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私達の身近にあるパワースポットとは

<答え>公園

公園を積極的に活用しましょう。
仕事のあいまに公園で休憩をとる人は多いでしょうが、その効果は多くのデータでも確認されています。


クイーンズランド大学が2016年に行った研究では、1538人のオーストラリア人を対象に、全員が1年のあいだに公園などで自然と触れ合った量を調べたうえで、うつ病や高血圧の発症率とくらべました。

そこでわかったのは、思ったよりも簡単に自然のメリットが得られるという事実です。具体的な数字を紹介しましょう。

・鬱病の場合は、週に1回30分ほど自然のなかにいれば、自然とのふれ合いがない人にくらべて発症リスクが37%も低下する。

・高血圧の場合は、週に1回30分のラインを超えたあたりから症状が改善していく


これらの数値は自然の接触時間とほぼ連動しており、公園に行けば行くほど心と体は改善していきます。エビデンスの質はさほど高くありませんが、当面は「最低でも週1回で30分は公園に行く」のをベースラインにしつつ、少しづつ接触時間を増やしていくのがいいでしょう。公園で軽く運動をするもよし、のんびり読書にいそしむもよし。1日のリラックスタイムの数分を公園で過ごしてみてください。

ちなみに、公園や森林は、腸内フローラの改善にも重要な役割を果たします。緑が多いエリアには、空気中に有用な微生物が漂っているからです。

グラハム・ロック博士の言葉を引きましょう。
「自然の大気には大量の微生物がふくまれており、空気中で代謝と増殖を繰り返している。花粉のような微粒子が微生物を運んでいるからだ。大気中の微生物は、わたしたちの呼吸器から体内に入って腸へ向かい、免疫システムに影響を与える」

自然の大気を吸い込むだけでも、わたしたちの腸内環境は改善していきます。自然の中で過ごすと体調がよくなるのは、腸内環境が正常化したおかげも大きいのでしょう。まさに公園こそ、科学的に正しい、「パワースポット」なのです。

(参考文献 最高の体調 鈴木裕 P122抜粋)

〈感想〉
科学的に正しいパワースポットがこんなに身近にあったとは驚きですね。
私は最近では週に5-6回のペースで朝ランをしており、この習慣は約1年ほど続いております。おかげさまで体重も16キロほど落ちて体調もすこぶる健康です。
その朝ランですが、基本的には町中ではなく、自然の中を走ることを心がけております。川沿いだったり、山の中だったり、公園だったり。
なんとなくですが、朝に自然を感じることが、私自身とても心地がいいと感じておりました。
確かに1年前と比べて、風邪を引きにくくなったり、精神面でもだいぶポジティブになった気がします。何かストレスがあるとだいたい酒(高アルコールチューハイ)に逃げる日々でしたがそれもなくなりました。
私はこの1年、自然からだいぶパワーをもらっていたのかもしれません。

都会で、身近に川や山がなくても、公園はありますもんね。皆さんも疲れたらちょっと公園に出かけて、パワーをもらってみてはいかがですか!

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