正木敦

あなたは身近なスーパーで有機野菜を買いたいと思いますか。興味があるけど近所で買える場所…

正木敦

あなたは身近なスーパーで有機野菜を買いたいと思いますか。興味があるけど近所で買える場所がないという方が多いと思います。でも宅配便でお届けという方法があります。有機野菜を積極的に購入したい方にひろしま有機農業協会が新鮮でおいしい野菜をお届けします。 1_organic_farmer

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よもやま話(12月2日)

これまで鹿はレタスにあまり興味を示さなかったのですが、今日畑に行ってみるとかなりの数を食べ散らかしていました。このままでは植えても植えても食べられることになるので、ネットを張ることにしました。100mで13800円です。できるだけ出費を抑えようと孟宗竹を割って支柱を作るなど出費を抑えていましたが、やむをえません。二畝分しか取れないのでさらに必要になると思います。せっかく定植した苗が食害にあい、かなりへこんでいたのですが、できることをやっていくしかありません。農業はリカバリーに次ぐリカバリーです。諦めて放り出した時点で全てがおしまいです。気を取り直して作業開始しました。

    • よもやま話(11月14日)

      JA広島市「とれたて元気市」です。私のような小規模農家にとって出来たものを少量でも出荷できるとても良いシステムです。今日出荷したのは輪切り有機とうがらしで6袋を店頭に置きました。手作業ですので大量生産ができません。出来上がったものをその都度出せることは個人農家にとってとても助かります。有機とうがらしホールは一袋320円、輪切り有機とうがらしは一袋330円です。新規就農した農業者にとって販路を開拓することは大きな課題となります。しかしJA広島市では「とれたて元気市」という場所が

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        よもやま話(11月5日)

        昨年の12月18日雪で潰れてしまったトンネルを復旧している様子です。近年は暖冬で雪は少なかったのですが、昨年はクリスマス前に一気につもり40㎝ほどになりました。この雪で押しつぶされて出荷できなかったレタスも多くがっかりしたのを覚えています。出荷寸前のものは全て商品にはなりませんでしたが、苗が小さなものは復旧後順調に生育して出荷できました。今年はその教訓を生かしたいのですが、竹を割ることから始めていますので初雪までに間に合うかどうか。

        • よもやま話(11月4日)

          レタスの畝を立てて植え付け後に設置するトンネル用の支柱を作るために竹を切り出して割っています。ビニールハウスのような設備がないので竹をアーチ状に設置してトンネル支柱にします。その上に透明の農業用ポリエチレンを張ることでレタスを栽培します。この地方は冬に積雪がありますのでかなりしっかりした支柱が必要です。孟宗竹は肉厚で強度がありますので雪の重みに負けないように幅広に割っていきます。昨年は細目に割ったので強度が足りず積雪で潰れてしまいました。その経験から今年は幅を広くしていますし

        よもやま話(12月2日)

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        • リカバリー
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          よもやま話(11月3日)

          昨日きれいに耕耘したところに熊の足跡が早速ついています。広島市安佐北区役所農林建設部農林課農林振興係に連絡をとって確認に来ていただきました。熊の出没についてデータを収集し、糞があれば採種しDNA鑑定によって熊の個体を識別し登録することで生息数や行動範囲などを調査しているようです。

          よもやま話(11月3日)

          よもやま話(11月2日)

          今回は軽トラック1杯分約350㎏の牛糞を投入しました。約3000本仮植した苗がありますので400m分の畝が立てられるように畑を整えています。10分ほどのところに酪農農家がありそこから牛糞を分けてもらっています。当然のことですが、特定非営利活動法人島根有機農業協会によって原材料名、製造工程、原材料の輸送~製造~製品までの過程の確認、肥料の品質の確保等に関する法律に基づく肥料の種類、地力増進法で定められた土壌改良資材に該当しないことなどを確認してもらうための資材証明書を提出、確認

          よもやま話(11月2日)

          よもやま話(10月30日)

          昨日の続きになりますが、現在レタスの苗を定植したものと仮植したものを合わせると4200本余りになります。全くロスすることなく販売できたとなると160円×4200本で672000円です。レタスは11月から4月いっぱいまで半年間出荷できるとすると10000本で160万円、1カ月当たり266666円となります。こんな歌があります。でかんしょ、でかんしょで半年暮らす、後の半年寝て暮らす。農業もやり方次第では魅力的だと思うのですが、ただ、借金してまで始めるものではない、と考えています。

          よもやま話(10月30日)

          よもやま話(10月29日)

          新規就農については様々な意見があります。 施設園芸(protected horticulture)は、屋内または屋外の施設で植物を栽培するための特定の方法を指す用語で、一般的に考えられているのは  温室栽培(Greenhouse Cultivation): 温室やハウスなどの施設を使用して、植物を室内で栽培する方法です。これにより、外部の気象条件に左右されず、温度や湿度をコントロールしやすくなり、季節にかかわらず作物を生育させることができます。 上記のように温室、ハウスで

          よもやま話(10月29日)

          よもやま話(10月27日)

          アグリビジネスパートナー/高津佐和宏農業の発展と儲かる農家を育てるためには農家の経営力UPが必須と感じ、15年勤めたJA(経済連)を退職し独立。0-15歳 専業農家の長男として過ごす→15-18歳 農業高校で寮生活→ 18〜24歳 大学進学 農学部で大学院まで 24-39歳 地元経済連に入会 15年勤める→現在 本日「(無料)農業なんでも相談の日」に申し込みをして高津佐和宏さんとzoomを使ってお話をさせていただきました。今日の相談の中で私の目標が決まりました。年収1000

          よもやま話(10月27日)

          よもやま話(10月26日)

          昨夜は熊が畑を歩いたようです。そんなに大きな足跡ではないので子熊かもしれません。トラクターで耕耘した後は綺麗に足跡が付きます。結構頻繁に足跡があるので私の畑の周りを生活圏にしているのかもしれません。周りには柿木や栗の木もあり竹林もあるので春は筍と食料になるものは結構豊富です。地元の人たちも熊が出ることは知っていますので夕方薄暗くなってからの農作業は控えるようにしています。

          よもやま話(10月26日)

          よもやま話(10月24日)

          今日は二十四節気の一つ霜降です。と知った風に言っていますが、ラジオでそのように言っていました。携帯ラジオを聴きながら作業をしていますが、これは個人事業主の特権ですね。NHKラジオの午前中は「ふんわり」午後からは竹内陶子アナウンサーの「午後カフェ」をいつも聞いています。霜が降りる頃ということで、ししとうの花がきれいに咲いていますが霜が降りたらおしまいです。露地でとれるのもあと少し、ししとうの生育適温は25℃以上なので、せっかく可愛い花が咲いていますがもう実をつけることはないかも

          よもやま話(10月24日)

          よもやま話(10月23日)

          2回目に播種したレタスを仮植しました。今日仮植したのは765本、2回目に播種したものからおおよそ2800本の苗がとれそうですので仮植作業に4日ほどかかりそうです。仮植した苗は2週間ほどで定植できる状態に成長しますのでその間に植え床を作らなければなりません。堆肥を入れて畝を立ててマルチを張り、マルチに植穴を開けて、トンネルに使う支柱も用意しなければならずかなりタイトなスケジュールになりそうです。

          よもやま話(10月23日)

          よもやま話(10月22日)

          11月4日は三谷八幡宮の秋祭りです。地元三谷神楽団による奉納神楽があります。ということで今日は地区の人たち総出で宮掃除です。植木を刈り込んだり、草取り、掃き掃除と担当の班による幟立てが行われました。田舎で生活しているとこうした地域の共同作業が何回か行われます。道打ち、あるいは溝さらい、と呼ばれる地区の共同清掃作業は偶数月の第3日曜日と決まっています。こうした共同作業の世話役も輪番で回ってきます。町で生活しているとこうしたことはないと思いますが、農作業が忙しくてもこうした活動に

          よもやま話(10月22日)

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          ししとうの収穫

          2023年10月21日土曜日、昨日の雨から一気に気温が下がってきました。朝7.5℃、日中でも16℃ほどまでしか上がらず肌寒い感じです。9月は気温が高くてシシトウもピーマンも割合に早く実が大きくなっていたのですが、ここにきてぐっと成長速度が落ちてきました。収穫後持ち帰り調整、パックして出荷予定です。明日は日曜日でお客様も多いので早めにとれたて元気市へ持ち込みます。露地栽培ですので霜が降りたら収穫終了になります。11月に入ると間もなく霜が降りるでしょう。

          ししとうの収穫

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          よもやま話(10月17日)

          2020.03.14 09:14 2020年3月13日金曜日草刈りを始めたのが2019年12月でした。約3か月でようやく4分の1ほど畑として使える状態になりました。まだ石灰も堆肥も入れていないので畑としては未完成ですが、少しづつきれいになる畑を見るとほっとします。 https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/866511/4ee15d50d024f7093d7612558d0a8cfb_35b

          よもやま話(10月17日)

          よもやま話(10月15日)

          有機農産物の認定を申請して認定事業者となってもすぐに有機JASマークを使えるわけではありません。有機農産物の日本農林規格第4条 有機農産物の生産の方法についての基準は、次のとおりとする。 ほ場 周辺から使用禁止資材が飛来し、又は流入しないように必要な措置を講じているものであり、かつ、次のいずれかに該当するものであること。 1項の規定を要約すると種又は植え付け前2年以上の間、基準に従い農産物の生産を行っていること。という規定があり、長年放置された農地であっても基準を満たした生産

          よもやま話(10月15日)