代書筆14 終戦。そして・・・
戦時中の善化
戦争末期、米軍は台湾全土を空襲したが、善化は大都市ほどひどくはなかった。主に製糖会社がやられた*ものの、駅、鉄道、用水路は無事だった。ただ製糖会社では、1カ月分の砂糖がダメになったという。善化の町なかで1番ひどかった空襲では、500kgの爆弾が落ちた。地下3,4mまで吹き飛び、駅(1km以上の距離)まで破片が飛び散った。私は、B38機が機銃掃射で町を攻撃しているのも見たことがある。3階建ての家が跡形もなく破壊されてしまった。
善化に日本軍の部隊は駐屯して