Tact Labs(FL Studio DTMer)

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Tact Labs(FL Studio DTMer)

ambient jungle,drum'n'bass,electronica,breakcore,techcore,drill'n'bassなどを主に創っています。音楽への終わりのない旅をしています。旧tact Labs名義。※Youtubeとnote以外のアカウントはありません

最近の記事

【過酷な環境(学校/職場など)で精神的に苦しくなるのは正常な反応であり、病ではないという話】

少し気掛かりで憂いていることを書きます(この後仕事に入りますので手短に書きます)。過酷な環境(学校/職場など)で精神的に苦しくなるのは正常な反応であり、病ではないのだ。という話をしたいと思います。  例えば医療・福祉・教育の現場で働いていると身に染みて分かるのですが、人手不足と業務量の多さに圧倒されます。そしてシビアな状況の中で人間関係を良好に保つことは難しくなります。他にも物流や建設業、飲食業など同様の問題を抱えている業種は数えるとキリがありません。  例えばあるワーカー(

    • 【海外のアーティストはどんな機材やPluginを使用しているのか?】Jungleおじのレポートその②

      機材レポートの続編です 現代に生きるJungalist達の機材を探してみよう!というこのコーナー。 私も音楽機材が大好きなのですが、新しいものが最高にイイっ‼て訳でもないんだよなぁ…と最近つくづく実感しております。彼らが扱う機材はミキサーなどを含め古い機材がメインですが、サウンドが心地よく今でも新鮮に聴こえます。ローテクでLo-fiで、ちょっと懐かしい…Future Retroな世界を旅しましょう! 尊敬して止まないUKのアーティストarcologies。幅広い機材とTr

      • 【海外のアーティストはどんな機材やPluginを使用しているのか?】Jungleおじのレポートその①

        番外編になります。息抜きにどうぞ~ 90's~00'sの曲をつくるJungalist達はどんな機材を使用しているのでしょうか?ニッチな世界ですが興味のある方もいらっしゃるかもしれません。個人的に気になっているアーティストや活動を支援しているアーティスト達の機材やpluginを探してみよう!というコーナーです。 特にここで取り上げるのは、現在進行形で作曲活動を続けているアーティスに焦点を当てています。現代のJungalis達は一体どんな機材やPluginを使用しているのでしょ

        • Ambient jungle,Atmospheric jungle/d'n'bのつくり方:④Percussion,SFX,Voice sampling編

          ①~③は曲づくりの基幹部分を説明しました。今回から楽曲に彩りを添えるためのTipsを紹介致します。 Ⅰ.Ambient jungleやAtmospheric d'n'bのVoice samplingについて 前回公開した記事の中でJungleやIDM等のサンプリングソースをまとめているYoutubeチャンネルを共有しました。視聴された方でお気づきの方もいらっしゃると思いますが、当時の映画やドラマ、アニメーション、ゲーム、インタビュアーとの対談などお気に入りのセリフをSam

        【過酷な環境(学校/職場など)で精神的に苦しくなるのは正常な反応であり、病ではないという話】

          Ambient jungle,Atmospheric jungle/d'n'bのつくり方:③Breakbeats編(How to make d'n'b beats)

          今回はBreakbeats編です。 Breakbeatsはレコード等からサンプリングしたドラムのブレイク部分をループさせたり、サンプラーやオーディオ編集ソフトでSlice→ビートを再構築する手法のことです。Hip-hop、Jungle問わず、Drum'n'Bassや近年のElectronic musicでも頻繁に活用されているテクニックです。 有名なドラムブレイクとしてはジェームズ・ブラウンの「Funky Drummer」,「Tighten up」,「Soul Pride」。

          Ambient jungle,Atmospheric jungle/d'n'bのつくり方:③Breakbeats編(How to make d'n'b beats)

          Ambient jungle,Atmospheric jungle/d'n'bのつくり方:②Bass編

          今回はBass編です。 Jungleでは808 Bassと呼ばれる正弦波(Sine wave)を用いたベースがよく使用されます(以前はDrop Bassと呼ばれていましたが、Trapというジャンルが確立されて以降この呼び名が定着したようです)。 近年のDAWではRoland TR-808や909のドラムキットがSample packとして(或いはInternal Pluginとして)初めから使用出来ます。今回はSynthesizerを使用して808 Bassをつくる方法と、T

          Ambient jungle,Atmospheric jungle/d'n'bのつくり方:②Bass編

          生成系AI(AI作曲)について考えていること

          高度なAI作曲が間もなく登場すると見て間違いはありません。 イラスト生成系AIの登場は、この先何が起こるのかを暗示するのに充分過ぎるインパクトを持っていました。殆どの芸術家は敏感に反応したように思います。あらゆる領域のフィールドで、この先自分が関わっている仕事がAIや機械化によって失われるのではないか?また、自分が取り組んでいる創作活動が生成系AIに完全に呑まれるのではないかという虚無感、危機感を抱いたのではないでしょうか。こういった感情は正当なもので、それ自体健全な反応だと

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          Ambient jungle,Atmospheric jungle/d'n'bのつくり方:①Pad編

          今回はPad soundのつくり方について説明をしていきます。 その前にBPMの設定について触れておきます。 Ambient,Atmospheric jungle/d'n'bのBPMは155~180の幅に収まることが多いです。よく使われる一つのテクニックとしてBPM160の曲をつくる際、Pad soundをBPM80、BreakbeatsをBPM160として扱う方法があります。こうすると、空間のゆったりとした流れとBreakbeatsの疾走感が心地よいコントラストを生みます。

          Ambient jungle,Atmospheric jungle/d'n'bのつくり方:①Pad編

          Ambient jungle,Atmospheric jungle/d'n'bのつくり方:はじめに

          Ambient jungleとAtmospheric jungle/d'n'bは基本的に同じカテゴリに属します。恐らく前者は90年代~、後者は現代的なドラムンベースのサブカテゴリになるかと思われます。どちらも空間(ambient,atmos pad)と時間の連続的な推移に焦点を当てており、Jazzの即興演奏やポップスとはまた異なる、穏やかな心地よさがあります。日本語でAmbient jungleやAtmospheric jungle/d'n'bのつくり方を解説している方が少な

          Ambient jungle,Atmospheric jungle/d'n'bのつくり方:はじめに