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「すごい脳の使い方」を読んで、アウトプット前提の学びの効果があることを改めて知れた

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こんにちは、旅人先生Xです。

今日は「すごい脳の使い方を読んだ感想」について書いていきたいと思います。

昨日、気になっていたことが本にも書かれていたので早速、記事にしていきます!!

本からの学びをもっと記憶に残したいという方はぜひ目を通してみてください。

目次は、以下の通りです。


すぐに使ったり、人に説明したりすることは、やはり効果的だった


昨日の記事で、長く覚えているためには、記憶から引き出すという行為が関係しているのではないかと考えました。

記憶から引き出すことをすると、頭が「この情報は必要だぞ」と思ってくれると思ったからです。

また、どんな場面でどう使うかを考えながら読めば、記憶に残りやすいのではないかとも考えました。

そのほうが、読んで学んだことををすぐに使ったり、人に説明したりしやすくなるからです。


昨日の記事を書いた後、「すごい脳の使い方」という加藤俊徳さんが書いた本を読んでいたのですが、そこに同様のことが書かれていて感動しました。

日常で気になっていたことが根拠をもって紐解かれた気がして、スッキリ&嬉しい気持ちになったのです。

そこで、せっかくですから書籍から学んだことの一部を改めて整理したいと思います。


覚えていたいなら覚えているための工夫が必要

ただ、なんとなく覚えていたいなと思って読むのではなく、工夫をして読んだ方が覚えていられることが増えます。

当たり前と言えば当たり前ですが、今まであまり強く意識してこなかったなと書籍を読んでいて反省しました。

昨日考えていた「繰り返して使う」、「すぐ使う」ということ以外にも、効果的な工夫が書かれていたので、ご紹介したいと思います。

いくつかいいなと思ったことがあったのですが、私がこれは面白いぞと思ったのは、「音読」と「出力強化性」のことです。


「音読」は小学校ではよく行われる手法ですが、効果的である理由が書かれていました。

ざっくり書くと「音読」では、視覚・運動・聴覚・感情といった脳の働きが活発になるため、記憶が長持ちしやすくなるようです。

音読をすると目で見て、口を動かし、耳で声を聞き、内容で感情も動くわけです。

脳はいろいろな働きが活発になった方が大切な記憶だと判断しやすくなるようなので、それが実現できる音読が効果的というわけです。

そう考えると小学校の国語の宿題のように、物語を音読するだけでなく、社会のエピソードや理科や算数で学んだことなどをまとめたものを声に出して読んでみることもよい工夫になると言えます。

音読の良さの仕組みを知って入れば、いろいろなことに応用が効きやすいと感じたので、特に面白いなと思いました。


「出力強化性」については、書籍で面白い部分があったので引用させていただきます。

そもそも脳は情報をインプットするときだけでなく、アウトプットのために取り込んだ情報を思い起こそうとした時の方がより強く記憶される「出力強化性」が備わっているため、記憶力の向上にもアウトプットは欠かせません。

すごい脳の使い方第三章より引用

ざっくり行ってしまえば、「出力強化性」は、使う時の方がより強く記憶されるといえるかなと思います。


すぐに使ったり、人に説明したりするのが効果的だった理由の1つは、この出力強化性のようです。

そのため、使う機会を先に設定して学ぶようにするとか、使う場面や実際の使い方を想定して学ぶといった工夫をするが効果的と考えられます。


仕組みがわかれば応用が効くというのは、本当ですね。

私は今まで感覚的にこの方法は覚えやすいなと思っているだけで、仕組みまであまり考えていなかったのですが、これからは狙って使っていけそうです。

こうして改めて考えてみても面白いなと思います。

「なんで覚えていることにこんなに差があるのだろう」という昨日の問いから、一つ世界が広がった気がします。



すごい脳の使い方では、「加齢に伴う記憶の仕組みの変化」も取り上げられていましたので、明日は、そのことについて書いてみたいと思います。




今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました😊

また明日の記事でお会いしましょう!

みなさま、良い24時間ををお過ごしください!!

※ぜひ、スキやコメントで応援していただけると嬉しいです。

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