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子どもの行動を見守ることと手を貸すことの境界線を見極めるのは難しいけれど…

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こんにちは、旅人先生Xです。

今日は「見守ることと手を貸すこと」について書いていきたいと思います。

子どもに関わる人には特にオススメの内容ですので、ぜひ、目を通してみてください。

目次は、以下の通りです。


「見守ること」と「手を貸すこと」について


学校現場で働いていると「見守ること」の重要性を感じます。

何でもかんでも、壁となることを取り除いていては、子どもが得られる経験が少なくなってしまうと思うからです。

大人(学校の先生は特に)はついつい、手を貸したり、口を出したりしがちな傾向にあります。

ですので、先を見据えて、グッと堪えて見守るというアプローチをすることを意識するのが大事になってきます。

手をかけるのではなく、目をかけるイメージイメージですね。


一方で、適切なタイミングで声をかけたり、手を貸したりすることも大切になってきます。

常に知らないことや経験のないことに対して、「全部自分で考えてください」というのでは、丸投げすぎると感じるからです。

丸投げし過ぎると困ってしまってやる気を失ったり、培えるはずの力が培えなかったりする場合が出てくる可能性が高まります。


「見守ること」と「手を貸すこと」はある意味で逆のアプローチなので、それぞれの方法をどう採用するか、その時々で判断しなくてはなりません。

そこに、見守ることと手を貸すことの難しさがあるような気がしています。



境界線を見極める努力をする


見守ることと手を貸すことの難しさについて書いてきましたが、「難しいから、仕方ない」と言って諦めるのは勿体無いと思います。

なぜなら、経験上、試行錯誤していけば、改善する余地が十分にあると感じるからです。


見守ることと手を貸すことの境界線は人や状況により様々です。そのため、一律、「こういう場合はこう!」というマニュアル的なものはありません。

一人ひとりに応じて考え続けていく必要があり、難しさも生まれます。ですが…だからこそ、試行錯誤で改善の余地があるとも考えられます。


1人で取り組む学習など、個人の活動については、比較的アプローチしやすいと思います。

対象が1人の子だからです。

その場合、その人とじっくり向き合って、どうしていくかをよく考えたり、話し合ったりすることで、よりよくできる可能性が高まります。


一方で、人間関係についてなど、対象が複数人に及ぶ場合は、複雑になる傾向にあります。

こちらに関しては、事前と事後の見守りと支えとなるアプローチが重要になってくると思います。

干渉しすぎても、大人の自己満足になってしまい、うまくいかなくなってしまうところに難しさがある気がします。

ですが、「どうせ無駄」ではなく、「どうしたら子どもの成長の支えになるか」ということを考えながら、本人の気持ちや意思を尊重して接していくことが大事になるのではないかと私は考えています。



私が行動する時に意識していること


見守ることと手を貸すことの境界線を見極めるのは難しいですが、「見守るし、手を貸すこともある」という間の部分もあるということを頭に入れておくと少しはやりやすくなると思います。

手を貸したり、助言をしたりする割合と見守る割合で考えるイメージですね。

0、100で考えるのではなく、40:60とか、30:70とかで考えるというわけです。

感覚的なことですが、そういう意識を持つようにするとより相手にあったアプローチになりやすいですし、試行錯誤もしやすくなると思います。


色々と書いてきましたが、私自身、試行錯誤の毎日で、子どもの成長のためになる接し方が少しずつでも上達できるように頑張っているところです。

今回書いた内容がみなさんのお役に立てば幸いです。



今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました😊

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