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ゴールイメージを共有しよう

チームビルディングを円滑にするためには、ゴールイメージを共有する必要があります。イメージが共有できるとワクワクしますよね。しかし、残念なことにうまくいかないことが多いのです。理由は生物学的に脳の三層構造による認識の違いです。前回お話ししましたが、とても大切なことなのでもう少し深く掘り下げてみましょう。

目的の認識が違うというショック

脳の三層構造で目的はwhyで認識されます。しかし、このwhyについての考え方が違うことを最近発見しました。
私はwhyが強いタイプなので、目的意識が非常に強いかわりに、whatとhowの意識があまりありません。私にとってwhatが強い人のwhyの話を聞くと、どうしてもwhatにしか聞こえないのです。howが強い人の話を聞いても、whatではないのですが、whatに近い感じがしていました。そこで、それはwhyではないと否定していました。それが・・・

チームビルディング研修で

毎月第2週に行われている企業のチームビルディング研修で、このwhyの話になりました。whatが強い人が「whyが目的というのがよくわからないです。私にとってはwhat〜forがwhyですと・・・」私は言っている意味がわかりませんでした。「行動するための理由があればいいので、目的とかいう崇高なものでなくていいのです。」私にとって今まで教えていたことが全て崩れる経験をしました。

what〜for だからwhatにしか聞こえなかったんだという理由がわかったのです。
そしてhowが強い人はFor what?がwhyであることがわかったのです。
目的を共有するためのwhy自体の取り扱い方が違うことを知りました。

サイモン シネック氏のゴールデンサークルの違いに気づく


この違いで目的の共有の仕方が違うということが明確になりました。最初のゴールイメージの表現が違う訳ですから、チームビルディングを行うことが難しいという理由が明確になりました。

最も共有しやすい方法

では最も共有しやすい方法は何でしょうか。それは、whatである行動を意味ずけをすることが最善であることがわかりました。なぜ掃除しなければならないか。なぜこのやり方をするのか。そのwhatを意味付けることで全ての人が理解できるのです。whyの人にとってはその奥にある目的を必要としますが、その人たちでさえ、whatに理由づけをすれば理解し、行動出来るようになるのです。
4つの思考タイプのwhyを表現すると次のようになります。

whatが強い人は、what〜for
howが強い人は、For what?
whyが強い人は、why
 what・how・whyの順に理解する人はwhy/what・how・whyとなります。
最後のwhat・how・whyの人の表現を変えると、whyとは過去の出来事、現在の出来事、未来のストーリーがwhyとなるのです。この思考パターンの違いを理解してチームビルディングを行うことになるのです。

ゴールイメージを一つにするためにwhatに意味づけをしていきましょう!
例えば、TEAMも下記のように意味づけされるとわかりやすいですよね。
T:一緒に
E:みんな
A:成し遂げる
M:現状よりさらに多く

©株式会社リ・クリエイション
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