悩みのご家族・支援者のためのオンラインセミナーのおしらせ

本セミナーで、大山牧子先生に直接質問ができる“オンライン研修会+事例検討会”は、人数に達したため、募集が終了いたしました。オンラインでの聴講とアーカイブ視聴はまだまだ余裕があります。下記の記事または申し込みサイトPeatixをご参考の上、Peatixにてお申し込みください。

お申し込み方法

下記Peatixよりチケットをご購入ください。
https://sw-f-1119.peatix.com/

みなさんの参加をお待ちしております!

お問い合わせ先

株式会社ソーシャルワーク福岡:info@sw-f.jp