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ワンパターンからの脱却!"How are you?"への返答と、Dear、 Sincerelyの言い換えについて

読書ノート(173日目)
今月の読書テーマとしている
「英語」について、
今日もこちらの本を紹介します。

※なぜ私が英語力を高めたいのか??
 という背景はこちらをご覧ください🙇‍♂️

著者のウィリアムさんは、エール大学で
ビジネススクール・コミュニケーションの
ディレクターとして教鞭をとっておられ、
英語コミュニケーションに定評がある方
との紹介がされていました。

初版発行は2011年と13年前ですが、
きっと言い回しはそこまで古くないだろう
と思い、参考にしてみようと思います。
(最後に気になった英語のフレーズについて、
 ChatGPTで古くさくないかどうかを
 確認してみようと思います)

ということで、こちらの本は
以下の全5章で構成されています。

第1章:日本人の知らない意外な常識
第2章:相手の心理をつかむ英語コミュニケーション
第3章:今すぐできる少しの工夫で絶大な効果を得る
第4章:さあ、とんでもない誤解を解こう
第5章:ビジネスパーソンからプロフェッショナルへ

今日はその中での第3章です。

・第3章:今すぐできる少しの工夫で絶大な効果を得る

・同義語は全て異なる意味を持つ、
 程度の表現を使い分けて磨きをかけていく
・左から、強い意味 > 弱い意味
・削減する:Slash > Cut > Trim
・悩ませる:Upset > Disturb > Trouble
・話し合う:Debate > Discuss > Chat about
・嬉しい:Thrilled > Happy > Glad
・疲れた:Exhausted > Tired > Drained
・難しい:Formidable > Difficult > Challenging
・事故:Disaster > Accident > Inccident
・心配:Fear > Worry > Concern
・変化:Transformation > Change > Shift

・How are you?の意味の真実、
 「Fine, thank you, and you?」だけではワンパターン
・How are you?は社交辞令化しているだけであり、応答としては
・Good, thanks! (いいですよ。ありがとう)
・Fine, thanks!(元気です、ありがとう)
・Pretty good, thanks!(かなりいいです、ありがとう)
・OK, thanks!(いいですね、ありがとう)
 と様々なパターンがあり、この後にand you?と続ける質問で十分

・ところで、フィリピンでは人と会った時の挨拶として
 Where are you going?と尋ねるようで、
 その場合の返し言葉は、Over there(あっちの方)と答えるとのこと
 これもある意味では社交辞令化したHow are you?と同じ現象といえる

・英文メールは常にDearで始めてSincerelyで終わらないほうがいい
・Dearなどの頭語とSincerelyなどの結語は、
 語調のフォーマル度に応じて言葉を選択する
・フォーマル度が高い順に頭語を並べて比較
 ※コロン(:)とカンマ(,)では、コロンの方がフォーマルな印象となる
 ※ラストネームとファーストネームでは、
  ラストネームの方がフォーマルな印象となる

・Dear Ms. Smith:
 ※相手の性別が分からない場合は、
  ファーストネームとラストネームを用いて Dear Pat Smith:とする
・Dear Ms. Smith,
・Dear John:
 ※コロンを使用しており、ややフォーマルだがファーストネームを
  使用しているためにフレンドリーな印象
・Dear John,
・Hello John,
・Hi John,
・John,
 ※人によっては親が子供を叱るようで無礼に受け取られる場合もある
・Hello, ※名前を付けない場合で最もフォーマルな頭語
・Hi,
・Hey,
・Dear All, ※メールをグループの人々へ送るのに最適 
・Thanks, John, for taking care of this! 
 ※相手に何かをしてもらった御礼を迅速に伝える際に頻繁に使用

・To whom it may concern,(担当者様)は
 手紙で使用されていた古い言い回しでお勧めできない
・同じく、Dear Sir / Madam, や Dear Person in Charge of…,も
 避けるべき古めかしい表現
・Dear Director, などのDear+役職 は安易には使用しないほうがよい
 相手の名前を調べずにメールを送付しているという
 怠惰さの表れと取られてしまうのがアメリカ社会
・検索しても名前が探し出せない場合に始めて、
 Dear+役職名を使うことがお勧め
・もし名前を知らない同業者(教授から教授、出版業界の人が同業界へ等)
 にメールを送付する際は、Dear Colleagues,という便利な頭語が使える。
 これは組織の壁を感じさせない点でも現代的な印象を与える
 
・フォーマル度が高い順に結語を並べて比較
・Sincerely,
 ※Sincerely yours,と同様にフォーマルで冷たい印象、
  法人や政府の正式なメールで使用される
・Best regards, ※フォーマルに敬意を表す際に適している
・Regards,
 ※Best regards,よりも簡潔だが冷たい印象。
  Warm regards,の方が配慮があり心がこもっている
・Best, ※筆者が最も頻繁に使用する結語。ビジネスでは最も主流の一つ
・Cheers, ※フレンドリーで元気づけられるが、真面目さには欠ける
・Thanks!
 ※何かを依頼するときに用いる
  相手が頼みを聞き入れてくれた後に改めて感謝を伝えるべき

・その他にも、All best, Best wishes, Cordially, などもある
・頻繁にメールをやりとりする相手に対しては、
 自分の名前だけを続ける場合もある
 (例)著者名のWilliam Vansなら、-William とハイフンを付けたり、
    イニシャル(W や WV)の場合もある

・これらの型を覚えた上で、特別な状況の場合には
 カスタイマイズすることで相手の印象はさらに良くなる
・相手と会う約束をした場合:Looking forward to seeing you,
・休暇前の相手に対して:With best wishes for a wonderful vacation,
・お悔みを伝える際に:With great sympathy,
・自らのお詫びを伝える際に:With extreme abjection,
・結語には単なる形式を超える力を込めることができることを
 意識して使いこなせれば上級者の仲間入りといえる

今日はHow are you?への応答と
英文メールで避けて通れない
DearやSincerelyの頭語と結語に
ついてでした。

自分用の備忘メモとして、
本書の内容を漏らさないように
リスト化してしまったため、
読みにくいかもしれません…

結語については、
最後に紹介した事例のように
相手の状況に合わせて
自在にカスタマイズする
ことが
自分の性格にも合っていそうかな
と思いました。

まずは、オンラインレッスンの先生の
最初の挨拶となる「How are you?」
への返答から、ふいに突然聞かれても
ドギマギしないように、迷ったときは
何を言うかをあらかじめ決めておきます。

今のところは
Pretty good, thanks!
あたりが気兼ねなく日常的に使えて
良さそうかなと思っています。

ということで今日はこの辺で!
それではまたー!😉✨


Reading Notebook (Day 173)
Here is another book today on English, which is the reading theme for this month.

*Why do I want to improve my English? For the background to this, please see here: 🙇‍♂️

The author, William, taught at Yale University as Director of Business School Communication and was introduced as someone with a reputation for English communication.

The first edition was published 13 years ago in 2011, but I am sure the phrases are not that old and I will try to refer to it. (Finally, I will check the English phrases I'm interested in on ChatGPT to see if they aren't out of date.)

So the book here consists of the following five chapters.

Today was about responses to "How are you?" and the inevitable Dear and Sincerely initial and concluding words in English emails.

As a reminder for myself, I have made a list so as not to leave out any of the content of this book, which might be difficult to read for you...

As for the concluding words, I thought it would suit my personality to customise them freely according to the situation.

First of all, I decide in advance what I will say if I am in doubt, starting with my response to 'How are you?', which is the first greeting from the teacher in the online lesson, so that I do not feel intimidated if I am suddenly and unexpectedly asked.

For now, I think "Pretty good, thanks!" seems good enough to use in everyday life without hesitation.

So that's about it for today!
See you soon! 😉✨

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