touhukan

こんちわ! このアカウントは自分の趣味の為に使う所存です。 出来れば週1回を目安に投稿…

touhukan

こんちわ! このアカウントは自分の趣味の為に使う所存です。 出来れば週1回を目安に投稿でければいいですね!

マガジン

  • short short story

    創作のショートショートを投稿していきます。

  • 怪談民俗学

    怪談と民俗学の融合。 繋がりや考察など

記事一覧

【ショートショート】蝉【創作】

夏、灼ける様に暑い日差しを避けるように木陰に入っている。近くの川から流れてくる風が程よい冷気を帯びて肌を冷やす。まるであちらとこちらを別けるように影とが境界線を…

touhukan
3日前

第2怪 「コトリバコ」について

コトリバコとは怪談好きじゃない方もネットをかじっている方は一度は聞いたことがあるのではないだろうか。 2チャンネル洒落怖より2005年に投稿された「子取り箱(コトリ…

touhukan
3週間前
6

第1怪「牛の首」について

皆様、「牛の首」という怪談をご存じでしょうか。 怪談と言っても色々と無限にありますが、みんな知っていて誰もしらない怪談といえば、ということで今回「牛の首」という…

touhukan
1か月前
11

第0怪 怪談民俗学について

今現在、世間では怪談ブームが来ております。幼い頃より、自分で怪談を作ったり、聞いたりすることが好きだった私がこれを機に怪談をより深く知るために勉強したいと思い。…

touhukan
1か月前
20
【ショートショート】蝉【創作】

【ショートショート】蝉【創作】

夏、灼ける様に暑い日差しを避けるように木陰に入っている。近くの川から流れてくる風が程よい冷気を帯びて肌を冷やす。まるであちらとこちらを別けるように影とが境界線を造っている。覚めてきた頭でぐるぐると考える。先程まで元気に動いていた目の前のそれをどうするべきなのか、一番最善の方法を考える。ああでもないこうでもないと考える。近くの木では許さないとでも言うように夏の虫がけたたましく鳴いている。時折、ざああ

もっとみる
第2怪 「コトリバコ」について

第2怪 「コトリバコ」について


コトリバコとは怪談好きじゃない方もネットをかじっている方は一度は聞いたことがあるのではないだろうか。
2チャンネル洒落怖より2005年に投稿された「子取り箱(コトリバコ)」、女性や子供にだけ禍いを齎す強力な「呪物」として紹介されています。
1860年代後半から1880年代の前半にかけて作られていたとされており、
現代の怪談ではその頃作られたコトリバコが蔵から出てきた等の怪談が挙げられています。

もっとみる
第1怪「牛の首」について

第1怪「牛の首」について

皆様、「牛の首」という怪談をご存じでしょうか。
怪談と言っても色々と無限にありますが、みんな知っていて誰もしらない怪談といえば、ということで今回「牛の首」という怪談を選びました。
怪談やオカルト好きな方は”名前”だけだったら聞いたことある、と思うでしょう。実はこの「牛の首」という怪談。内容は無いとされています。
名前だけでも怖いのですが、この怪談の特徴は「聞いてしまったら恐ろしすぎ死んでしまう」と

もっとみる
第0怪 怪談民俗学について

第0怪 怪談民俗学について

今現在、世間では怪談ブームが来ております。幼い頃より、自分で怪談を作ったり、聞いたりすることが好きだった私がこれを機に怪談をより深く知るために勉強したいと思い。これより記事をしたためます。

怪談民俗学とは。

まず、『怪談民俗学』とは何かを説明したいと思います。
この言葉については完全に造語なのだが、簡単に言うと”怪談”を読んだり、聞いたりする時に、別の視点”民俗学”があれば、また新たな見方もで

もっとみる