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変わる時に押し寄せる不安との対峙

昨日、とある仕事を辞めるということを決意した。

そこで来月を最後に契約を打ち切ってほしいと、その仕事の上役に連絡をした。

最近ではその関係の仕事は減っていたが、2年以上続けてきたし安定した収入を生み出す仕事でもあった。



安定を取るか、変化を取るか

多くの人々がこの選択に悩んでいると思う。

私は圧倒的に変化を選択してきた。

計画性もなく、足元も見ず、とりあえず飛び出してみることを選んできた。

結果”なんとかなってきた”という体験があったからである。


しかし、今回の選択は”自分らしくなかった”と感じる。

それは結果ではなく、”決断に至るまでの時間”だ。



実はその仕事はかねがね一年以上、辞めることを考えていたからだ。

いや、辞めるという決意を何度もしていた。

その決意をするたびに頭によぎったのは生存本能だ。

事業の借金もあるなか、仕事をやめたとしてこの先、生き残っていけるのかということだ。


そしてこう考える、”もう少し計画性をもって安定した状況になったら”仕事を辞めようと。

このように考えると、大抵その状況はこないまま平行線を辿るのだ。



条件付きに決意なんて簡単に揺らぐ

そして安定を選択したら、より安定した状況になるのだ。

つまり、”変わらない”ということだ。



安定すればするほど、変化を起こしにくくなる。

だから私は自分の足元を根元から壊すことにした。



昨夜はあまり眠れなかった。

二度の眠りについたが、どちらも悪夢をみた。


一つは巨体の人間に襲われる夢

退けようとしたがその人間にはビクとも動かないまま目を覚ました。


もう一つは犯罪者に銃を向けられるという夢

私は犯罪者を説得しようとしたが結末が分からないまま目を覚ました。



内側に変化が訪れる時に見る夢が変わると先生が言っていたのを思い出した。

目覚めれば不安が襲ってくる



そんな時にふと気になって見たアメリカのドラマ。

仕事のミスをし、自分が鬱なのではないかと悩むクライアントにカウンセラーがこう声をかける。



「あなたは力の在りかを内なる声が教えているのに無視し、

大音量の己を否定する多くの声に耳を傾けている


なぜ力の在りかの方に耳を傾けないのだろう

あなたは自分の可能性に気づいているけどあえてそれを聴かないようにしている。

もし否定の声が聞こえてきたらその声にこう言ってやればいい

黙れ、くそったれ…と」



縁というのは面白いなと思った。

メッセージは、必要な時に届くのだから。








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