哲学ニート

もと不登校児の名もなき変態。

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最近 

唐突だが、最近の我が家は混乱続きである。父親の会社のM&Aによる家庭の経済規模の縮小、母親の詐欺未遂、母親の就職難、そして大学進学と一人暮らしによる支出の増加により家族の精神状態が不安定になっている。父と母の関係は不安定であり、私も無意識下でストレスがかかっている。そのような経験を通じて得た「経済的困窮による人間性」を探求していこう。  よく、人間は経済的困窮を目の前にすると本性が出るらしい。金があれば余裕が生まれ、金がなければ他人に辛辣になると。しかし、私はこの表現は間

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       唐突だが、最近の我が家は混乱続きである。父親の会社のM&Aによる家庭の経済規模の縮小、母親の詐欺未遂、母親の就職難、そして大学進学と一人暮らしによる支出の増加により家族の精神状態が不安定になっている。父と母の関係は不安定であり、私も無意識下でストレスがかかっている。そのような経験を通じて得た「経済的困窮による人間性」を探求していこう。  よく、人間は経済的困窮を目の前にすると本性が出るらしい。金があれば余裕が生まれ、金がなければ他人に辛辣になると。しかし、私はこの表現は間

      • 人々の事実か否かの判断における問題と考察

        クリスマスの晩御飯の話である。家族でフランス菓子を食べているとき、突然父が「日本のケーキはプラスチック製品である」という話を始めた。私たちがよくコンビニエンスストアなどで目にするケーキは石油で精製されており、その「事実」をTwitter(X)である人が言ってしまったのだと。そんな荒唐無稽な話を父は事実だと確信していた。私はその話は常識的に考えればありえないと断じた。なぜなら、私の常識の中では日本の食品の安全性は高く、ケーキがプラスチック製品であるはずがないと確信していたからだ

        • 日本の三権分立の再検討

           ある代々木の有名な予備校に通っていた頃、政治経済の授業を履修していていた。授業の中で、日本は立法・行政・司法というように国家権力を三権分立し、相互的に抑制・均衡し、権力の濫用を防いでいると教えられた。私はそこに幾ばくかの疑問を抱いた。2013年~2022年継続審議法案の合計を見ると、日本は内閣提出法案の成立が42%に対して、議員立法の場合は1.3%ととても低い。内閣は行政の長であるのにも関わらず、多数の立法を行っていることを考えたときに、本当に日本は三権分立しているのかと疑

          感想「アウトプット大全」

           「学びを結果に変えるアウトプット大全」という本が出版されたのは2018年である。この本を手にしたのは、この本が出版された当時である。ではなぜ、五年前に出版された本を2023年の今に感想を書くかと言うと、大学が決まったので学習効果を伸ばすための本を読みたかったである。    まずは、「学びを結果に変えるアウトプット大全」の基本的情報からまとめについて書こうと思う。その後、自身が具体的に大学でどのように活用するかというプランを考えていきたい。 本の基礎情報  この本は樺沢紫

          感想「アウトプット大全」

          書評「the four 四騎士が変えた世界」

           今回は古い(古いといっても2018年の)本の書評を書こうと思う。私的な話となるが今回紹介する本である「the four 四騎士が変えた世界」と私の歴史は深い。この本に出会ったのは中学生の頃である。その時の私は経済、ビジネスといった社会科学に興味はあるが、何を具体的に学べばいいのかわからない迷える子羊だった。この本は私に社会科学とブランドビジネスの興味を与えてくれた重要な本だった。  この本は2018年に出版されたが、2023年現在でも読む価値がある本であると言える。著者の

          書評「the four 四騎士が変えた世界」

          ヴィーガンへの建設的議論のすすめ

          そもそも、ヴィーガンとは?  近年、ヴィーガンというライフスタイルが注目されている。ヴィーガンは動物性の食品を食べることをせず、植物性の食品のみによって生活している。若者を中心に、ヴィーガンというライフスタイルを選択している人が増えている。実際に、海外に留学していた時もヴィーガンの人々は多数存在していた。ヴィーガンは19世紀から頭角を表し始め、元々は菜食主義者であるベジタリアンから分岐し、完全な菜食主義者を目指す人々として存在を確立した。確固たる定義が成立したのは20世紀

          ヴィーガンへの建設的議論のすすめ

          読んだら忘れない読書術の感想

          読んだら忘れない読書術という本を読んだので感想を書くお。 ある日自分が読んだ本の大半を忘れている事に気づき、これはいけないと思いKindleで「忘れない 読書」と検索して出てきたので即購入しました。 主張 著者は読書のには重要なことは3つあると主張します 1. 一週間に三回のアウトプット 2.本は議論できる水準で読む 3.効率的に読む 本で読んだ内容を定着するためには 一週間に三回のアウトプットすることが重要らしいです。 具体的なアウトプットの方法として「話す」と「

          読んだら忘れない読書術の感想