西日本新聞 取材裏話|保育ソーシャルワークに力を注ぎ始めた理由とは
先週3月29日の西日本新聞朝刊一面に掲載された記事について、様々な方から応援メッセージをいただきました。本当にありがとうございます。
実は、この取材はもう2か月ほど前から動き出していました。
株式会社ソーシャルワーク福岡代表の豊福へのインタビュー調査の他、現代社会における保育ソーシャルワークの必要性の裏付け調査や、その必要性を論じている大学の先生へのインタビュー等々・・・
どーん!と1面に掲載いただいたあの掲載記事の内容の、5倍にも10倍にも及ぶ情報の綿密な調査と裏付けが記者さんによって行われていたのでした。
(掲載された3月29日当日の朝、新聞を自宅ポストから取ってきて「どこに載ってるかなー」と裏面からみていたところ、なんと1面!!さすがにびっくりしましたー!!)
そこで、今回のnoteでは、記事に入りきれなかった内容の一つである「保育ソーシャルワークに力を注ぎ始めた理由」についてお伝えしたいとおもいます。
きっかけは新型コロナウイルス感染拡大から・・
これまで私は産前産後支援を個人でしていました。産前産後支援は、女性の人生の要に立ち会い、そしてこれからの生き方について考える繭のような時期を伴走するとてもやりがいのある仕事です。
しかしながら、家庭訪問を主とする事業形態だったので、コロナ禍にこの業態で続けていくことは難しい…と、ちょっと立ち止まって考えました。
これと並行して転換の必要性を感じていた、「個人でご依頼いただくお客様の負担軽減」、「ソーシャルワーカー自身の働き方改革」などを実現するために、法人立ち上げに至りました。
そのことを掘り下げて考えてみるとその行動の根幹は以下4点の理由にまとまりました。
4つの理由
上記の理由から令和4年8月10日に法人化し「株式会社ソーシャルワーク福岡」を設立しました!
こんなに自らの思いを掘り下げ言語化しようと思ったのもこの取材の効果です。有難い機会でした。
記事の中で、筑紫女学園大学 大西良准教授は「小学校低学年で不登校が始まるなど、子どもを巡る問題は就学前の段階ですでに固定化している」と述べていらっしゃるのは実践家としても「まさにその通り」と感じており、私達も早期の関りをとても重要に思っています。
「チーム保育」についての講演会を開催します
取材いただいた記者の方は、大西先生に新聞掲載記事以外にもたくさんの事をきいてくださっているようです。
その内容は私達も知りたいですし、保育ソーシャルワークに興味をもってくださっている園関係の方、保育士さん、行政関係の方々等もきっと「聞いてみたい!!」と思う内容だと思います。
そこで、「チーム保育」の必要性を論理的に知ることができる講演会を企画します。講師は、取材協力もしてくださった筑紫女学園大学 大西良准教授にお願いいたしました。
さらに、実際に保育ソーシャルワークを導入し、「チーム保育」を実現している福岡県太宰府市にある水城保育園 園長岩渕善道先生もお招きし、実践者側のお話も聞くことができるような形で開催いたします。
参加費無料、講演会後は座談会形式でお話できる時間もご準備したいと思っていますので、ご興味ある方はぜひ7月12日あけておいてくださいね(*^^*)
(参加申し込みは5月頃を予定しています)
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●日時 令和5年7月12日(水)14時~17時
●場所 筑紫女学園大学 飛翔会館3階 スクヮーヴァティー・ホール
( 福岡県太宰府市石坂2丁目12−1)
●講演会テーマ「はじめませんか?チーム保育」
●講師(前半)
大西 良 氏(筑紫女学園大学 人間科学部 人間科学科 心理・社会福祉専攻 准教授)
題目:保育ソーシャルワーカーを活用したチーム保育作りへ(仮)
●講師(後半)
岩渕 善道 氏(社会福祉法人一光福祉会 水城保育園 園長)
題目:保育ソーシャルワーカーを活用したチーム保育の実際(仮)
●問い合わせ先:株式会社ソーシャルワーク福岡 info@sw-f.jp
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最後は、講演会の宣伝みたいになってしまいましたが、記事やnoteをきっかけに、保育ソーシャルワークやソーシャルワーク福岡に関心をもってくださった方は、ぜひ講演会まで足を運んでくださると嬉しいです。
お問い合わせ先
株式会社ソーシャルワーク福岡 info@sw-f.jp