松下幸之助と『経営の技法』#348
1/28 自分を動かす大きな力
~運命的な力によって、自分は動かされている。その運命に従いつつ、自分を生かしていく。~
すべて自分で考え自分で決意したように感じられる電気器具製造の仕事であったが、私にはやはり、そこには何かしら運命的な力が働いているように思えてならないのである。
いつの時代にうまれあわせても、その時代その時代によって、それぞれに機会を得て自分なりに活動し、自分を生かしてゆくということはできると思う。しかし、ある特定の仕事をなすということは、これはその時