我思う、故に我あり.2 vol.8「年配者を活用してみよう」
もっと先輩諸氏を上手く利用したら良いのに、と思う機会が増えています。
出来るだけ絡みたくない、接するのもおっくうで面倒臭い連中と思うのは勝手ながら利用価値はあると思うのでやはり活用すべきですよね・・・。
どうやら自分の親と同様なのか年齢差でもせいぜい10年位の差までみたいです。もう20歳も離れたらウットオシイ連中で出来れば会話もしたくないのかも知れません。
でも実は上手く味方陣営に組み込むことが出来たら利用価値は大きいと思います。
確かに使えない輩も多数存在していることは事実ながら、使えない、合わないからダメ、と言っている限りは自己成長も期待薄です。
頼る、立てる、尊敬する・・・などは無理でも「利用する、活用する!」であればOKではないでしょうか?
定年を迎えその後嘱託社員となって働いている実感からしたら、非常に勿体ないと思っております、使いようでは素晴らしい武器になるはずですから・・・。
でも年配者の活用にはメリットもありますがデメリットもあり、本当に使い方次第。
メリットとしては、即戦力、状況説明も何も不要で「それなりに適当によろしく」と頼んでしまうことが可能ながら、デメリットとしては言われた通りにはやってくれない。
文句は多い割に動けない、取扱い注意人物などが挙げられます。
要は取扱いさえ間違わなければ非常に良いですが、一旦ボタンを掛け違うと
もうトンデモナイことになる可能性があります。
頼み方、接し方を工夫し大ベテランのプライドをくすぐり続けながら、気持ちよくこなしてもらえるようになれば最高です、簡単じゃないかも知れませんが・・・。
決して難しくはないはず、まずは話し方での言葉選びだけでも気遣ってやる
ことが出来たらいいですね~と言いますか、そこへんが入門編でしょうか?
職場内に限らず世の中全般でもっとシニアの有効活用を考えるべき時です。
例えば近所の子供を日中預かり親御さん達に大いに働いてもらう・・・。
待機児童問題や預け先がないので働きに出れないことの解消になります。
確かに専門家でないシニアに我が子を預けるのは嫌かも知れませんが、実家にも預けられなとなれば近所のシニアは子育て経験者であったりしますので大いに使えると思います、介護も同じかも知れませんが・・・。
認可する、しないの問題はありますが、その昔は結構隣近所や地区内で色々
助け合って生きて来たものです。
学校から帰って来た子供がひとまず隣に家に夕方までいて・・・なんて光景は珍しくありませんでした、気持ち的に嫌かも知れませんが、暇なシニアにとっては子育ては凄く嬉しかったりしますので「お互い様」精神ではないでしょうか?
今風の思想からしたら隣近所や地域は単に住む場所が近いだけで干渉もしたくないし交流もNGかも知れませんが、遠くの親戚より近くの他人だと思います。
許認可の問題、人物像、性格、スキルの問題はあるかも知れませんが、暇な
方々に活躍していただきましょう、そんな地域のコミュニティー形成が急務では?
昭和のチョット田舎の風景を呼び覚ます行為ってきっと役立つものと信じて
おりますが、令和の時代には通用しないのでしょうか?
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