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『バリスタという仕事』~私が好きな理由~

こんにちは!メルボルン在住バリスタ見習いのTinaです!

私は大学の卒業論文はバリスタについて書いたほど、バリスタという仕事に憧れていました。

今はまだバリスタと名乗るには恥ずかしいくらい未熟者ですが、
私が考えるバリスタ像やバリスタの役割について書いていきたいと思います。(私の卒業論文を要約したような投稿です笑)

まず皆さんは、バリスタは単に「コーヒーを作る人」という風に考えていませんか?これは確かにそうです(笑)
しかし私はこれ以外にもたくさんの役割があると考えています。

この記事をきっかけに皆さんがバリスタという仕事をより知ることで、
普段飲むコーヒーを特別なものにできたら嬉しいです。

それでは早速!

”バリスタという仕事”

①コーヒーやその他ドリンクを手掛けるエンターテイナー

私はバリスタはエンターテイナーのような存在であると考えています。
なぜなら単に美味しいドリンクを作るだけでなく、ラテアートをはじめとする見た目に注目されることが多いからです。
ラテアートは料理でいう、”盛り付け”に当たるものと考えています。
単に同じコーヒーでも、綺麗にかわいく仕上げられたコーヒーの方がわくわくしますよね?そのような考え方です。

メルボルンの有名店”Patricia”にて

またドリンクを作る”所作”も、よく注目されます。
バーテンダーのように、お客さんがコーヒーを作る過程を楽しむことで、
コーヒー一杯の印象をより高められると考えています。

②コーヒーの伝道師

皆さんは普段飲んでいるコーヒーがどこから来ているか知っていますか?
コーヒーは大抵、南アフリカやアフリカ、東南アジアの国々で収穫され、その後様々な加工を経て、遠い先進国へ大抵運ばれていきます。
普段当たり前に飲んでいるコーヒーは、はるばる遠い国から様々な人の手を経て、私たちの下へと届いています。

その最後の『コーヒーを作る』というバトンを任されているのは、
”バリスタ”なのです。
なので私はバリスタは、今までコーヒーができるまでに関わったすべての人を代表して、”美味しいコーヒーをお客さんに届ける存在”であると考えています。

美味しいコーヒーは身近にあふれています。しかしその素晴らしさやコーヒー生産の物語を知ることによって、もっと美味しく深みのあるコーヒーになるのではないでしょうか。
そういったストーリーをお客さんにとっても楽しく伝え,
”一杯のコーヒーを特別なものにする”ことは、バリスタの仕事の一部であると考えています。

以上が私の考える、コーヒーを提供する以外のバリスタの役割です。

”私がこの仕事に魅力を感じる理由”

①カフェという空間が好きだから

まず、カフェという空間は”日常を特別なものにしてくれる”と考えています。
これはそのカフェの雰囲気など空間づくりをはじめ、提供されているコーヒーやスイーツ接客など、
必ずしも毎日必要でないものであるからこそ、私にとって”日常をときめかせてくれる存在”であるからです。
その大きな一部を担うバリスタという存在にとても魅力を感じます。

②人々の日常に大きく関わっているから

カフェという場所は、非日常的であるとともに、人によっては日常的な場所でもあると考えています。
カフェは憩いの場所であるからこそ、人はお気に入りのカフェを見つけると通いたくなる習性があると思います。
落ち着くから、バリスタや店員と話したいから、食べたいものがあるから…など理由は人それぞれだと思いますが、飲食店の中でもその垣根が低いのがカフェという場所だと思っています。

ここでオーストラリアのカフェ事情を少し紹介・・・
日本ではあまり一般的ではないかもしれませんが、
特にオーストラリアにいると、コーヒー文化が深く根付いているので、みんな毎日のようにコーヒーを買うので、バリスタの存在の大きさを感じます。
またオーストラリアの人は出勤時や休憩時にコーヒーを買うことが多いので、その時間帯に合わせて、朝早く(7時から8時ごろ)から開店し、
お昼過ぎ(3時や4時ごろ)には閉まります。
1日を始めるためのコーヒーに携われるってなんか素敵じゃないですか??♡

こんな感じで私は人々の日常に近づけるバリスタの存在に憧れています。

最後に

いかがでしたか?
皆さんが普段飲むコーヒーに対する考え方が変わったり、カフェの楽しみ方に少しでもお役に立てたら嬉しいです!

こんな感じでこれからもコーヒーの豆知識や、バリスタとしての考え方などを発信していきたいと思います!











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