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新設のデータ分析班を持つチームへ

 遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
 今年も、どうぞよろしくお願いします!
 前回の投稿から2週間ほど経ってしまったみたいです。日が過ぎるのは、あっという間ですね。もう、さすがにお正月も終わりという感じですね。頑張っていきましょう!

 さて、今回は、データ分析班を新設しようとしているチーム、新設したけど行き詰まっているチームに向けて記事を書きます。これまでの記事を読んでくださっている方々には、重なる部分も多々ありますが、整理しながら改めて記しますね。ご了承ください。

起業します!

 今年の4月1日に起業する予定です。
 学生野球チームのサポートをしたいという思いから、自分の経験をこれから世代の皆さんに伝えたいと考えていました。具体的には、新設のデータ分析班をチームで生かせるようになるまでのお手伝いをさせて頂きます。
 具体的な内容を気になった方は、ぜひご連絡ください。

私がやってきたこと

 起業する…、なるほど。では、どんな人なのかと思われると思います。というわけで、これまでやってきたことをざっくり紹介します。

選手として

 私は、小学2年生~大学2年生の途中まで選手としてプレーしました。小学校から高校までは、人数が少なかったこともあり、試合に出られなかったことはほとんどありませんでした。
 一方で、大学では、1学年40人くらいの選手がいて、これまでとは、全く違いました。甲子園を経験した選手、していなくても素晴らしい能力を持っている選手…。ほとんど、対外試合に出ることはなく、1年が過ぎました。ちょうどそのころ、腰痛が徐々に出てきて、リハビリを強いられました。後に腰椎分離症と分かったのですが、そのせいでなかなか治らなかったのです。「コルセットをして長期間休むか」「競技を辞めるか」」という選択肢で、選手を辞めることを決断しました。

新しいことにチャレンジ

 高校2年生の冬、軟式野球部が硬式野球部に変わりました。私は、中高一貫校に通っていたのですが、中学生の時から硬式野球をしたくていました。監督もその気持ちを理解してくれていたことに加え、同期の部員が一生懸命にやってくれたので、硬式野球部になりました。
 また、諸事情で、高校2年生の夏からキャプテンに就任していました。つまり、キャプテンとして、硬式野球部の創設に関わることができたのです。

 多くのメディアで、新設の硬式野球部について取材をして頂きました。その都度、いろいろの所でお話をさせて頂きました。もちろん、これまでの軟式野球部時代の先輩をはじめ、支えてくれた多くの人がいてのこと。すごく恵まれていたなと振り返った今、つくづく実感します。
 そして、大学野球では、100年近く続く立命館大学体育会硬式野球部にデータ分析班を創設しました。その経緯は以下の記事をご覧ください!

 このような感じで、ものすごく貴重な経験をすることができました。割合としては、甲子園に出ることよりも貴重かもしれません。笑

アナリストとして

 ご存知の方も、多いと思いますが、私は現在アナリストとして、野球に関わっています。
 データについて、ほとんど何もしていなかったチームに「データを根付かせる」ということはすごく難しかったです。多くの方々に相談させて頂きながら、チームに必要なことを考え、自分なりに答えを導いてきました。
 まず、選手が社会人野球やプロ野球でプレーすることになった時に適切にデータを使えるようになってほしいという思いがありました。使いたくない選手は、使わない中でも使えるようになってきた選手に負けないプレーをしてほしいと。上のレベルに進んだ時にデータ関係で後れを取ることは絶対にないようにしたいと思いました。
 次に、データ分析班の立場を確立すること。データ分析班を立ち上げたときは、肩身が狭いなと感じていました。チームにデータに関する文化がなかったですし、実際どんな分析をすることができるのか曖昧でした。様々なデータから対策をして、ハマるようになることも信頼してもらうのに必要なことだったので、時間もかかりましたが。実際に、リーグ戦では、提案した戦術が次々決まっていくのを見ていてすごく楽しかったです。しかし、時には理想通りのプレーを選手ができないこともあります。みんなすごく上手ですが、プロでもありうることです。それがまた面白い部分ですね!

大学での勉強

 大学での専門は、スポーツバイオメカニクスです。日本語では、生体力学ともという意味です。動作解析ともいわれますが、身体の動きを観察し、分析する分野です。まだまだ、現場の意見と研究者の意見が乖離することもあるような気がしています。そんな部分にもこれからはアプローチしていけたらと思います。というわけで、卒業論文では、「打撃動作」の分析をしました。研究分野は、まだまだですが、この2年間確実な知識と技術を求めながら、野球現場に還元していくことができたらと思っています。

 こちらに前回の投稿を添えておきますね。内容についてはこちらをご覧ください。

今後実施していく内容について

 最初に戻りますが、学生野球のデータ分析班をサポートするということです。計測機器の使用、データの活用、セイバーメトリクス等々、大学野球でやってきたことをお伝えしていけたらと思っています。
 データ分析を通じて、科学的なスポーツへの取り組みや生徒たちの勉強意欲に寄与することができたらと考えています。
 また、ここで書くことができていないこともたくさんありますが、随時お知らせします。
 ここまで、ご覧いただいて気になった方は私のSNSもしくはメールアドレス(kevinbaseball89@gmail.com)までご連絡ください。

最後に

 今回は宣伝のような内容で、失礼しました。分析側にも興味を持った方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください!
 また、今後はSNSを積極的に運用していく予定です、特にTikTokやInstagram。動画の作成に知識ある方、お手伝い頂けたりしたら、ありがたいな…。という感じにしておきます。
 次回は、大学受験シーズンが近づいているということで、大学受験のことについて書いてみようと思います。某国立大学のような結果は出せませんでしたが、紆余曲折あった末に、現在にてようやくたどり着いたという経緯になるのですが…。
 お楽しみに。

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