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【気まぐれエッセイ】蜃気楼

幼い頃から真っすぐに
理想を追いかけてきたつもりだった。
悩みの種もいつも同じだと思っていた。
だけどがむしゃらに走っている間に
夢も理想も、悩みすらも、気付けば形を変えていた。


近付いても、近付いても
あるはずのゴールは其処にない。


勇気を持って、目を凝らしてみよう。
覚悟をして、よーく心の中を見つめてみよう。
心の奥の奥の奥に仕舞い込んだ
本当の私を、外の世界へ出してあげよう。


そうすればきっと
欲しかったものはすぐ其処にあったのだと
もしかするともう既に手にしていると
気付けると思うんだ。


近付くたびに遠ざかるゴールを
目指すのは、もういい加減、やめにして……


幸せな時間で人生を埋め尽くしたい私にとって書くことは、不幸を無駄にしない手段の1つ。サポートしていただいたお金は、人に聞かせるほどでもない平凡で幸せなひと時を色付けするために使わせていただきます。そしてあなたのそんなひと時の一部に私の文章を使ってもらえたら、とっても嬉しいです。