本は買って満足しがちな漢、

オレはゆうじです。

今回は料理本について。

料理が上手くなりたい！
料理を始めたい！
って思った方、なんだかんだ一度は手にとると思います。

とはいえ今時作り方なんてネットで調べればいくらでも出てくるし、
なんならYouTubeで有名シェフ達が実際にやってみせる様子が無料で見れてしまうという状態。

ぶっちゃけ料理本とかいらなくね？

って思ってる人も多いと思います。
特に料理できる人はなおさら。

いきなりですが問題です。

次のうち料理本が必要な人はどれでしょう？

①初心者
料理を始めたばかり。
レシピを見ながら作るのがやっと。

②中級者
レシピを見ればたいていのものは作れる。
決まった材料などがないと作れないなど、応用力に欠ける。

③上級者
基本レシピなしでなんでもいける。
あるものでもそれなりに作れる。
食べただけでレシピがわかる。

④師範
自分自身がレシピ。
料理で世界征服できる。

いらない人はどれでしょう？

はい。
料理本が必要な人、
答えは全員です。

なんで必要なのか？

まあ正直理由はなんとなくわかると思いますので、
（特に初心者、中級者についてはそりゃそうだろって感じ）
それぞれのレベルにあった料理本の位置づけと、活用方法について解説していきたいと思います。

初心者

料理本は
「絶対的な教科書」

すべてが正義。
アレンジなんて考えるな。
とにかく全部頭にたたきこめ。

本1冊制覇するとかなりチカラがつくと思いますね。

レシピ通り作るだけならネットでもいいんじゃね？

と思う方もいるかもですが、
情報量多すぎて判断できません。
普通のチャーハンのレシピだとしても100個くらい出てきます

あと料理本って最初のほうにこの本でよく使う調味料とか、器具をのっけてくれていることが多いんですよ。

なのでレシピごとにあれやこれや材料買ったりせずに基礎の基礎から固めることができます。
そして本1冊をその調味料と共にマスターすればかなり基礎が身に付きます。

中級者

料理本は
「営業マンが出してきた提案資料」

(あんまうまくない例えだけど思いつかないっす)

ある程度、自分の得意な料理とか好きな味付けもわかってくる段階でしょう。

そしてちょっと料理が楽しくなってくる頃
得意なメニューばっか作りがち。

レシピを見れば、だいたい作れるけれど
レシピを見ないと作れない

ここから更にレベルアップするために、
ただ作る、だけでなく
なぜそうするのか？
なぜこの組み合わせなのか？

とにかくなぜ？を追及して理由を深彫りしていくと、よりレシピが具体的に理解できます。

食材を代用したり、アレンジしたりと応用力が身に付きます。

例えば、
チキンライスはなぜケチャップを入れて炒めるのか？混ぜるだけではダメなのか？
コンビニのサラダチキンはなぜあんなに柔らかいのか？

などなど。
そして答えがわかるたびにあなたはレベルアップします🔥

上級者

料理本は
「全部英語で書いてあるデザイン系の写真集」

正直このくらいのレベルになってくると、
持っている情報が多すぎて逆に何していいかわかんなくなります。

逆に何か制限があったほうが、それをキーワードにあらゆる情報をくっつけて、メニューを考えたり味付けを考えたりしやすかったり。

「何食べたい？」
「なんでもいい」
これ料理上級者に禁句です。パニックになります。

そこで迷ったときに、なんとなくパラパラと料理本を見てみると、散らかった頭の情報が徐々に紐づいてくる感じがします。

例えば

ガチガチのエスニック料理の本→
「ガパオライスの作り方って様々だなあ。そうだ肉を豚肉に、パクチーを大葉に変えてみよう」

缶詰めレシピの本→
「焼き鳥缶とタケノコを組み合わせて、オムライスにしたら美味しくなりそう。味付けは和風だし、いや柚子胡椒もアリだなあ」

みたいな。
インスピレーションってやつですね

選ぶ本ですが、身近な材料なのに半分くらい何言ってるかわかんない本とかけっこうおもしろいですよ。
ガチガチのフレンチの本とか、寿司の専門誌とかね

はい。
今回特に僕の感覚的な内容がほとんどでしたが、そんな感じです。

ちなみに僕自身は割と雑誌みたいな感じで見てますね。

なんとなくメニューに詰まったときとかにパラパラーっと見るとけっこうヒントになることがあったりするのでけっこう助かってます。

あと最近は逆に基本のレシピが乗ってる料理本を一冊制覇してみたいなって思ってます。
割と我流でやってきたところが多いので、改めて超基本レシピに忠実にやると発見があったりします。

逆に「これが作りたい！！！」って明確に決まっているときは、
ネットとかYouTubeで検索することが多いですね。

そこはやはりピンポイントで情報にたどりつけるっていう良さがあるので。

そんな感じで、皆さんもぜひ料理本を活用してみてください！

おわり！