『魔法使いたちの料理帳』とスネイプ先生の授業

セブルス・スネイプ。彼の名前を知らない日本人はどれほどいるのだろうか。知らない人などいないのではないかと思うほど、『ハリーポッター』というシリーズは名作児童小説であり、名作映画だ。

この作品の登場人物は実に多く、それぞれに違った魅力があるので、人気のあるキャラクターも数多くいるのだが、スネイプ先生はその中でも群を抜いて人気のあるキャラクターだ。下手をすると主人公の仲良し3人組をも上回る人気の程で

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ブッチャーと野獣、ついに来訪!!

NY・肉料理専門店のcookbookが発売に

ニューヨーク「ベアトリス・イン」のオーナー兼シェフ、アンジー・マー。

彼女の初となるcookbook『Butcher and Beast: Mastering the Art of Meat: A Cookbook』が発売になることは、6月にお伝えしました。

肉食を忌避する傾向にあるここ最近のフード界にあって、肉料理をメインに提供するレストランの

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「文化を理解したいなら、まず味わうことだ」デボラ・ケイター
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料理本は心の声に素直なタイトルがヒットする

書店においては、料理本というのは実用書と呼ばれるジャンルに分類されます。
実用書とは、平たく言ったら、ハウツー本のこと。作り方とか勉強の仕方とか考え方とか。
世界的に有名になった「こんまり」こと近藤麻理恵さんの主戦場である収納の仕方もたくさんの種類の本がありますね。アドラー心理学をとてもわかりやすく教えてくれた『嫌われる勇気』は今もベストセラーランキングの常連で、こうしてみると一般的な意味で言うと

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いいんですか? 疑問とかないですか? でもうれしいです。
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うずまき模様は故郷のしるし

Eaterが選ぶ秋のcookbook 2019年版 その8

フード情報サイトEaterの9月3日付け記事から、この秋に発売される新刊cookbookを紹介しています。

前回のストーリーでは、政治・国家的な「イスラエル」ではない、実際にそこに住むひとたちが食べている「イスラエル料理」をフィーチャーしたcookbookと、約20年前に時代を風靡した四川料理のcookbookのリバイバル版をご紹介し

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「グレープフルーツは食べる前がいちばん酸っぱい」うちの妻
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世界の四川はイスラエルに釘付け

Eaterが選ぶ秋のcookbook 2019年版 その7

フード情報サイトEaterがピックアップする、この秋の新刊cookbook。
そのなかから2冊ずつをゆるゆると取り上げています。

前回のストーリーでは、ナチュラルワインの最新事情がわかるガイドブックと、ニューヨーク・タイムズ紙のレシピコラムニストによるカジュアル料理のcookbookをご紹介しました。

『Nothing Fancy』

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ありがとうございます!また明日も味見しに来てくださいね!!
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ちゃんと流行りで、確実に実行可能だよ

Eaterが選ぶ秋のcookbook 2019年版 その6

この秋に発売のcookbookを、フード情報サイトEaterがおすすめする9月3日付の記事を読んでいってます。

前回のストーリーでは、ニューヨークにアトリエ兼ショップを構える「スパイスの達人」によるスパイスcookbookと、フーディーなラッパー・クエストラヴがオーガナイズしたミックステープcookbookをご紹介しました。

Net

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「味見の為の本があり、丸呑みする為の本もある」フランシス・ベーコン
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売れてる料理本から透けて見えるものに、料理本のおもしろさがある。

料理の本を編集するようになって10年ほどです。
編集稼業としては30年もやってますから、料理本編集者であると言うにはぜんぜんまだまだ、駆け出しにすぎません。

大好きな世界なので夢中になって仕事に没頭していたら、時代はどっぷりと「レシピはスマホで検索するもの」で、書店に並ぶ料理本はSNS発信の人気者の本ばかりになりました。

そういう本はとてもよく売れています。
よく言われるように、その著者のファ

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うれしいっ! あなたも料理本好きなんですね、うれしいなあ
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料理本を愛でるサイトCOOKBOOK LAB.準備中です。

「料理本を愛でるラボCOOKBOOK LAB.」を制作しています。

いわゆる書評専門のオウンドメディアというものです。

扱うのは料理本だけと決めているけど、そこはゆるやかに考えています。
だから料理が主体の小説とかエッセイ本もあるし、主人公が料理人というどストライクなものもあるかもしれません。
日本の料理本、世界の料理本、写真がいっぱいあるやつ、文字しかないやつ、料理が主体の雑誌も、もう売って

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ミックスは世界をしあわせにする最高の調味料だ

Eaterが選ぶ秋のcookbook 2019年版 その5

この秋に発売される15冊のcookbookを、フード情報サイトEaterのおすすめ順に読んでいってます。

前回のストーリーでは、本当の意味で「アメリカ料理」を作り出したアフリカ系アメリカ人のレシピを集めたcookbookと、人気ユーチューバーによる韓国家庭料理のcookbookをご紹介しました。

マンチの料理動画は本当にわかりやすく

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「食物を愛するよりも誠実な愛はない」バーナード・ショー
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マイノリティ・フード・リポート

Eaterが選ぶ秋のcookbook 2019年版 その4

フード情報サイトEaterの9月3日付け記事をもとに、秋の新刊cookbookを少しずつご紹介しています。

前回のストーリーでは日本料理を世界に伝えるナンシー・シングルトン・八須の最新作と、イギリスcookbook界の重鎮、ダイアナ・ヘンリーのワンプレート調理本をご紹介しました。

『Food Artisans of Japan: R

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「食物を愛するよりも誠実な愛はない」バーナード・ショー
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