星がいつもよりも美しい
もう、2年が経った。
多分、これからの人生の長さを考えると、
「まだ」2年と言う方が正解だろう。
正直なところ、
彼女の姿を目にすることがなくなっても、
特に日常に差し支えはない。
仕事を始めたばかりの頃は、
推しの頑張りがあるから自分も頑張れている、
なんて「他惚れ」ていたが、
今の自分が頑張る理由なんて、
誰かのためとかではなくて、
自分の生活を漕ぎ進めるためでしかないし、
刺激的な日々を過ごす中で、
「推し」の存在は、
頭の中の小さな引き出しに雑多に仕舞われて、
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