寺門ツネユキ

コピーライターの寺門ツネユキが、日々思いついたこと、じっくり考えたことを書きます。 合…

寺門ツネユキ

コピーライターの寺門ツネユキが、日々思いついたこと、じっくり考えたことを書きます。 合言葉は「セカイを、やわらかく」

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最近の記事

堂林の活躍を確信している

プロ野球のペナントレースがようやくはじまる。コロナで今年は野球は観られないかなと半ば諦めていて、「仕方ないか」ぐらいの気持ちだったのだけれど、選手からしたら1年間、公式戦が行われないというのは大変なこと。すべての調子が狂ってしまうだろう。そう考えると、やはりどうしても開幕してほしかったので、「よかった」と安堵していると同時に、開幕戦というのはやっぱり毎年わくわくするものだ。 僕は広島カープファンで、堂林翔太を入団時からずっと応援している。カープファンのみなさんならご存知だと

    • ナイナイ岡村を今も追いかけているか

      ナインティナインの岡村隆史さんが深夜ラジオ番組「オールナイトニッポン(ANN)」(4月23日の放送回)で、風俗で働く女性を蔑視する発言をしたとして大きな波紋をよんだ。 岡村さんのANNは個人的に好きで、たまに聴いていた。炎上騒ぎとなった4月23日の放送回はリアルタイムでは聴いていなかったため、ネットで騒動を知った後、すぐにラジコのタイムフリーで聴いた。 たしかに問題となった部分は「一線越えてしまった感」があり、あーこれはダメだなーと感じた。女性を「物」として認識しているか

      • テイクアウトの味

        シチュエーションが変わるだけで、百倍くらい美味しく感じるものがある。 ぱっと思い浮かぶものでいえばカップヌードル。まあ、ただでさえ旨いし、日本人の舌にこんなにも最適化された食べ物が他にあるんだろうかというくらい優れていることは言わずもがな。しかし、海や山で食べるカップヌードルといったら、なんであんなに旨く感じるんでしょうね?もうね、麻薬ですよね。キマります。 あとは野球場で食べる焼きそば。神宮球場だと外苑前の駅から球場に向かうまでの道筋に、飲食店が店の前でこぞって焼きそば

        • 持続化給付金、申し込み時の注意事項

          フリーランスでコピーライターをしています、寺門です。持続化給付金の申し込み受付が始まり(2020年5月1日)、僕も早速WEBから申し込んでみた。持続化給付金の概要や細かい申込フローなどは割愛させてもらいます、申込が必要な方は、ある程度概要は掴んでいると思われますので。WEB申込時にネックになる部分だけ簡単にピックアップ! ①ブラウザは絶対に「サファリ」で!(※macの場合です) e-taxでもそうだけどクロームやFirefoxは推奨していないようです。いつもの癖でクロームで

        堂林の活躍を確信している

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        • エッセイ
          55本
        • ルポタージュ
          3本
        • ILLUSTRATION COLLECTION
          51本
        • ORIGINAL WORKS
          12本

        記事

          「100日後に死ぬワニ」と電通の件

          最近、イラつくことが多くないですか。僕の場合、まあ、政治ですね。とくに政治です。いやほぼ政治です。ツイッターも以前は無意識にしょっちゅうみていたのですが、安倍やら麻生やらの発言がムカつくので、ここ最近はあまり見ないようにしていたのです。でも「100日後に死ぬワニ」だけは毎日、更新を楽しみにしていました。 作者を詳しく存じ上げないのですが、毎回の4コマには「音」がなく静かで、空虚な哀しみが滲んでいました。とくに悲しいエピソードの回ではなくても。これは「100日後に死んでしまう

          「100日後に死ぬワニ」と電通の件

          【サウナレビュー】風俗街の中心で、フォー!と叫ぶ。

          サウナにハマってはや半年以上が過ぎた。「テラカドサウナクラブ」なるふざけた趣味サークルも立ち上げ、部員は私含めて4人まで膨れ上がった(体験入部生含む)。少なっ!数ヶ月に1度は集まり、セッションを重ねととのえているし、個人的にも週に2、3度は地元の銭湯に通う。 今では、湯船にはほとんどつからず、カラダを洗ったらすぐにサウナに突入し、10分〜12分はサウナ内で過ごせるようになった。水風呂も余裕だ。またこの間なんかは、本屋で平積みされた銭湯のムック本を手に取り、俳優の田中圭が

          【サウナレビュー】風俗街の中心で、フォー!と叫ぶ。

          身内に売っても広がらない。

          僕はプライペートでZINE(『CoiCoi』というカープ女子をテーマにした自費出版雑誌)を2冊作った。クオリティの高い雑誌にすることはもちろんだけれど、それ以上に、流通させること、そして、いかに知らない人に買ってもらうかに意識を置いた。 だから、文学フリマやデザインフェスタ、コミケなどのイベントにもたくさん出展したし、本屋への営業もかなりした。おかげで、全国にあるインディペンデント系の本屋についてはほとんど網羅したし、この県は本屋が多いけど、この県は全然いい感じの本屋ねーな

          身内に売っても広がらない。

          風俗における時間軸の真実

          風俗店というと、いかがわしい印象が先立つかもしれない。もちろんいかがわしい場所なので、いかがわしいと認識されることは間違っていない。ただ一方で、風俗はいちいち世の中の真理、大人の常識を突きつけられる空間でもあるのだ。 僕がまだ20代前半で風俗初心者だった頃に、一番ショックを受けたことがある。それが風俗における「時間軸」について。 話が逸れるがあなたはドラゴンボールZを知っているだろうか。あのアニメには「精神と時の部屋」という修行部屋が出てくる。天界にある異空間で、その部屋

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          風俗における時間軸の真実

          作家さんとマネージメント契約を結んだ話

          フリーランスになって一番実感したのは、コピーライターという職種がいかに世間に認知されていないかということ。正確に言うなら、認知はされているけど、どんなことをしている職業なのかが、さっぱり知られていないということ。 せいぜい、駅に貼ってあるポスターのキャッチコピーを書いている人という認識。それならまだ良い方かもしれない。「デザインもできるんですか?」と真顔で聞かれることもしばしば。toBの世界で生きてきたから、これまではコピーライターについて理解のある人とのお仕事ばかりだった

          作家さんとマネージメント契約を結んだ話

          他人が評価してくれる自分を、もっと信用してみる。

          地方創生的なイベントで意気投合した2人と飯に行った。3ヶ月に1度、定期的に集まっている。各々の近況報告をしながら、ちょっとお高い蕎麦屋さんで冷酒片手に肴をつまむ。とてもいい時間だ。1人はデザイナー、1人はコンサルをしている。僕はコピーライターをしている。 宴もたけなわ、仕事の話も白熱した頃、「他人が評価してくれる自分は、自分がこうなりたいと考える自分とは合致しないよね」といった理想と現実の話になった。僕含め、みんな10年以上に渡り、ひとつの仕事をまっとうしている。しかし、そ

          他人が評価してくれる自分を、もっと信用してみる。

          そのアイデアに、品はあるか。

          僕がまだ広告制作会社に勤めていた頃の話。AD(アートディレクター)の先輩と飲みに行った時に、まあいつものごとく仕事の話になって、こんなことを聞かれた。「うちの会社の個性ってどこだと思う?」と。僕は、少し迷って「みんな面白いアイデアを考えるところですかね」と答えた。しかし、その先輩は「それももちろんあるけど、違うなー。『品』があることだよ」と教えてくれた。 「もし、うちの採用基準があるとするならば、そこだと思うんだ。そして『品』は武器になる。もし今後、違う進路に進む時に、あな

          そのアイデアに、品はあるか。

          「女性に嬉しい」は、もうやめてほしい

          よく情報番組やバラエティ番組などを観ていると「女性に嬉しいですね」とリポーターやMCなんかがコメントする。広告の世界でも、「女性に嬉しい」というワードを使いがちである。でもその言葉を見たり聞いたりするたびに、とても違和感を覚えていた。 平日の昼間の情報番組なんか、本当にこの言葉が多い。主婦や高齢の女性が視聴者として多いから、女性に寄った番組になるし、女性に寄った言葉遣いになるのはわかる。しかし、「女性に嬉しい」って、何をもって「女性に嬉しい」なのだろうか? 「デザイン性が

          「女性に嬉しい」は、もうやめてほしい

          初めてのコピーと優しい大人たち

          自宅を断捨離していたら、一枚のチラシが出てきた。綺麗に折られたチラシをゆっくり広げてみると、そこには僕が初めて書いたキャッチコピーが載っていた。記憶が一気によみがえる。 大学4年、就活生の頃の話。僕は宣伝会議に完全に洗脳されコピーライターになることだけを夢見て就職活動をしていた。広告代理店か広告制作会社しか受けないと決めていた(イタい、イタすぎる。当時の自分にもっと色んな業界を受けろと説教してやりたい)。 確か大学4年の5月時点で、最大手ではないが、中堅の広告代理店の内定

          初めてのコピーと優しい大人たち

          本年も、ととのえて、よろしくお願いいたします。

          昨年の11月末になぜかサウナにハマり、それからというもの、ほぼ毎日、銭湯やスパに通うようになった。サウナのバイブル、タナカカツキさんの「サ活」や、まんしゅうきつ子さんの「湯遊ワンダーランド」ももちろん読み、サ活の基礎であり王道の「サウナ→水風呂→外気浴」、このセッションを繰り返すことで、心身が整えられていくことも、身をもって学んだ。 2ヶ月近く、ほぼ毎日かよっていると、サウナに居られる時間も、どんどん長くなり、最初は4分が精一杯だったのに、今では、体調によっては12分は平気

          本年も、ととのえて、よろしくお願いいたします。

          牡蠣、食べたい

          牡蠣、食べたい。でも怖い。 2度、救急病院に駆け込んだから。 でも、うまいから、牡蠣、食べたい。 岩牡蠣でアタってるから、ふつうの牡蠣なら大丈夫かしら。 でも怖い。 カラダ全身が痺れて、38度の高熱が出て、下痢し続けるの嫌だから。 でも、牡蠣、食べたい。 フェスに行って夏を感じるように、 僕は、牡蠣を食べることで冬を感じる。 決して、もつ鍋ではない。 どこかのITベンチャーが、アタらない牡蠣を、開発してくれないかしら。 牡蠣、食べたい。

          牡蠣、食べたい

          きょうも、整いました。

          僕は今年の5月からフリーランスのコピーライターとして活動を開始した。フリーランスは、いいところもわるいところもあるけれど、一番のメリットは時間の融通がきくところだろう。昼に映画に行けるし、平日の夜に飲みにいける。最高である。そんな僕がフリーになってから習慣になったことのひとつに銭湯通いがあげられる。 家の近所にある、武蔵小山温泉(清水湯)に通っている。そう「温泉」なのがここのいいところ。そして、施設がキレイで、サウナもある。他の銭湯にもいろいろ行ってみたが、わざわざ銭湯のた

          きょうも、整いました。