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「千年の時をこえて」を読んで

今回は、「千年の時をこえて」を読んだ感想を書いていこうと思います!!

’’あらすじ’’には結構ネタバレがあるので、読んでいない人は、途中まで読んで’’感想’’に移動した方が良いと思います。

あらすじ

千年の時をこえてのあらすじです。

千年前の平安時代に、友達と一緒に遊ぶために林で待っていた’’マコマ’’が、自分でも気づかないうちに死んでしまいます。死んでしまったマコマは、自分では1日しかたっていないと感じるのに、実際は何年もたっている早送りの状態で、現代の静枝に出会います。現代になっても、マコマは1か月しかたっていないように感じています。

静枝がマコマの名前を呼ぶと姿が現れます。こうして、マコマは日常の事について、静枝から色々聞きました。

そこで、神社(マコマが迷った林には、現代神社があります)の神主さんに、死んだ自覚がないのにあの世に行かない場合は、悪霊になる可能性がある。

ネタバレ↓

という事で、最終的には静枝も協力してマコマを祓いました。

感想

この本を読んだ感想は、「どんなに自分が嫌だと思っても、相手のためにも自分のためにもなるのなら、実行するべき」という事です。

この話でも、「マコマがいなくなるのは嫌だけれど(嫌な気持ち)、マコマが1人で生活することもなくなるし(相手のため)、悪霊になって自分に被害が起きなくなるから(自分のため)」という事で、祓うことに決めました。「相手のためにも自分のためにもなる」のなら、嫌な気持ちが前に立ちふさがっても、突き破るべきだと思います。

あと、知らなかった万葉集についても知ることが出来てよかったです。

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