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明日やろうは馬鹿やろうだ

みなさんお久しぶりです!
名前が少しマイナーチェンジしました悠人です

さて、ずっと書きたいと思っていたnote、書きかけの38件の下書きをすっとばして今これを書いています。やばいな(笑)

タイトルの言葉を一番肝に銘じなければならないのは、きっとぼく自身でしょう。

明日やろうは馬鹿やろう

ぼくこれ本当に思うんですよね。
完璧主義者が、最高のタイミングを狙ってそれまで動かない。獲物を確実に狩るために、丈の長い草むらに潜み、すぐとびつけるように姿勢を低くしたまま機をうかがう…

でもそれっていつくるの?
明日?来年?5年後?10年後?もっと…?

もしライオンが狩りでずっとそんなんしていたら、かがんだままの脚が痺れちゃうかもしれないし、何も食えずしんでしまう。

だけどあの子たちは、狩りの成功率はさほど高くはなくても、それなりに食べて今日も生きている。

ものは違えど、つまりそういうことなのかなと思う。

ぼくが体験した最も最悪だった「明日やろうは馬鹿やろう」はおばあちゃんの電話だ。

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今も忘れない。3年前の1月、大雪の降っていた日の夜、おばあちゃんから留守電がはいっていた。

その頃、おばあちゃんはもの忘れが激しかった。もの忘れというのか、記憶があいまいになることがよくあったのだ。留守電はどうやら自分の息子にあてたものだったらしい。でも、なぜかぼくの名前も呼んでいた気がする

「もしもし?元気かい?何してるの?なんで連絡くれないの、さみしいよ…」

悲しげな声だった。

普段なら即効掛け直したであろう。
なぜならぼくはおばあちゃんが大好きだ。

でも、ばあちゃんの体のことやぼくを気遣ってか、母ちゃんは記憶があいまいになっている連絡には返しちゃダメだよ、と言った。

なるほどと思い、ぼくはたいして考えも巡らせず、お返事をしなかった。

次の日、友人に会うために出先にいたぼくの携帯に父から一通のメールがはいっていた。

“おばあちゃんが危篤。もう永くはないかも。いまどこ?すぐ病院に行くから”

ぼくは友人の前にも関わらず、かなり動揺した。

だっておばあちゃんはいま、病気一つしてなかったんだもの。もの忘れだけでしょう…?

頭の中がはてなでいっぱいになった。
とにかくすぐに病院に行くこととなった。

病室に着いてすぐに泣いてる母ちゃんと、いつもとは違うおばあちゃんがいた。目は、開いていない。

おばあちゃんはとても苦しそうだった

お医者さんは無慈悲にいう。
「今夜か…せいぜい保っても3日ですね」

全くもって信じられなかった。
だって、特別病気はしておらず、昨日までぼくに電話してきてたおばあちゃんがなぜ…?

どうやら心臓が弱っていたらしい。

ぼくはひどく後悔した。もっとあれこれ一緒にしたかったから。立派になった姿だって見せてあげたかったし、一緒にまたゲオにまんがを買いに行きたかった。お金をいっぱい稼いで美味しいものだって食べさせてあげたかったし、旅行だってなんだって、もっと

でも奇跡はおきた。
なんと、おばあちゃんは今でも生きている。保って3日と言われたのに、3年も頑張ってくれているのだ!すごいぞおばあちゃん!すごいぞ心臓!!やったぁ!!!!

でも入院したっきり、もうベッドから動くことは出来なかった。

それに回復当初は記憶がほとんどなく、人格が変わってベッドにいながらも激昂し、つかみかかってきた。すごい力だった。ぼくの知っているかわいくて優しいおばあちゃんではなかった。痛かったのはつかまれた手ではなかった。

何度も記憶が消えたり戻ったりして、いまはもうぼくのことはわかっていないかもしれない。

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ただ生きてるだけでいい
そんなの少し綺麗ごとだと思った。

元気でいてほしい、出来れば会話が普通に出来ていてほしい、そうだな…どこかに一緒にいける体力もほしいな。あ、あと時間も…

そんな風にあれこれ願ってしまう。
生きていても、痛みのなか何もわからずにただ辛そうなのは嫌だ。なんて思うようになった。

そのとき気づいた。そんなあれこれが全部叶っていたおばあちゃんが倒れる前、ぼくは一体何をしていたんだ?

そう、たいして何もしていなかったのだ。
元気でいるのが当たり前だなんて思っていたからだ。

一番最期のチャンスだったかもしれないあの電話に出られなかったことを、返事を返さなかったことを、ぼくは今でも後悔している。

明日やろうは馬鹿やろう

ぼくは馬鹿やろうだった。

今でもよく馬鹿やろうかもしれない。
でも、後悔したから前よりはマシやろうだ。

このnoteを読んでくれた人には、そんな取り返しのつかない後悔をする前に行動できるように心から祈っています。あなたがもし、ぼくと同じように馬鹿やろうな経験を既にしていたのなら、次からは後悔のないように、すぐに動き出せたらなと思っています。

当たり前のことだけど、何をするにも迷ってるよりすぐやったほうが時短だし、そのぶん手数も増やせるので、自ずとチャンスも成功も増えると思うんだ。失敗も増えるだろうけど、それも「経験」にしてしまえばある意味成功だし。

世の中はきっとぼくが思っている以上にすごいスピードで動いていて。それに乗り遅れず、どんどん目の前のものに飛びついていくのが逆に最高のタイミングなのではないか、とさえ思う。

自分に言い訳したりだとか、明日は大事な予定があるから今日はちょっと〜とか、本当もったいないぞ!ってすごく思う、特にぼく自身に…

やらなくちゃいけないこと、今やりたいこと、出来ることならみんなすぐやろうね!すぐ!!
ぼくもこれを書きながら、やらなくちゃ!って改めて思いました。やります!

最後まで読んでくれてありがとうございました😊

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