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アニメ「ゴールデンカムイ」とナロードニキ運動

今見ているアニメは二つ。
キングダムとゴールデンカムイです。
この記事はゴールデンカムイについて。

ゴールデンカムイは、アイヌ人とナロードニキを描いたアニメですね。
え?ナロードニキしらない?
バカですか?せっかく見てるのにもったいない。すぐに調べて下さい。

アニメ「ゴールデンカムイ」も一般にあまり語られない歴史にエンタメ性を持たせてわかりやすく伝えている。
最近、そのような漫画やアニメが増えている。良いことだと思う。優秀。

だから、見てる方は単にエンタメだと思って消化しないほうがいい。
日本の漫画やアニメのクリーエーターは皆が思ってる以上に優秀。
いつも話してることですけどね。

既に記事にした韓流ドラマ「武神」や「オールイン」もそう。
いちいち本質を抉り出していて、新しい気づきを与えてくれたり、心に響くものがある。

ゴールデンカムイ、おもしろいです。
まだ全部見てないので、記事にするのもどうかなと思ったんですが、先の記事でナロードニキを取り上げたので、その関連ということで記事にします。

それから、ゴールデンカムイは、アイヌ人の生活も細かく描いている。
実は、アイヌ人が何者なのか、明治期まで分かってなかったんです。
前に「ナウシカは朝鮮人~」という記事で取り上げた隠蔽された人類学者・鳥居龍蔵がアイヌ人を調べ上げた。そして、多くの事実が判明した。

鳥居は、東大の教授らを論破しまくって、嫌われまくった。プライドの高い人は、在野の優秀な人間をめちゃくちゃに嫌う。日本的ですね。
それで、在野から助教授にまでなった人物なんですが、めちゃくちゃ優秀過ぎて、結局東大から追い出された。

アイヌ人の詳しい話はしません。
だって、ゴールデンカムイを見て下さいよ。
ここで話したらネタバレになる。

ナロードニキ運動もここで語ってしまうとネタバレになる。
この辺りから、当時の歴史にも興味を持ってほしい。
作者もきっとそう思ってる。

本当の歴史は一般ではほとんど語られることはない。
歴史教科書の半分は嘘。もしかしたら、もっと嘘かも。全部嘘かも。
歴史に関していつも言ってるのは、とにかく頭を柔軟にしておくこと。
まあ、なんでもそうだけど、植えつけられてる歴史、価値観というのは本当に多い。

このアニメ「ゴールデンカムイ」のように、自分でちょっと調べてみよう、という気持ちにさせる作品は素晴らしい。

私のこの記事も、ちょっとでも、そんな役割を担うことが出来たら私もハッピー。
ということで、見てね。

おわり


他にもアニメや漫画の評論記事を書いています。


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