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連続抽出をしていて気づいたこと

 イベントで「ROKPRESSOをひたすら抽出」ということを、先日のイベントで初めてしました。

 僕の体の負担も然り、マシンもすごいことになっていました。
 今回は、「何が起きたか」
 その変化を書き留めておこうと思います。

「ROKPRESSOが熱い」

 注文を受ける→抽出する

 この繰り返しをしていると、20杯目あたりから
熱くなってるのが感じられます。
 抽出後は、お湯を全部出してダシガラを落とし、コーヒーケーキをすぐ落とさずにマシンにはめたままにし、熱を保持したままにしておきます。
 そのため、マシンの温度が高いまま維持され

GOOD ESPRESSO が 作られやすい状態

 それだけ、抽出中の温度がブレずに安定するということになります。

 ROKPRESSOのレバーを触っていると、レバーを握るのに戸惑うほどに熱くなってきます。
 火傷する!
危機察知能力が働いて、ここで初めて、「手袋が必要だ。」と気づかされました。

 普段はボタン1つで終わってしまうエスプレッソマシン、この状態を直に感じることって少ないのではないでしょうか?

エスプレッソの変化

 もちろん、カップの中に落ちるエスプレッソの表情も劇的な変化を感じます。
 僕は、25杯目からのエスプレッソは
別世界
 
を見ているようでした。

 今まで見たことのない色、炙りサーモンのような良い意味での「焦げた」色になっていたのです。
 それはコーヒー用語で、「タイガースキン」とも言われます。

 虎の体の模様のようになったエスプレッソの表面は、良いエスプレッソの1つの基準とされています。

上の写真の茶色の部分が「タイガークレマ」と呼ばれるポイントです。
これが、より色濃く、電気が走ったようなピシピシした感じになっていたのです。

 いろんな要因はあると思いますが、後半の抽出になるにつれて、どんどんこういうのがカップに落ちていくのです。
 同時に、フレーバーも漂わせ、淹れてる側は飲めないので、ニヤリとヨダレを抑えることができませんでした。

最後に

注)抽出しているのは自らの筋肉

 イベント中は、楽しくて、忘れがちですが

 9気圧ほどの力を自らの体で作っていることを忘れてはなりません。

ほぼ、筋トレ、です

 豆が無くなり、ホッと一息いれると腕が重たくなる(何も持ちたくなくなる)ので
スイッチを切るタイミングを意識しないといけないと思いました。

 自分の筋肉で抽出している人に伝えたいです。

 次の日は、筋肉痛になるのでストレッチを忘れずに!

NEXT!

LET'S PUMP IT!

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