あしたば

出来事を立体的に捉えると毎日がぐっと面白くなる。

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最近の記事

席を譲る?譲らない?問題

「どうぞと声をかけたら断られた」 「老人扱いするなと怒られたことがあるから譲るのを辞めた」 昔から度々議論される電車やバスでの席を譲るか譲らないか問題。 あなたも一度や二度は譲った経験、もしくは譲ろうかどうしようか考えた経験があるのではないだろうか。 はたまた誰かに席を譲ってもらうことがなかっただろうか。 私は電車やバスで座っている時に混んでくると、どうしようかと考えて、声をかけるまでにアレコレ思考を巡らせてなかなか動けないタイプなので、なるべく考えるのを減らすため長距離

    • 自分が発した言葉を誰が一番聞いてると思う?

      その答えは自分自身。 褒め言葉も人をバカにした言葉も、全部自分自身が一番聞いている。 だから、発する言葉には注意を払わなければいけない。 人の言葉は聞かないこともできるけど、自分が発する言葉は全部自分が100%聞いている。 「私には無理だなぁ」って言っていると、無理なんだと自分で自分にその思考を刷り込んでいるので、できる方法を模索する考えは浮かばず無理な未来に向かっていくのは明白。 「私にはできるかも」って言っていると、できるかもと自分にその思考を刷り込んでいるので、迷い

      • 人のものが欲しくなっちゃう女③

        「話したいことがあるんだけど…、時間取れないかな?優子には内緒で。」 甘い蜜はまんまと彼を手繰り寄せた。 「俺で良ければ聞くよ。どうしたの?」 彼から返信があり、マミちゃんと彼は2人で会うことになった。 マミちゃんは優子ちゃんから事の顛末を聞いたと伝えた上で、決して彼を責めずに彼に寄り添った。 「彼女が精神的に不安定な人だったなんて、相当辛かったよね、私も似た経験があるからよくわかるんだ。しかも異国の地で他言語ネイティブの彼女でしょ?私の想像を越えてるよ。すごく努力してき

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        • 人のものが欲しくなっちゃう女②

          あまりに堂々と言うので一瞬聞き間違いかと思った。 「私、人のものが欲しくなっちゃうんだよね。」 いや、服とか持ち物ならわかるよ、私もそうだ。 素敵だと思うコーディネイトをしている人の服が欲しくなったり、CMで見たマスカラを友だちが使っていて自分も欲しくなったとかならある。全然ある。 ただ、恋愛に関しては…理解できなかった。 私の場合は気になった男性が彼女持ちということがわかるととたんに興味がなくなる。 彼女がいることで今のその人が出来上がっていると考えると、彼女の影を感

        席を譲る?譲らない?問題

          人のものが欲しくなっちゃう女①

          昔、ワーキングホリデーで1年ほど海外に住んでいたことがある。 せっかく海外に行ったのに日本人同士でつるんで語学が伸びなかったり、あちこち旅して思い出はたくさんできたけど日本に帰ってきてから何も活かされていないことを「ダメホリ」なんて揶揄されるのだが、 私も例に漏れず語学がそんなに伸びず(というより途中で嫌になった)、日本人とつるんで旅行に行き、貯金を減らしただけのダメホリの典型を地で行ってしまった。 だが、酸いも甘いも含めて本当に貴重で楽しい時間だった。 海外の日本人コミュ

          人のものが欲しくなっちゃう女①

          出禁をくらった先輩

          飲み屋さんやバーでたまに出禁をくらう人がいる。 そのカオスな現場に直接居合わせたことはないが、「この前来た新規の人が飲みすぎてテーブルに吐いちゃって、さすがにマスターも怒って出禁にしてたわ…」など、様々なエピソードを後日談として聞くことがある。 出禁になるほどのことをやらかすのは相当なので、その場にいなくてよかったなと心底思うが、私の先輩がとあるバーを出禁になったとお店側から話しを聞いたことがあった。 何を隠そう私が先輩にその「とあるバー」を紹介した。 話しを聞いた時は非常

          出禁をくらった先輩

          思ったことをそのまま口にする前にちょっと待って

          人間関係で思いがけずいざこざしてしまうとき、「余計な一言」「言葉選びを間違えた」なんてことが多いのではないかと思う。 そんなつもりで言ったわけじゃないが相手を傷つけてしまったり、怒らせてしまったり、その逆も然りで傷つく一言を言われた、相手の一言で怒った経験は誰しもあるのではないだろうか。 人間同士は心の距離が近くなると遠慮がなくなってつい「言わなくてもいい一言」を言いやすくなってしまう。家族、夫婦、親子、彼氏彼女、友人、職場関係 etc。 頭にパッと浮かんでも、自分では面

          思ったことをそのまま口にする前にちょっと待って

          パワハラの背景にあった事情 

          昔、軽いパワハラに遭ったことがある。 一時期、食品店の店舗で社員として働いていた。 時給が安いのとある程度の専門知識がないと対応ができない職種のため、パートさんが入ってもすぐ辞めてしまうことが続いており、私が入社した時には慢性的な人手不足に陥っていた。 私が配属された店の店長は特に責任感が強く、スタッフが足りないところは自分のシフトを増やして休みをどんどん削り、最高30連勤するなど相当むちゃなシフト組みをして店を回していた。 新人の私に負担をかけまいと、私にはきっちり会社が

          パワハラの背景にあった事情 

          引き寄せ難民はぜひ読んで。引き寄せ上手な人 たった3つの共通点

          あなたの周りに、こんな人はいないだろうか。 さらっと夢を叶えていて、目標を達成し、いつも人に囲まれて、欲しいものはもちろん想像を越えるものまで手にして充実した人生を送っている人は。 そう、いわゆる「引き寄せ上手」と言われる人。 私も引き寄せ上手になりたくて、本を読んだり動画を見たりセミナーに行ったりして知識は豊富に蓄えた。言われたとおりに実践もしてみた。 「何もしなくてもリラックスして過ごせばいいよ」と言ってる動画を見れば本当に何もしないでいたり、 「夜寝る前になりたい自分

          引き寄せ難民はぜひ読んで。引き寄せ上手な人 たった3つの共通点

          ブチギレるクレイジー上司 本当は愛のムチ

          私の上司はクレイジーである。見た目はおじさん!頭脳は中2!の逆コナンのような人のため、やんちゃが過ぎると周りはときどき迷惑するが仕事はできるし6個入りのあんぱんを買ってきてデスク近くの人に配ってくれるなんだか憎めない奴である。 そんなクレイジー上司が、先日とあるオンラインミーティングの場でブチギレた。 社内に響き渡るほどの大声で怒りの矛先をとあるひとりの男性社員に向けた。 その男性を仮に鮫島さんとしよう。 鮫島さんは全国にある店舗の新人スタッフ採用部署の部署長をしている。

          ブチギレるクレイジー上司 本当は愛のムチ

          スピ系の人に出会った話③

          人生初の占い?霊視鑑定?にて、当時付き合っていた人と別れる宣言をされて撃沈した私。 そして次は一緒に来てくれた友人の番。 友人にも彼がいたので友人と彼の名前、生年月日を紙に書きいざ鑑定スタート。 するとこちらは開口一番、、、 「あー、別れるわ。」 いきなり撃沈である。 友人もムッとした表情になり理由や今後どうすればいいかなどアレコレ質問をしていたが、気まずさが勝ってしまい二人が何を話していたのかほぼ記憶していない。 ただただ、ついてきてくれたのに申し訳ない気持ちでいっぱ

          スピ系の人に出会った話③

          スピ系の人に出会った話②

          たまたま仕事中に出会ったスピ系さんに鑑定してもらうことにした私は、一人で行くのは心細かったので興味を示してくれた友人を誘い、とあるマンションの一室を訪れた。 ドキドキしながらインターホンを鳴らし玄関を開けてもらうと、何の変哲もない一般住宅だった。 リビングの隣にあるお部屋が鑑定部屋なんだけど、まだ今はプレオープンみたいな状態だから何もなくて、と彼女の言う通り、ローテーブルと座布団以外何も置いていないスッキリとした部屋が目に入った。 どんな内容を伝えないといけないかわからな

          スピ系の人に出会った話②

          スピ系の人に出会った話①

          これは美容部員として店頭で働いていた時の話。 1人の女性がオススメを教えてほしいとカウンターにやってきた。 スタッフに声掛けをする人はたいてい化粧水を探しているとか、メイクを教えてほしいなど目的がハッキリしている。 「オススメを教えて」とだけ言われると、何がしてほしいのか意図が汲み取れず、来店目的がよくわからなかったがとりあえず新商品の美容液を紹介した。 なんだかそれには興味がなさそうだったので新作メイクの話に切り替えてなんやかんや話をしていると、その人はじっと私の目を見つ

          スピ系の人に出会った話①

          大人の両思い⑤‐彼の目線-fin

          「今日、泊まってく?」 彼女は笑いながら「うん」と言ってくれた。 彼女の気持ちを確信した瞬間だった。 嬉しさがこみ上げた。同時にこの後どう振る舞うのが正解なのかわからなくなった。 きっと、彼女は期待している。 告白してお互いの思いを伝え合って、友達以上恋人未満の関係から恋人になり、そのまま重なり合うことをきっと、期待している。 今日ほど燃え上がるシチュエーションはないかもしれない。

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          大人の両思い⑤‐彼の目線-fin

          クレイジー上司はド天然

          私の上司はクレイジーである。 50代で2人の子どもの父親でもある彼は一家の大黒柱として日々仕事に勤しんでいる。細かいことはちょっと苦手で未払いの取り立てと営業が得意で中2みたいな絡みをする憎めない奴である。 そしてクレイジーであると同時にマイペースで天然でもある。 磯丸水産に部署のみんなで飲みに行くことになったとき、 一番最初に到着し、他の人が誰もまだ来ていないにも関わらず待たずにビールを注文して一人で飲み始めていた。 時間ちょうどに私が行ったときにはすでに2杯目だった。

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          「あなた」に届けたい

          知り合いに駆け出しのミュージシャンをしている20代前半の男の子がいる。 最近まで養成所に通っていて、卒業ライブをするので来ませんか?と声がけをしてくれた。 竹原ピストルやMOROHAが好きという彼が、考えていることや方向性が似ていてお互いにソウルメイトと言い合っている2人と3マンショーを演るというのだが、同じ養成所の身内のりが起きそうで、私ひとり浮きそうだなと思いながらも行くことにした。 結果、3人とも若いのに自分の軸がしっかりあり、伝えたいことに一貫性があってめちゃくち

          「あなた」に届けたい