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かかりつけ薬剤師契約を増やす方法

かかりつけ薬剤師契約を増やす方法

かかりつけ薬剤師として顧客獲得したい方向けの記事です。
かかりつけ薬剤師について、かかりつけ薬剤師の要件については別記事を参照ください。


はじめに
2024年度の調剤報酬改定において、「かかりつけ薬剤師のいる、かかりつけ薬局」を評価した改定となりました。

答申を受けて、かかりつけ薬剤師指導料は以下のように変更となりました。

服薬情報の一元的・継続的把握の推進の観点から、同一薬局の利用

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地域支援体制加算(2024年度調剤報酬改定)

地域支援体制加算(2024年度調剤報酬改定)

2024年度調剤報酬改定の短冊、答申を終えて感想はいかがでしょうか?

今回は地域支援体制加算1.2について確認していきます。

はじめに
今回のサプライズは地域支援体制加算の7点減算です。
連携強化加算と医療DX推進体制整備加算等の算定できてやっと現状維持となります。
今回は地域支援体制加算の要件が厳しくなったこともあり、加算2から1になる薬局もありそうです。
2025年までに「すべての薬局をか

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後期高齢者2割負担の計算を知ろう

後期高齢者2割負担の計算を知ろう

令和4年10月1日から、後期高齢者(75歳以上)の負担割合が変更になりましたね。
保険でご飯を食べている身であれば、病院であれ薬局であれ勉強しましょうね。

はじめに
今回の記事は後期高齢者2割負担の計算について記載しています。
ご自身が2割なのか、1割なのか、または現役並みの3割なのか、は今回の記事にはありません。
対象の方はすでに保険証を交付されていますので記事にする必要はないかと思います。

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服薬情報等提供料について

服薬情報等提供料について

今回の記事は、
服薬情報量提供料2を率先して取りましょう
という記事内容になっております。

服薬情報等提供料とは
服薬情報等提供料は以下のように定義づけされています。
調剤後も患者の服用薬や服薬状況に関する情報等を把握し、患者若しくはその家族等又は保健医療機関に当該情報を提供することにより、医師の処方設計及び患者の服薬の継続又は中断の判断の参考とする等、保健医療機関と保険薬局の連携の下で医薬品の

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かかりつけ薬剤師・薬局とは?

先日、薬剤師向けのセミナーにて、講師のケアマネージャーから
「かかりつけ薬剤師という言葉を最近耳にしますが、ケアマネージャー側から薬の悩みがある患者さんにかかりつけ薬剤師を持つことを勧めて良いのか?」
という質問がありました。

ケアマネージャーの方から「かかりつけ薬剤師」という言葉を聞けたことに感動しました。
大手調剤薬局のおかげか、薬剤師会のおかげか、少しずつ認知度が上がっているようです(講師

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地域支援体制加算をとる?とらない?とりたい?とれない?

地域支援体制加算をとる?とらない?とりたい?とれない?

はじめに主に調剤基本料1算定薬局に向けた記事です。

表題の結論は
地域支援体制加算は算定すべきです。
算定する過程で今までできなかった加算をとることもできます。

とろうと思えばすぐにとれる加算ではありませんので、今すぐ準備しましょう。取れない薬局は淘汰対象です。

算定要件は比較的達成できる内容(特に地域支援体制加算1)にもかかわらず、算定できていない薬局が多いことには残念な思いです。
あえて

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