Takeshi Ogawa

スポーツ好き。特にラグビー。サッカー、野球も見ます。リアルにはソフトボールと野球してま…

Takeshi Ogawa

スポーツ好き。特にラグビー。サッカー、野球も見ます。リアルにはソフトボールと野球してます。普段は創造性の研究者。

最近の記事

ラグビーのW杯が終わってみて

南アが最強だった今回のW杯エディーに奇策があると思った。何かしらイングランドは仕掛けてくるだろうと予想していた。オールブラックスに完勝した彼らは世界一の自信を持って挑んだ決勝だった。 しかし、勝負強さを見せたのは南アフリカだった。そこには、勝負師としての強さを見せた、自信溢れるスプリングボクスがゲームを支配した。 決勝にピークを持ってこれた南アの幸運大会全体を見直して見ると、南アはある日程に恵まれた。大会前のテストマッチをホームチームの日本と行い、雰囲気をつかんだ。 予

    • イングランド対ニュージーランド~白い壁の前に崩れ落ちた黒い王者

      盾と矛、どちらが強いかニュージーランド・オールブラックス。W杯を2大会連続制し、W杯では敵なしの王者。サッカーのスペインも王者として一時代を築いたが、そんな比ではない。何をやらせても最強なのだから。 そんなオールブラックスを倒すために、恐らくイングランド代表監督に就任した直後から、鉛筆をなめ、虎視眈々と計画を立ててきたエディー・ジョーンズ。強靭なフィジカルという最強の盾ばかりを使っていたイングランドに攻撃という矛を植え付けた。W杯という1ヶ月半という長い間でもそのパフォーマ

      • 最強対決、イングランド対ニュージーランド

        この一戦のために用意してきたイングランド土曜の夕方、ついにイングランドとNZが準決勝で対決する。事実上の決勝戦とも言われている。ほとんど負けなし、W杯3連覇を目指すNZに対し、シックスネーションズなどで圧倒的な強さを誇ってきたイングランド。北半球と南半球の両雄の対決だ。エディーは就任当初はチームにハードワークを求め、自信を回復させたが、この2年は、勝利よりもチームの自主性を促し、選手やコーチ自身でチームを伸ばす方針をとってきた。全ては、このW杯にピークを持ってくるための布石だ

        • ラグビー観戦初心者の方へ

          にわかファンの皆さん、ラグビーへようこそ❗️ 今回のW杯。にわかファンという言葉がちまたに溢れている。今回のW杯を見ているのは、にわかファンの人たちがかなり多いだろう。いいじゃないか、にわかでもそうじゃなくても。団結、とか、自己犠牲、とか、スポーツマンシップとか、日本人の国民性にはピッタリじゃないか。しかし、ラグビーは複雑なスポーツ。初心者でも楽しめるラグビー観戦の仕方をお伝えしたい。 面白そうな1人を誰か見つけるラグビーを知らない人と試合を見に行くとき、必ずするのが、誰

        ラグビーのW杯が終わってみて

          ラグビー日本代表の立ち位置

          本気の南アは強かった日曜日の日本❌南アフリカ戦、キックオフ直後から日本は仕掛け続けた。自陣からのキックパス、トリッキーなラインアウトのサイン、多彩なキックを使って敵陣への侵入と有りとあらゆる準備された全てを出して、何とか5-3という超ロースコアで前半を折り返した。 このスコアをどうみるのか。よくやっている、2点差だから後半も期待できる、なのか、ギリギリトライを一本に押さえているだけで、後半の最後まではもたないよね、なのか。。 明らかな日本の消耗前半の日本は本当によく戦って

          ラグビー日本代表の立ち位置

          エキサイトな週末!

          決勝トーナメントが始まる❗️今日からラグビーW杯決勝トーナメントが始まる。 (土曜) 16時 イングランド❌オーストラリア 19時 ニュージーランド❌アイルランド (日曜) 16時 ウェールズ❌フランス 19時 日本❌南アフリカ この試合全てが日本で行われるということ自体が、とても価値がある。特に、日本❌南アフリカは歴史的勝利を挙げられるかどうか。ドキドキする週末だ。 堅いイングランド、攻撃的なオーストラリアエディージョーンズが率いるイングランド。プール戦最後は台風で中

          エキサイトな週末!

          南ア❌NZから日本戦を考える

          今度の日曜の日本❌南ア戦を占う意味で、プールBの南ア❌NZを見直してみた。 基本的にはキックとディフェンス南アの戦術の起点は、スクラムハーフのデ・クラークからのハイパントとなる。密集を5~15mライン辺りに作り、タッチラインギリギリのところにボールを落としてくる。キックの高さ、落下点の精度はピカイチだ。相手がキャッチしてもライン近くでのプレー選択を余儀なくされるので、攻撃の方向を1つに絞ることができ、次のディフェンスもしやすくなる。 1列目の当たりのつよさ敵陣に入った南ア

          南ア❌NZから日本戦を考える

          試合に出ない中でのモチベーションの保ち方

          木津、茂野、徳永の記者会見これまで試合に出ていない選手の記者会見が行われていた。日の目を見ない選手にとっては複雑な気持ちだろうが、スコッドに入っているからこそこういう出方もできる。どの選手も重要かつ十分な実力を持っている選手ばかり。彼らの存在はとても重要である。 姫野の代えは徳永しかいないフォワードの第3列(フランカー、No.8)は、汎用性が高いポジションなので、能力の高い選手が多い分、超激戦区である。そんな中、日本生まれの選手は姫野と徳永の2人だけだ。この2人に共通してい

          試合に出ない中でのモチベーションの保ち方

          毎日ラグビーがない日々

          日常に戻りつつある決勝トーナメント日曜の大勝利の興奮はなかなか冷やめやらぬ中、予選プールが終わったので週末しか試合がない。毎日、ハイレベルなラグビーの試合が見れるということは、いかに幸せであるかということを改めて感じさせる。サッカーのW杯の場合はもう少し間隔が狭いし試合も多いが、消耗の激しいラグビーは間隔を詰めれない。一週間でどれだけ回復できるのか、想像もつかない。 日本に対する評価台風による大災害の中でも、綿密な準備をして開催にこぎ着けた横浜国際スタジアム。イギリス・Gu

          毎日ラグビーがない日々

          予選プールの先にあるのは

          歴史を作ったJAPANスコットランドに競り勝った。両者ペストメンバーで、勝たないといけないプレッシャーの中で、ベストなパフォーマンスを出して、最後に日本が勝った。次にテストマッチをしても同じ結果になりそうな、そんな予感をさせた。日本の強さを証明した試合だった。 終始、スコットランドに余裕を与えなかった開始のキックから田村は仕掛けた。四年前の南ア戦と似ていて、この試合、俺らは何か仕掛けるぞ、というサインを相手に送った。油断ならないJAPAN、スコットランドにそれを伝えるには十

          予選プールの先にあるのは

          ラグビー日本代表の成長曲線

          今夜、スコットランドとの大一番を迎えるラグビー日本代表。3連勝していることもあり、ラグビーを知らないメディアには楽観的な雰囲気が漂っているが、全然簡単な試合ではない。それは選手が一番感じていることだろう。 1試合も楽勝な試合はなかった今回の日本は、初戦のロシアには楽勝だろうと思っていた人も多かったと思うが、ふたを開けたら全くそうではなかった。開幕戦のビッグゲームに合わせて、ロシアはしっかり調整し、日本のキャッチミスを逃さずに先制トライをとった。最後には日本ペースで点差がつい

          ラグビー日本代表の成長曲線

          予選プール最終戦に向けて

          まずは、台風の被害に会われた方、心からお見舞い申し上げます。 ワールドラグビーは、難しい判断が迫られる中、批判は覚悟の上で、大会に携わるすべての人たちの安全を考慮した上で、昨日、今日と3試合を中止した。これは、ラグビー協議うんぬんではなく、人の生命を優先する、根本的な判断に、ラグビーという競技とそれに携わる人たちの素晴らしさを改めて感じた。 さて、今日が予選プール最終日。既に決勝トーナメント進出を決めたチームもある中、ざっくりであるが、チーム力について強さごとにまとめてお

          予選プール最終戦に向けて

          ラグビーW杯を楽しむ

          今度の金曜日(9月20日)に行われる日本ーロシアの試合を皮切りに、ラグビーのW杯が開幕します。約1か月間、毎日のようにラグビーの試合を目にすることが多いと思います。 この間は、地上波、NHK-BS、スカパーのJ-sportsなどで観戦できるだけでなく、J-sports オンデマンドではスマホ・PCで全試合Liveで観戦することも可能です。もちろん、スタジアムで試合観戦もできなくはないですが、残りのチケットは結構少ないようです(チケット購入システムがいまいちなので、何度も試し

          ラグビーW杯を楽しむ