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銀河鉄道紀行

会社を退職し、大学院に入り約1年が経とうとしている。
この1年だけでも様々な経験とそれに伴う気づきがあった。
以前自分が書いた、夢を追って進んだ今までの人生について記述した文章を参考に、旅の続きを通して感じたことを書き起こしてみたいと思う。

※何者でもない人間の日記なのにすみませんが、思ったより私情をさらけ出してしまったため、簡単に読めないように有料にしました。
お金がほしいわけではなくて、自分のことを知りたいと思ってくれた人にしか読んでほしくないと思ったので。
夢の眩しさに憧れた青年のただのうつ闘病日記です。

戦争がはじまり、何が起こるか分からない世界情勢の中で書き出したかっただけなので、読まなくても大丈夫です

後から加筆修正の可能性大。

憧れの地

自分の第一志望だった、現在通っている大学院は元々、高校生の頃にずっと熱望していた場所だった。
当時は銀河系の起源や形成過程に興味があり地球惑星科を目指していた。
しかし、物理や数学が苦手で入試の点数が乏しかったため目標に届くことはなかった。

結果的に、大学では地球で起こる地震や火山などの地殻活動のメカニズムやそれを理解するための基礎知識(地層形成や鉱物学)などをメインに学んだ。
と言っても、当時自分なりに一生懸命?身に着けようとしていた知識のほとんどは、自分の脳の地層に残ってはいない。。

大学卒業後、縁があり入社した企業では人工衛星や国際宇宙ステーションの実験装置の運用保守などの業務を行った。
子どもの頃から宇宙が好きで、宇宙と宇宙飛行士になるという夢を追って進んできた自分にとって、仕事で宇宙に携われることは嬉しいことではあった。しかし、自分の一生の大半を目の前の作業に捧げてもいいと思えるほど、熱量を持続できる仕事ではなかった。
いや、仕事はおもしろいと思える部分もあったが人間関係や組織の面で残念な部分が多く自分のエネルギーがそぎ落とされていったような気がする。

自問自答を延々と繰り返し、色んな人の声を聞いたり背中を見たりするうちに、研究がしたい・大学院に進みたいという気持ちが徐々に強くなり、無視できないくらい強くなった心の声に従って行動することにした。

入社3年目の春に退職し、憧れの地に移り住んだ。

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