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【石垣島プチ移住2024】day11. 竹富島

石垣島プチ移住11日目。

前日のシュノーケリング疲れが残っているような気がしなくもないけど、この日も朝からお出掛け。4年ぶりに竹富島へ向かいます。
(これは4年前に行った時の記事)

今日のお出掛けアイテムたち!

最高気温27℃と夏日だったので、キャップにサングラスに日傘としっかり紫外線対策。
ハンディファンも出動。


▶︎ユーグレナ石垣港離島ターミナル

まじで毎日来てる離島ターミナル。

昨日もここに居たね。
もはや住んでるね。

ちょっと早く着いて時間が余ったので、この離島ターミナルの名前にもなっているユーグレナを朝ご飯代わりに飲んでみました。

初ユーグレナ。
色々種類ある中からマスカット味のを選んだんだけど…なんか…マスカットの奥の方で昆布みたいな味がする…。

4年前に竹富島に行った時は徒歩で散策して干からびそうになったので、今回は八重山観光フェリーの公式から乗船チケットに自転車がついてるプランで予約してみました。

往復乗船券とレンタルサイクルが着いて3,330円。
自分で自転車手配するよりも安かった◎

予約特典で小さな星の砂の小瓶をもらいました。
きゃわいい。


▶︎デイゴ並木

石垣港から竹富島までは15分なので、乗船したらあっと言う間に到着。

タイトル回収

港から集落までのデイゴ並木が満開。

港からはレンタルサイクルのお店まで送迎があったのですが、お花が綺麗だったから写真を撮りに戻ってきました。

花が落ちてスカスカになったデイゴしか見たことなくて、こんなにちゃんとお花が咲いてるの初めて見た!
カラスがいっぱい群がってたんだけど、あいつら花食べるんだろうか…?

集落まで戻り、島巡り開始。

ブーゲンビリアが満開で、竹富島は本当に違う世界に迷い込んだような気持ちになれる。


▶︎西桟橋

ぐるっと島を半周しようと思って、まずは西桟橋へ。

人気スポットなので訪れる人が絶えない西桟橋。
みんな写真撮るだけじゃなくてちゃんと歴史も読むんだぞ?

稲作で西表島へ向かうための船着場だったのです

桟橋の1番先端まで来てみましたが、奥に小浜島、さらにその奥に西表島が見える。
近いようで遠い西表島。
ここから手漕ぎの船で行くってかなり大変だっただろうなぁ。

魚群を探せ
↑ココ


▶︎コンドイ浜

西桟橋を後にして、コンドイ浜へ。
以前この灼熱の道のりを歩いた私はどうかしてる。

気持ち良く自転車を走らせているとふんわり甘い香りが漂って来たので一旦停止。
この匂い知ってる、クロツグ!

すごく良い香りで大好きなんだけど、意図して植えてない限り本州にはないでしょうね…。
この地域に来ないと嗅げない、特別な香りです。
甘くてうっとりする良い匂い。

海も好きだけど、熱帯植物が好きな私はどこへ行っても大きな葉っぱがいっぱい茂っていてドキドキする。南国って感じ。

寄り道しつつ、コンドイ浜に到着。

今日の相棒、竹ちゃん18号

真っ白い砂浜に、透き通った海。

ここってこんな綺麗だったっけ?
透明度も高くて、日が射してキラキラ輝く水面。
やっぱり離島の海の綺麗さって別格。

綺麗すぎる…。入りたい。
コンドイ浜はシャワーやロッカー、更衣室などが完備されているので海水浴するには申し分なし。今度水着持って来ようかな。


▶︎星砂浜

コンドイ浜のすぐ近く、星の砂が拾えるビーチで有名なカイジ浜。

これは私のプロフ写真になっているブランコ

ここは一面砂浜のコンドイ浜とはちょっと雰囲気が違って、ゴツゴツした岩があったりテリハボクが茂っています。
ヤドカリもわんさか居ます。

一気に自電車走らせてきたから暑い!
座れそうな場所を見つけたので、木陰でひと休み。

木陰は風が気持ちよくて涼しい
テリハボクに手が届く
(photo by 三脚付き自撮り棒)
ヤ〜ドカリカリ こだわりやさん~(高木ブー)

せっかくなので星の砂でも拾おうと思ったんだけど、風が強くて見つけてもどんどん飛ばされていってしまう。

なんとか5粒くらい拾って、今朝もらった星の砂の小瓶に入れといた。

星の砂とか太陽の砂って有孔虫という微生物の死骸なんだけど、生きてる子は何処にいるんだろう?と思って調べてみたら生前から割とそのまんまの姿してた。お菓子のおっとっとみたいで可愛いなこいつ!ぷっくりしてやがる!

海の中とか探したら生きてる子も居るんだろうか…。
貝殻拾ったらヤドカリ入ってた現象みたいに、星の砂拾ったら実は生きてましたとかあるのかな?


▶︎たるりや

ぐるっと島を半周して、お昼を食べに集落へ戻ってきました。

竹富島の道は白い砂が敷かれていて、気を付けないとタイヤが砂にはまって転びそうになるので注意。

さて、奥にすでに看板が見えていますが、食事をしにやってきたのはこちら。
たるりや。

老夫婦が営んでいる、全てテラス席のお店。
11時開店で私が一番乗り。

カウンターで注文をして、時間がかかりそうだったからバナナジュースも追加したんだけど、席に座って待ってたら店のおばあちゃん(←かわいい)がクソデカボイスで「バーナーナージュースでーーす!!!」って叫んでくれました。めちゃ元気。
絶対に3件隣のお家にも私がバナナジュース注文したことまる聞こえだったと思う。

バナナジュース 400円

オリオンビールのグラスに注がれたバナナジュース。
ほー、いいじゃないか。こういうので良いんだよって心の中の井之頭五郎が言ってた。
やっぱバナナジュースって美味しいな〜〜。
これを飲むために生まれてきたまである。

パラソルの木陰で涼みながらお料理を待つ、静かな時間。

実は今回の竹富島訪問のメインイベントであったであろうたるりや。
だいたい店内席があるお店を選ぶので絶対に自分一人の下調べでは来なかったと思います。メニューもどこのお店でも出してるラインナップなので、このお店がおすすめだと言われてもきっとスルーしたでしょう。
信頼できる筋からの情報を得るまでは!!

大好きなemaさんの竹富島旅行記でたるりやのエビフライ定食について語られているのですが、読めば読むほど気になるエビフライ…。とろけるエビフライ…?ど、どういうこと??
しかもエビフライの写真がなくて手描きのかわいいイラストなのにグッと惹かれました。笑
これはもう自分の目で確かめなくてはと!

そんな感じでのんびり待つこと15分ほど。
こちらが竹富島産の車海老を使ったエビフライ定食です。

エビフライ定食 4本のって1850円
4本のって1850円です(大事なので2回言った)

頭付きのエビフライ。よいですね、すでにめちゃ美味しそう…。
頭ごと食べられますって言われたので頭ごといただきました。

タルタルとソースの二択を得られるのも素晴らしい

衣がサクサクで身がとろとろフワフワ。
めちゃくちゃ美味しい。
頭はザクザクしてて、かぶりつくとエビの味噌がとろっと溢れてくるんです…なんだこれは!?こんなエビフライ初めて食べた!!どうやって作ってるの!?
注文入ってからその都度捌いて揚げてくれるそうなんですが(今もそうかは分からないけど)、本当の意味で出来立てってこんなにも美味しいものなのかと。

あと小鉢に入ったもずくの美味しさにもびっくり。
もずくって三杯酢とかポン酢的な酸っぱめのタレで食べるのが定番なので、その味を想像して口に入れたら全然違う!!
ちょっとニンニク入ってる風味のタレでガッツリ系の味がした。衝撃的な食べ方…。

エビフライともずくの常識をひっくり返されたたるりやでした。お腹いっぱい。
素敵なお店に行けてよかった。
ごちそうさまでした。


▶︎水牛車

たるりやを後にし、自転車を降りて集落を散策。
ブーゲンビリアがたわわに咲いていて楽園のよう。

しばらく写真を撮っていたら、奥から水牛車がやってきました。

写真でしか水牛車見たことなかったんだけど、水牛ってすーーーーーっごい大きいのね!?
思ってる牛の10倍は大きかった!!!!

私が両手広げても足りないくらいの立派な角。
綺麗に弧を描いていて、神々しさすらある。

優しいお顔してて目がかわいい
…チラッ

こっち見た…

あわわわわわっ

これは無力な人間の視線

いざこっち向かれるとめちゃくちゃ迫力あるので、ビビり散らかして慌てて視線を逸らす。笑

過ぎ去るまで道の端で縮こまるしかなかったです。
昨日から巨大生物と遭遇してばかりで、人間とはなんてちっぽけな生き物なんだろうと思い知った…。

でもこの記事書いてて、今思い出してもため息が出るくらい美しい姿の水牛でした。優しい眼差しと凛とした格好良さを併せ持っていたのできっと水牛界の綾瀬はるかなんだと思う。
またあなたに会いたい。
これは恋かもしれない。
離島で始まる恋。

水牛さんに想いを馳せる私
(通りすがりの親子に撮っていただいた)


▶︎旧与那国家住宅

集落の探索を続け、旧与那国家住宅へ。

竹富島の伝統的建造物で、国指定重要文化財にもなっています。

赤い瓦の屋根に、平屋建て。
あまり琉球の歴史に詳しくないのだけど、外観こそ違えど本州とずっと離れていても部屋の中は日本の定番の家屋とよく似たデザインなのが不思議。
かといって近くの台湾とも違う文化なのも不思議。

唯一地域の特徴が出てるなと思ったのは、柱の下の石が明らかに海で見かけるやつだったことくらいかな。

良き縁側。

昔の人も、この縁側の木陰で涼んでいたのかな。


▶︎ぱーらー願寿屋

4前に竹富島に来たとき、徒歩で巡っていたため暑くて干からびて死にそうになったところ命を救っていただいたぱーらー願寿屋さん。

港まで自転車で往復して坂を登って戻ってきたところだったので、今日も今日とて干からびそう。
喉もカラッカラになりお店へ向かうと、なんとこの日は13:00オープンでまだ開いてない。

とりあえず20分ほど自転車を走らせて13:00に戻ってきたけど、まだまだ開いてない…。
すでに開店待ちの列ができていたので、私も並ぶことに。

ちょこんと座ったシーサー

開店待機がダメ押しになって、今日もちゃんと干からびて死にそうです。
これはあの日命を助けていただいたバナナスムージー。

品切れ中でした

でも今日はパフェと心を決めてきたので!

大人のパフェと、みるくコーヒーを注文。

みるくコーヒー 500円

みるくコーヒーっててっきりカフェラテのことかと思ったんだけど、よく見たら氷コーヒーでした。
気づく前に前に飲み干した…。

そしてこちらが大人のパフェ。

大人のパフェ 800円

見た目が強すぎる〜!
味も完璧です。
黒糖アイスとコーヒーゼリーがマッチして美味しい。生き返った。
また命を助けていただきました。

ぱーらー願寿屋で一息ついたら良い時間になったので、自転車を返却して港へ。
船を待ってる間、ゆがふ館も覗いてみる。

これは良いアダン。

お花にとまっているリュウキュウアサギマダラがいたのでそーっと近づく。

綺麗な水色のアゲハ蝶。
オオゴママダラ先輩もいたけど、写真撮れなかったな。

飛んでった。
ばいばい。

暑くてカラカラになったけど、お腹も満たされたし、目も心も満たされて竹富島満喫でした。
滞在中にもう1回くらい来れたら良いな。


12日目に続く。

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