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【分かるとは】線を引くと何が起こるのか

何かが「分かる」って、ボンヤリしたテーマの全体像に文字通り「線を引いて分けていく」ことと捉えています。この図だと線を引いたことで全体像を4つの領域で捉えられるようになったわけですね。

一方で、個別の要素が持っていた関係性は分けることで分断されちゃいます。②と③は近かったのに別領域に位置付けられちゃうんです。

おそらく、線を引くことをしなければ全体像はボンヤリした点線のままで、何も分からない空間でしかなかったはずです。だから線を引いて、空間を切り分けることで理解しようとするワケです。

ただ、その線の引き方は、どんな引き方をしても、何かを見せてくれる代わりに見えなくなるモノが生まれてしまうと感じています。

僕らは線を引かない限り、何かを理解することが出来ないのかもしれません。一方で線を引くとは、一つの視点からテーマを捉える目線を強化します。だから、別の視点は見えなくなってしまう。

分かるためには分けなければいけないけど、分けたために分からなくなることがある。さて、いま自分が「分かっている」ことで「逆に見えなくなっているモノ」は何だろうと、コレは丁寧に考え続けたいのです☺️



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