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読書105 『三人屋』

    原田ひ香著

ラプンツェル商店街の真ん中あたりにある、喫茶「ル・ジュール」
朝は三女・朝日の喫茶店。
昼は次女・まひるの讃岐うどん屋。
夜は長女・夜月のスナック。
朝・昼・夜で業態がガラリと変わるその店は、常連からは「三人屋」と呼ばれている。

・森野俊生(26)の場合
朝日が気になって「三人屋」に入ってみたら、パンのおいしさに感動。
会社員、森野の話。

・三觜酉一(52)の場合
三觜鶏肉店の酉一は、離婚後に実家に戻っ来ている幼なじみに恋をしていた。
今日こそ気持ちを伝えたい。

・飯島大輔(36)の場合
女泣かせの店長、大輔。
三人屋の三姉妹とは、それぞれと何らかの関わりがあると言われているが。

・桜井勉(32)の場合
まひろの夫・勉は会社員。
まひろとの関係は・・・。

・志野原辰夫(故人)の場合
三姉妹の父。父の知人が三人屋に来たことをきっかけに、夜月はとんでもない行動を起こす。

「三人屋」に関わる、人と人とのつながりが描かれたお話です。
それぞれが個性が出されていて、そこからつながる物語。
おいしい食べ物と、首を突っ込んで来る常連に、ホッとあたたまります。

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