見出し画像

真実はいつも一つとは限らない

『(方向音痴なこの私が迷わないための)仕掛けのサインデザイン』について考えることになったので、まずは自分がどうして迷うのか解明していく。

かつて、南太平洋にあるとされていたサンディー島。Googleマップにだって掲載されていたにも関わらず、最近(と言っても2012年)になって「本当は存在しないもの」だと公表された。およそ200年以上もの間、誰もその存在を疑わなかったという。なんとも不思議なお話です。

キャプテンクックは何を見たのか

例えば、そのサンディ島事件のように。私たち人間は『公的に出ている情報のほとんどを鵜呑みしてしまう』というちょっとおバカな傾向があるらしいんです。最近私はその確固たる証拠を、あろうことか自分で作り出してしまった。折角なので、ここで1つ聞いてもらうとしましょう。

近所で行き慣れた道を車移動していたとある日。家から駅の向こう改札に行くための近道が新しく出来ていた。特に通行止めの表示もなかったので、恐らく並みの人間はその近道を迷わず行くことになるだろう。しかし、車に乗っていたのはこの私。私はその道を通らず、いつも通り遠回りをして行くことにしました(謎)。

いや、なんでやねん

どういう風の吹き回しだろうか。その理由は単純明快。私はこの時一応カーナビも使っていたのですが、カーナビにはこの近道とやらが反映されていなかったのです。ここで皆さんに思い出して欲しいのは『私はサインが大好きな変態である』ということ。ぽっと出の近道とカーナビ、私がどちらを信じるのかと言ったら…もう答えは分かりますよね?

『明らかに最良ではない公的な情報』と『早く目的地に辿り着く可能性がほぼ100%の視覚情報』を天秤にかけた結果、デジタルとアナログ、古いと新しいの狭間に落ちてしまった。後ろの車が颯爽と近道を行く姿を見て私は酷く悶絶するのでした。

唇を噛みながら、ミラー越しに見送ってあげた

「最新に違いない」と誰もが信じて疑わないGoogleマップやカーナビが、万が一に『情報が更新されていない』場合でも、一切合切私たちはそれをひたすらに信じてしまうものでしょう。しかし、そんな間違った情報を置くくらいなら、もはや置いてくれてない方がありがたい。だってそんなものは百発百中で誰かを路頭に迷わせる様な『伝説の迷子製造機』でしかないじゃないですか(圧)。

いくらサイン信者な私でもそんなの解せない。私に近道させてください。




追録 おやつは世界を救う。

It's a Sweet World. 甘いものがなきゃやってられない。今回のお供は『あんドーナツ』。今も昔もみんなに愛される不滅のスイーツ。古いってやつも捨てたもんじゃない。

おじいちゃんもおばあちゃんも私も好き

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?