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これが正しい糖質制限。ダイエットに食べてほしい糖質BEST3

「正しい糖質制限を知りたい方へ」ダイエットに食べてほしい糖質BEST3を教えます。

「糖質制限」というと、約8年前、某CMをきっかけに急激に流行ったワードですよね。

このダイエットが流行ったことで、糖質制限を指導するトレーナーさんが増えました。

しかし、「自分が成功した糖質制限でなんとなく指導している」「何が正しい糖質制限かわからない」など、知識不足の危険な状態で健康指導するトレーナーも少なからずいます。

間違った糖質制限だと、ダイエットには成功してもお客様を不健康にさせてしまう危険性があるのです。

本記事を読み、良い糖質を知ることで、お客様を不健康にさせないダイエット食材を伝える事ができます。

間違った糖質制限は非常に危険

間違った糖質制限は「非常に危険」です。糖質制限には、3つのリスクがあります。

・腸内環境の悪化
穀物を制限すると、乳酸菌などのえさである食物繊維が不足し、タンパク質が増えるので腸内を荒らす炎症性細菌が増加します。

炎症性細菌が増加し腸内環境が悪化すると、「メンタルの不調」「便の不良」「オナラが臭くなる」などのデメリットがあります。

・緑黄色野菜と果物の摂取不足
糖質制限は、カボチャ、芋や玄米、豆などのでんぷん質の植物を避けるイメージがあるかと思います。

しかし、これらの植物は科学的に認められた健康的な食材であるため、制限は控えましょう。

特にカボチャやトマトなど色のついた野菜や豆類を控えることは、抗酸化物質や食物繊維などの不足を招くのです。

科学的根拠に反した誤った選択なので気をつけましょう。

・動物性たんぱく、動物性脂肪、塩分の摂取過剰
糖質制限をする方は、甘いものを嫌がり、サラダチキンやゆで卵、チーズなど、動物性食品に偏って食べる傾向があります。

サラダチキンやチーズなどは塩味が多く、肥満やがんなどの生活習慣病のリスクが高いので、健康から遠ざかってしまいます。

間違った糖質制限とは?


よくある間違い①「糖質ならば全て避けろ!」
糖質は数ある栄養素の一つに過ぎず、ほぼ全ての食品に含まれています。

厳密に糖質を避けると、何も食べるものが無くなってしまうので、完全に糖質をカットするのは不可能です。

さつまいも、豆、玄米などの食品は、食物繊維の量や質が高く、ミネラルもバランスよく含みます。

糖質は適量食べることにメリットがあるので、必死に避ける必要はありません。

また、糖質制限のためトマトやカボチャ、果物を避ける方もいますが、これらの野菜や果物は積極的に食べた方が健康的だと言えます。

極端な糖質制限は健康から遠ざかるリスクがあるので、賢く選択しましょう。

よくある間違い②「糖質を避ければあとは何を食べてもいい!」
糖質制限が好まれる要因の一つに、「糖質さえ制限すれば、あとは何を食べてもいい」という偏りがあります。

極端な例では、「衣を外せば唐揚げも食べていい」「焼酎ならお酒はOK」「バターも動物の脂も気にしなくてOK」というものです。

揚げ物は油で揚げることが良くないし、お酒も栄養学的にはデメリットしかありません。

焼酎はアルコール分が高く発がん性があるためリスキーです。
バターや動物性脂肪には肥満と生活習慣病のリスクを上げる事がわかっています。

糖質を制限することがたとえ良くても、代わりに不健康な選択をしてはもとも子もありません。

魅惑的な極論に惑わされないでください。

糖質とは?

そもそも糖質は炭水化物の中の一分類で、エネルギー源となる栄養素の一つです。

「炭水化物=糖質+食物繊維」となっていて、エネルギー源になり血糖値を上げるのが糖質です。

炭水化物には、血糖値をあげない(むしろ下げる)食物繊維が含まれていることも忘れないようにしましょう。

重要なのは「糖質を含む自然食品は、良質な食物繊維の摂取源であることが多い」ということです。

それが、玄米や芋、豆やでんぷん質の野菜、果物などの食品になります。

なんでもかんでも無条件に糖質を避けると、健康から遠ざかってしまうリスクがあるのはこのためです。

糖質には砂糖やブドウ糖などの「単純糖質」、でんぷんなどの「複合糖質」があります。

「単純糖質」は消化のスピードが速く、食後高血糖を招いてしまいます。

しかし「複合糖質」は穏やかに吸収され食後高血糖を防ぎます。

ポカリやケーキや菓子パンなどは「単純糖質」を多く含み、おこめや芋などは主に「複合糖質」を含みます。

一概に「糖質」といっても、両者の働きは大きく異なるのです。

正しい糖質制限とは?

単純糖質を制限することは、生活習慣病を予防するメリットがあります。

菓子類、白い炭水化物(食パン、白米)などの精製食品・加工食品は控える方が望ましいです。

その代わり、玄米、黒パン、納豆、皮付きの芋、果物全般はホールフードとして、美味しく調理して楽しんでください。

また、でんぷん質の食品は冷めた方が吸収が穏やかで腸に優しいです。

冷まして美味しくいただくことにもトライしましょう。

健康的な糖質食材BEST3の発表

BEST食材は、食物繊維量の比較ではなく、食生活で「美味しく、食物繊維を多く取れるか?」を考慮して選びました。

3位:オートミール
単独で食べられて、ヨーグルトのトッピングなど、朝食にも取り入れらています。

同様の穀物の中ではタンパク質もダントツに多いのです。

βグルカンなど豊富な食物繊維やたんぱく質、鉄分が豊富となっています。

2位:蒸し大豆・茹で大豆
食物繊維、オリゴ糖、レジスタントスターチなど、「腸内細菌が喜ぶエサ」が満載なのです。

重要な植物性タンパク質の摂取源であり、機能性成分大豆「イソフラボン」も注目の栄養素。

水溶性食物繊維やミネラルをたっぶりとるなら蒸しがおすすめです!

パックやパウチの調理済み食品としても手軽にとりいれやすい食品となっています。

1位:納豆
納豆は蒸し大豆よりも水溶性食物繊維が豊富で、プロバイオティクスとしても重宝されます。

納豆は、タンパク質、ビタミンB群、ビタミンK、ナットウキナーゼなどの酵素を含みます。

そして何よりそのままでも美味しく、ご飯に乗っけると「よくぞ日本人に生まれけり」と思うレベル。

唯一足りないビタミンCをネギで補えばまさに最強食材となります!

まとめ

というわけで今回は「これが正しい糖質制限。ダイエットに食べてほしい糖質BEST3」をお伝えしました。

ダイエットに食べてほしい糖質BEST3は以下のようになっています。

1位:納豆
2位:蒸し大豆・茹で大豆
3位:オートミール

上記の食材を意識して食べることで、正しいダイエットに繋がります。

3つの食材以外にも野菜や果物は積極的に摂るようにしましょう。

そうすることで、お客様を不健康にしないダイエット指導が行えるようになるのです。

ぜひ本記事を参考にして正しい糖質制限を指導してください!

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