ハンド

【ハンドボール篇】簡易化ゲームで課題を感じさよう!

あらゆるスポーツに活用できる
おもしろい運動教材を紹介していきます。

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今日は 『リードアップゲーム』

リードアップゲームとは...
初心者でも現在の技能で楽しめるように
ルールや環境などを工夫したゲーム

さて、今日からハンドボールです!
まずは、基本技能からやっていきましょう...と言われたから、どう感じるでしょうか?実践の動きのイメージができないままだと、基本技能の練習も効果が薄くなってしまう場合があります。そこで、まずは「簡易化されたゲーム=リードアップゲーム」で大枠を把握する。今回は、実践の動きから、自分の課題を見つけ、基本技能の練習につなげていくスタイルを採用してみました。

スポーツに限らず、まずは実践の場で動いてみないと「自分に何が必要なのか?」課題は見えてきません。必要なものがわかると、人はそれを獲得しようと動いたり、学んだりしていきます。内発的動機づけにつながるわけです。それを体育verに応用しました。


■ ルール

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相手コートにある
コーンを倒したチームの勝利

ただし...

ドリブル禁止!

ボールがパスされたら、最後!
もう動くことはできません。
もし途中で指導を入れるのなら...
焦点は「周りの仲間の動き」に当てます。
パスをもらうにはどう動けばいいか?
空いた空間、デュフェンスを振り切るといった様々な戦術キーワードが出てくるはずです。問いかけをしながら進めていきましょう!



■ Lev.2 新ルールの追加

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ルール変更
実践のルールを2つのみ採用

先ほどのゲームにある程度慣れてきたら...
少しづつ国際ルールに近づけていきます。

lev.2では「パスでボールを保持したらルール範囲内で動く」ことができます。先ほどのドリブル禁止のゲームより制限が少なくなるわけです。そうなると、ボール保持者も相手ディフェンスをかわすことが可能になります。

オリジナルルールを加えることで
行動がどう変化するのか?

変化する行動を予測し、逆算してルールを考える。優れた指導者は「相手の行動(つまずきなど)が予測でき、その具体的な手立ても考えた上で、運動メニュー作成や指導を行う」という研究結果もあるほど。結果的に自分が意図する学びにつなげられたらいいですね。


■ 能力を覚醒せよ

□ 定位能力
▶︎ 周囲の人や物との位置関係を把握する力
□ 変換能力
▶︎ 動きを素早く切り替える力
□ 反応能力
▶︎ 合図や相手の動きに素早く反応する力
□ 分化能力
▶︎ ボールなどの道具を巧みに扱う力


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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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