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音楽を作るために考えていること

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2019年9月の記事一覧

書く理由

僕らは望む望まないに関わらずインターネットというツールを使って生きている。

その中にSNSという自分の考えを発信できるプラットフォームが誕生した。

以前はそんなことはできなかった。

テレビ雑誌などのマスメディアの力を借りなければ、多くのひとに個人の考えを伝えるという行動は起こせなかった。

それが可能になったし、ひいては個人の創造力で大きな力に立ち向かうことまでできるようになった。

フリー

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全部終わる!

弾き語りをしたりしていた。いろいろサーキットへの出演が増えてきた。新潟で一件増えた。来週月曜は東京コーリングである。

僕はこれまで「失くなってしまうこと」をよくよく歌っているし、書いてきている。

そして「喪失」を嫌悪するもの、恐怖の対象といった見方ではなく、受け入れていきたいとしてきた。

「いずれは失くなる」というのはこの世で唯一の真理だ。だからこそイマは尊いし、愛しいのだ。ダチは大好きだし

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資本家とサラリーマンとバンドマン

「人間は皆同じ。平等」だと教わってきた。小学校からそう習ってきたのだ。

しかし僕が見てきた限りでは、世の中は明らかに真逆にできている。人間は「皆違って、極めて不平等」にしか見えない。

基本的人権の精神を説明しているならば、全然良い。

しかし、そうであるならば、その根底に「人間は同じではない」という事実を据えないとわけわからん話になってくる。

なぜなら人間がマジで平等にできているならば、そも

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威張る病人

世の中には本当に弱っているひとがいる。被災者、虐げられているひと、どうしようもない闘病中の患者。

できる範囲でしかないが、眼に映る範囲でしかないが、やはり手を差し伸べないとならない。

僕もあなたも最強というわけではないだろうが、「弱っている人は助ける」は間違いない。そこに理由は無く、優しさとはそういうものである。

しかし「弱いのだから何をやっても許せよ」という態度の人間が一定数いる。

僕も

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