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神アニメが復活しました

子どもの頃からアニメは割とよく見ていたが、最も思い入れの深い作品は『ゾイド-ZOIDS-』だ。知らない景色や過酷な環境などの冒険要素を撮影に求めるのはこいつのせいだと思っている。

まずは配信開始された第一話を見てほしい。話はそれからだ。

4月からTOKYO MXの月曜19時で放送されていたのは知っていたが、ちょうど仕事の定時なのでなかなか見ることはできないと思っていた。まさかYouTubeで配

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氷の世界

氷の世界

GFXを買って撮りたかったのは雪の結晶。残念ながらそれはまだ撮れていないが、最後に寄った中禅寺湖畔で撮り応えのある氷を見つけることができた。

足場にできる石が少なく、構図の自由度はかなり低かったが初見でも満足いくものが撮れたのでこれ以上はなかなか撮れないだろう。もっと撮りやすい位置に氷ができれば違うかもしれないが。

殻が割れたように穴が開いている。石に沿って氷が張ったのだと思うが、なぜか氷だけ

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ぼっち・ざ・ろっく!の感想

ぼっち・ざ・ろっく!の感想

Twitterでたびたび話題になっているのは知っていたが、ちゃんと見たのは年末年始。最終回が終わってからの一気見だった。
最近見ているアニメはほとんどが続編ばかりで新規には手をつけていなかった。タイトルだけ見てまた転生ものか、と思い1話目すら見ないのがほとんど。リコリコは気になっているけどまだ見てない。

何で先にこっちを見たかは本当に何となく。あえて挙げるならTwitterのアイコンに使われてい

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2021/06/27 Sun

2021/06/27 Sun

また朝までボイチャしてしまった。今日映画を観に行くのは無謀なので、大人しく写真展を回ることにする。
とはいえ今どんな展示をやっているか全く調べていないので、当日に検索するぐだぐだっぷり。それでも定期的に足を運ぶギャラリーはどれも面白そうなものをやっていたので、全て回ることにした。

最初は新宿のリコーとオリンパス。
パリのスナップは時代性もあって新鮮だった。エッフェル塔を見ると凱旋門を想起し、そこ

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さらば、全てのエヴァンゲリオン

さらば、全てのエヴァンゲリオン

観た当日に日記を書いたが、あの時は喪失感やら虚脱感やらでただただ「終わった」ということしか浮かばなかった。
これも8日に書き始めてはいるが、まとまるのは2回目か3回目を観終えてからになるだろう。

3/24に2回目を観てきた。
一から全部書き直そうかとも考えたけど、初見の素直な感想も残しておきたいので追記していくことにする。

そうまとめてきたか1回目のスタッフロールが始まったとき真っ先に感じた。

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2020/12/16 Wed

2020/12/16 Wed

ただただ圧倒される写真ばかりだった。構図だとか、撮影技法だとかは一切介在しない天体写真。当然と言えば当然、ハッブル宇宙望遠鏡は作品として撮影しているわけではないのだから。それでも見るものに感銘を与える写真の数々は、印刷サイズやプリントの影響だけではない。被写体そのものの美しさ、それのみによってこの写真展は成立している。

作為的な何かがあったとしか思えない色、形。これをハッブルは可視光で捉えた(展

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日光の旅 〜2つの大使館別荘記念公園〜

日光の旅 〜2つの大使館別荘記念公園〜

日光は3年前の年末年始に訪れて以来、定期的に行っている。おかげでいくつかお気に入りのスポットもできたし、素晴らしい眺望に出会えることが増えた。

11月の三連休は宿泊を伴うものだと3回目になるだろうか。この旅で出会った場所は本当に素晴らしく、景色だけでなく日光の歴史を感じさせるものだった。

それが英国大使館別荘記念公園と、イタリア大使館別荘記念公園だ。

英国大使館別荘記念公園

英国大使館別荘

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Spring Songの雑感

Spring Songの雑感

公開からかれこれ4回観た。スッキリした話としてはUBWが、鬱エンドとしてはZeroが自分の中でトップにあり、Heaven’s Feelの劇場三部作はどちらにおいてもトップではない。

にも関わらず4回劇場に足を運んでいる。これが映画の持つ魔力なのか、というほど繰り返し観たくなる作品だった。

UBWは劇中歌が流れるあの場面で泣いた。今作、Spring Songでは120分の中で何回泣かされたか。

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2020/02/17 Mon

2020/02/17 Mon

今日はソール・ライター展へ。この前の展示は1回しか見なかったから、今回は2回は見ようと思って前売り券を2枚買っておいた。

1月末、X-Pro3を買った日に1回見に行っていて、それから撮った写真を見てみると少し自由になった気がする。

「我が心は不動、しかして自由に在らねばならぬ」
使っているとそんな気持ちになる。これまで使ってきた富士フイルムのカメラの中でも最良のカメラだ。

ウエストレベル、ノ

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FUJIKINA 2019

FUJIKINA 2019

愛用している富士フイルムのイベントが晴海で行われるということで、来場宣言をしてフォトウォークにも申し込んだ。以前参加した2017は平日夜の開催だったため退勤してから猛ダッシュをしたが、今回は土日なので余裕がある。と思っていたら予定より1時間寝坊する不始末。

FUJIKINA 2019の一番の目玉イベントは先日発表されたGFX100のタッチ&トライだろう。1億画素の中判(富士フイルムはラージフォー

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平成しんちう屋へ

平成しんちう屋へ

たまたまTwitterで流れてきたブログ記事がきっかけで、平塚市美術館で開催されている深堀隆介氏の平成しんちう屋に行ってきた。

抽象画や前衛芸術と呼ばれるようなものは全くわからないが、写実的なものは感性が死んでいてもリアルさという視点で楽しめる。実物を見たときの第一印象は「これ標本じゃないの?」だったが、写真で見てみると生きていると錯覚しそうになる。

制作工程は何となく想像できたが、この緻密さ

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幸福とは

幸福とは

9月に所属している写真サークルの写真展があるので、これまで撮ってきたものを一から見直している。

二度の海外旅行の相棒はX-E1とXF35mmF1.4だった。どちらも中古で買ったもので、当時は後継のE2が既に発売されてたしT1の評価が出揃っている時期だった。

型落ちのE1は確かにフラストレーションもあった。書き込みも遅かったし、動体追尾も正直使えたもんじゃない。防滴じゃないからクイーンズランドで

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絵と写真、写真と写真表現

絵と写真、写真と写真表現

高校の同級生が個展を開いているので行ってきた。自分は写真、彼は絵画と種類は違うが同じ視覚芸術なので色使いや構図で参考にできるものがあるのでは、という考えもあり。

また個展という自分にとっての夢(目標と書けないあたり、自分の写真に対する意識のなさを自嘲する)を叶えている彼の作品を純粋に見てみたい、という気持ちももちろんあった。

もっとも、彼が個展を開くのはこれが初めてではない。開場のCafe &

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未知との遭遇

未知との遭遇

先日写真展に行ってきた。

写真展自体は"足しげく"というほどではないにせよ、そこそこ行くようにしている。
それでもここまで異質な、見たことがない写真展は初めてだった。

伺った写真展は写真家・須田誠さんが開催している写真教室の卒展。
表現クラスという、写真集を作ることを主軸にしているクラスの方たちの写真展とのことだった。

1人の展示に釘付けになった。
L版の半透明な写真をアクリル板に貼りつけて

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