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子供とケンカ

相手が3、4歳児と分かっていても、口が達者になり、
あー言えばこー言う、みたいになってくると、こちらもキィーとなって喧嘩してしまう事、ありませんか?

喧嘩上等!やったら良いと思います。
叱ったり怒ったり親だからと上から押さえつければパワハラ、でも、私だってこうなんだからー、って素直に同じ人間として、対等な気持ちでやるなら、それは良い事だと思います。

分からせよう、教えよう、なんて喧嘩の時にはそんな余裕ないですよね。自分にも譲れない主張がある、相手がどうだって私はこうなんだからーと。その素直な気持ちを喧嘩腰にならずに相手に伝える、これは大人として普通にやってる事だと思いますので、これを応用して、子どもに対しても、今私はこんな悲しい気持ちになったよ、怒ってるんだよ、と素直に話し合えばいいのです。

3歳児と大人との違いは
『人生経験の多さと、最短距離の解を見つけるスキル』だけです。
相手も同じ一人の感情を持った人間である、という視点を持っていれば、喧嘩も仲良くなる通過点になるので。

頭ごなし、全然話を聞いてくれない、気持ちを分かってくれない、これ言ったら否定される、すぐ怒る etc.
将来こう言われないように、小さなうちから、対等に喧嘩しておきましょう。

長男が小1の頃、週末サッカーの為、朝早くから一生懸命作ったお弁当をひっくり返して、砂まみれにして、半分以上残して帰って来た時の事です。その日に限って手が混んだ肉巻きとか作ってて。。。砂まみれ。
わざとではなく、ボールに座って食べていて、友達とふざけていてバランスを崩したらしく、事故だと。半分しか食べられなくて、お腹空いたと。
良い母親ならここで、「そりゃお腹空いたよね、晩御飯早く作るね」とニッコリいうのでしょうか。
私はというと。。。。。
号泣です。大きな声でわーんと、子どもみたいに。
せっかく一生懸命作ったのにー、と。
悪気はなくても、事故だったとしても、悲しい事は悲しいんです、せっかく作ったお弁当が砂まみれ。
ボロボロ泣く私を見て初めて、長男も事態を重く受け止め、神妙な顔でゴメンと。多分、衝撃を受けて、忘れられない思い出なんだろうと。

食べ物に感謝だとか、お弁当作ってる親に感謝だとか、そんな話をした事はそれ以降一度もないのですが、
学生時代も毎日、お弁当美味しかったよ、有難うと言って夕方の洗い物の時に出して来ますし(さすがに思春期は「ご馳走様」と一言でしたが)
今でも毎日、ご飯を食べながら「うまっ。めっちゃ好きこの味、ご飯がススム」とか口に出して言ってくれます。将来、お嫁さんに作ってもらった時も、きっと言うだろうと思うと、嬉しくなります。
そう言えた方が良い。
ご飯は一日3回も食べるのですから。

たまには、こんなのも良いかと。

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