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リーダーの役割①〜求められること〜

リーダーに最も求められることは?

仕事を割り振ること?
統率すること?
指導すること?
メンバーをやる気にさせること?

どれも必要ですが、最も求められるのはチームの出力を最大にし続けることです。

どういうこと?となると思いますが、

  1.  5人が50%の力を出す = 50万円の利益。

  2.  5人が100%の力を出す = 100万円の利益。

と考えるとわかりやすく、会社に10チームあると500万円、100チームなら5,000万円の違いを出すことが可能になります。

利益が上がるとマーケティングや社内環境整備等に多くの費用を使用できるようになり、更にユーザーを確保する戦略を打つことができます。
ユーザーが多くなっていくと更に利益が上がり、事業拡大や従業員へ安定した就労環境が提供できるようになっていきます。

結果、会社/従業員双方にプラスという環境が出来上がるので、よりチームの出力をあげる人物を多く確保したく、それがリーダーに求められる役割となります。

どういう時にチームの出力は下がる?

ネガティブな意識となった瞬間に出力は下がりますが、様々なパターンがあり、以下のような場合があります。

  1. 苦手な仕事を依頼された

  2. いつも自分がやっている

  3. 自分の意見が通らない

どのパターンでも明確な理由があります。

  1. 苦手な仕事を依頼された
    苦手と感じる場合は、よく知らないことが原因となっている場合が多く、よく知らないから本来はすぐに終わる仕事でも終わりまでの流れが想像できず、嫌悪感が生まれます。
    また、向上心があったとしても自身の中で素直に「仕事を受けても良い」と思えるまでの効率化を図っていくこともできず、苦手だ、依頼されたくないという気持ちが強くなっていきます。

  2. いつも自分がやっている
    複数担当がいる場合に起こりやすく、担当や責任範囲を明確にできていないことが原因です。

  3. 自分の意見が通らない
    想像しやすいパターンとして2つあります。
     ・自身の思い通りにするために都合良くコントロールしようとしている。
     ・最終的にどのようになっていることが完了形かが伝わっていない。

出力を維持するためには?

結論から言うと、自身で考えた方法でゴールに向かうと不満は出にくくなります。
きちんと指示しないとダメになるのでは?と不安になると思いますが、事前の指示の出し方次第で回避することが可能です。

タスクに対して一つ一つの手順を伝えるのではなく、

  1. 最終的にどうなっていれば良いか

  2. 押さえておくポイントは何か

を伝え、プロセス(手順)は個人に任せると不満は少なく、自主的に目標に向かう環境となり、問題が起きた際に自身が当事者であると認識すると反省点を明確に考えます。

その上で問題が起こると想像できる箇所にセーフティネットを張っておくと、メンバーを守ることができ、リーダーも安心していられます。


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